5/28 ヤクルト 対 中日ドラゴンズ カード2戦目
5,6位の対戦ですが、正直力の差ではなく気概、意識の差が大きく差がある感じの試合でした。
共に現状は主力を怪我などで欠き、なかなか戦力的に整わないチーム状態です。
しかし気持ちの入り様に差があります。
送球ミス・野選・ボークと集中力を欠くプレーの連続では勝てるはずもなくでした。
同じようなチーム状態ですが、ドラゴンズの強みはやはりブルペンです。
逃げ切れるだけの切り札がそろっているところと思います。
ヤクルトはここもクローザー以外は調子が継続できずで、逃げ切れません。
交流戦前に5,6位決定の感じがします。
なぜなら、ドラゴンズは打線の軸が戻ればまだ可能性はありますが、ヤクルトは先発、ブルペン、打線と全てがですからもう間に合わないと思っています。
順位や勝敗には関係なく、純粋に野球を楽しむ境地を達観できればいいのですが・・・
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
5/28 ヤクルト 対 中日 スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 4 | 7 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 |
・ヤクルト本塁打 北村拓己 2号 ソロ(7回)
・中日本塁打 なし
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負高梨裕稔、バウマン、清水昇、木澤尚文、大西広樹 – 古賀優大 |
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勝三浦瑞樹、H藤嶋健人、H橋本侑樹、H清水達也、S松山晋也 – 木下拓哉 |

大西2死満塁を3球で火消し出典ヤクルト公式サイト2025/05/28
投手陣
先発高梨裕稔投手。
6回3失点で一応はQSですが、状況からすれば集中力を欠いた結果と感じます。
何といっても勝負所の6回、先頭の三浦投手に、不用意にストライク(棒球)でクリーンヒットが全てと思います。
ここから確り繋がれて、岡林選手に高目のフォーク(失投)を痛打でタイムリー。
送球ミスで進塁されて最後は自滅のボークでした。
せっかくの粘投を台無しにしてしまいました。
初めての好機を確りものにしたドラゴンズの集中力が勝ったといえます。
従来から5,6回の勝負所での失点(しかも大きな)で崩れることが多い感じですから、ここの改善がないと勝ちが来ません。
返す返すも勿体無い内容でした。
以降は バウマンー清水ー木澤ー大西投手の継投。
バウマン投手。
相変わらずハッキリせずで、使いどころが難しく当面この立ち位置でしか投げれない感じです。
無失点で抑えましたし、最速157㎞の球速で安心して見ていられるはずなのですが、どうも不安が付きまといます。
清水昇投手。
状態まだ戻らず、球威・制球・キレ今一つです。
とはいえやっと一軍昇格になりましたので、一歩一歩歩みを進めて欲しい。
こちらも当面この位置と思いますが、そこからどこまで踏ん張れるか。
重傷は木澤尚文投手。
かなりの重症の感じです。
先頭の川越選手に死球を与え、木下選手に1球も投げないうちにボーク。
村松選手のセカンドゴロを二塁手が野選で1点を失いました。
その後代打大島選手に安打され2死1,2塁。
田中選手にストレートの四球を出し、満塁となったところで降板です。
やはりまずは制球。
アップアップで結局大西投手を継ぎ込む破目になりました。
一度抹消で再調整が必要な感じの内容でした。
大西広樹投手
二死満塁によもやの火消で登場です。
状態がどうかを見極めるヒマなく、岡林選手を3球でサードゴロに打ち取り、終わってしまいました。
ブルペンが厳しい中、昨年の状態まで戻ってくれれば大きな力になります。
5月13日に一軍初登板し、5試合に出て防御率0.00。
厳しい場面でもしっかり投げることが出来ましたので、今後に期待したいと思います。
打線
繋がりません。
前半の得点機に取れていれば展開も変わったでしょうが、兎に角あと一本状態が続きます。
体調不良かなぁ・・・ サンタナ選手までも欠いては・・・ベンチにはいるのにどうしたものなのか。
不調の山田選手の5番も聊か疑問大の組み方です。
守りの穴となっているところで、セカンド北村、ショート伊藤で少し守備を固めないとと思います。
この試合は、送球ミス・野選・ボーク・犠打失敗など自滅ともいえる流れでした。
せめて確り守らないと・・・・
そんな中ですが、7回、北村拓己選手が2号を打ち、完封を免れました。

北村拓2号ソロ出典ヤクルト公式サイト2025/05/28
今季崖っぷちと思ってか、踏ん張っています。
正直なところ足はあまり速くないですし、守備範囲が狭く動きも今一つの印象ですが、今季犠打を4、四球3、死球3、打点3、得点5、打率.326と結果を残しています。
村上、長岡選手と内野手を欠き、山田選手の守備力低下というタイミングは、降って湧いたチャンスです。
これまでのキャリアハイは2021年の打率が.256、打席数が103、安打数23で、その前後は残念な結果になっています。
今季打席数が53、安打14とこのままいきますとキャリアハイを超えていくと予想されます。
気を引き締めて挑戦し続けて欲しいと思います。
さて今夜は中日とのカード3戦目。
先発はヤクルトが小川泰弘投手、中日はマラー投手と発表されています。
vs
小川投手には何とか粘投を。
マラー投手が初物なので、心配ではありますが、今度こそ打線はあと1本を出してカード勝ち越しといきたいところです。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年5月28日
東京ヤクルトスワローズ 4-1 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 4-1 広島東洋カープ | 金沢 |
阪神タイガース 1-0 横浜DeNAベイスターズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年5月28日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
48 | 27 | 19 | 2 | .587 | 0.0 |
2 | ![]() |
50 | 27 | 22 | 1 | .551 | 1.5 |
3 | ![]() |
46 | 24 | 20 | 2 | .545 | 0.