7/31 ヤクルト対 横浜DeNAベイスターズ カード最終戦
連勝もいずれは止まるわけですが・・・
1点差の負けも、10点差の負けも負けは負けではありますが・・・
連勝の良い形を維持しての負けとしたいところでした。
しかし、きれいさっぱり今までの財産は吹っ飛んで、良いところなしの惨敗。
一気に逆戻りした感じです。
特にエラーとはなっていませんがミスが多く、なんだか試合に集中できていない感じがしました。
この先の危うさを感じます。
大量失点は早々に試合を捨てた結果ではありますが、それにしても醜いものでした。
観客にとっての救いは村上選手の2号。
チケットを買って見に行って、やっと土産をもらえたといいますか、少しは笑顔で帰路に就けたかと思います。
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
7/31 横浜 対 ヤクルト スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 |
横浜 | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 4 | X | 14 | 21 | 0 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 2号 ソロ(9回)
・横浜本塁打 牧秀悟 16号 3ラン(1回) 佐野恵太 8号 ソロ(2回)
佐野恵太 9号 ソロ(8回) 蝦名達夫 1号 2ラン(8回)
![]() |
負中村優斗、松本健吾、清水昇、沼田翔平 – 中村悠平、松本直樹 |
![]() |
勝平良拳太郎、坂本裕哉、颯、若松尚輝 – 戸柱恭孝 |

村上2号ソロ出典ヤクルト公式サイト2025/07/31
投手陣
先発中村優斗投手。
課題満載の投球でした。
何より制球が課題。
浮き気味で尽く高目に入り、球に力が無いことで簡単に飛ばされていました。
まあ言ってみればバッテイング投手の感じです。
球威、キレも不足では結果は明らかでした。
根本的に球威・・・ストレートの力が上がってこないと難しいと感じます。
正直今のままでは通用しないと思います。
やはりもう一度一からやり直しの感じです。
まずはストレート、制球力、変化球のキレの順番かな?
本来のストレートの威力がどの程度なのか、登板した試合を見る限りは力不足の感がぬぐえません。
本来ストレートが売りだったはずですが、その片鱗を見ることはできていません。
髙津監督は試合後、
「プロ野球なので、そんな甘い世界ではない。いろいろ、克服していかなきゃいけないことがたくさんある」とコメント。
課題が見えたところで、ファームでしっかり鍛えなおし、来季からローテ入りで良いのでは?
以降、松本健吾ー清水昇ー沼田翔平投手の継投。
2イニング投げた松本健吾投手は何とか試合を壊さずでした。
先発の座を目指したいところ。
実績を積むしかありません。
3イニングの清水昇投手。
2イニング目あたりからガス欠の感じでした。
まあ負け試合で無理して引っ張った感じですが、やはり難しい。
なかなか状態が上がってこないところでは結果はいたし方なしでしょうか?
加えて、村上、澤井、松本選手が揃って足を引っ張っては・・・気の毒な場面もありました。
支配下登録後初登板の沼田翔平投手。
この試合の投球では内容的には見るべきものは出せませんでした。
まあ緊張はあったでしょうが・・・
試合は決まってましたので、ある意味楽にいけるところでしたが、制球、球威、キレ、全てがまだレベルに達していない感じです。
始めて見たので本来の姿では無いのかもしれませんが、支配下登録を勝ち取った内容が見えません。
この力でなぜの感じです。
何より安定感の無いフォームが気になります。
これでは制球は?? 再度やり直しかな??
打線
誕生日の岩田幸宏選手が一人気を吐いた感じです。

岩田3安打の固め打ちで猛打賞出典ヤクルト公式サイト2025/07/31
初回ライトへ安打、3回サードに内野安打、6回はセンターに安打と出塁しました。
しかし、後続の選手がそれを生かすことが出来ず、ことごとく芽をつぶしました。
平良投手に上手いことやられてしまいました。
最後に一発の村上宗隆選手。

9回表村上2号ソロで完封を免れる出典ヤクルト公式サイト2025/07/31
このままでは観客を帰せないと思ったのか、意地の一発でした。
ライトスタンド上段に着弾させた2号です。
「あの打席はよかったが、もうちょっと早い段階で打ってチームを勢いづけられたらよかった」とコメント。
確かに最後1本打ったからって勝敗が変わるわけではなく、もっと前に打ってチームを鼓舞して欲しかったとは思います。
しかし今季、ズルズル連敗が続き、散々な気持ちで球場を後にしたファンが多く見受けられました。
希望で終わることが出来なかった。
この試合、最後ファンに希望を届けてくれました。
「連敗することがよくない。連勝した後に負けた後の試合はすごく大事だと思う。期待に応えられるように頑張りたい」と述べている村上選手。
まだまだ状態は7分といった感じですが、気持ちは100%と感じました。
今夜から神宮です。
先発はヤクルトが高梨裕稔投手、阪神は伊藤将司投手と発表されています。
vs
昨日負けて、ついたマジックが消えてしまった阪神。
再灯火させないよう踏ん張りたいところです。
どこまでやれるか?
連勝の状態を取り戻せるか??
この試合のような内容を引きずるとまたまたですが、朗報もあります。
二軍調整中の長岡秀樹選手に一軍ゴーサインが出ました。
当分伊藤選手と併用かと思いますが、打順をどう組むのか興味津々です。
3打席ぐらいは打つのかな?
ヤクルト青柳晃洋誕生
ヤクルト青柳晃洋が誕生しました。
まさかこの補強がほんとに成立するとは・・・
「(入団が決まって率直な思い)メジャーに挑戦して、こういう形で帰ってくることになりましたが、また野球ができる環境を与えていただけたことに感謝しています。(スワローズから声がかかった時の心境)またプロ野球選手として野球を続けられるという喜びが一番大きかったです。(スワローズへの入団を決めた理由)本当に僕のことを必要としてくれたというのが一番です。(スワローズのイメージ)山田選手や村上選手のようなスター選手もいますし、僕がタイガースにいた時から、すごくアットホームな球団だなというイメージがありました。(NPB復帰を楽しみにしてくださるファンの皆さまへ)僕のアメリカ挑戦に対して応援してくれたファンの方々もいますし、送り出してくれたタイガースファンの方もいます。その中で、半ばこういう形で帰ってきてしまいましたが、そういう方達の前でまたプレーする機会をスワローズにいただいたので、ここでしっかりとした投球、元気な姿を見せるのが一番だと思います。NPB自体も盛り上げていけたらいいなと思います」
引用ヤクルト公式サイト
すぐに一軍は無理と思いますので、しばらく二軍で調整し、NPBの球に慣れる必要があるとは思いますが、何せ昨季はまだタイガースでしたので、それほど時間がかからずに上がってくれるのではと思います。
村上選手は青柳投手の球を良く打っていたなという記憶と同時に、山田選手は青柳選手が苦手でよくスルーしていた記憶があります。
神宮でどのような活躍をしてくれるのか、楽しみです。
2025年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2025 では2号(通算226号)を更新中です(こちら)

右越え2号ソロ本塁打を放つ村上出典日刊スポーツ撮影・滝沢徹郎2025/07/31
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年7月31日
横浜DeNAベイスターズ 14-1 東京ヤクルトスワローズ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 3-6 広島東洋カープ | 甲子園 |
中日ドラゴンズ 7-6 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年7月31日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
95 | 57 | 36 | 2 | .613 | 0.0 |
2 | ![]() |
94 | 45 | 46 | 3 | .495 | 11.0 |
3 | ![]() |
93 | 42 | 46 | 5 | .477 | 1.5 |
4 | ![]() |
93 | 42 | 49 | 2 | .462 | 1.5 |
5 | ![]() |
93 | 39 | 49 | 5 | .443 | 1.5 |
6 | ![]() |
88 | 32 | 51 | 5 | .386 | 4.5 |
コメント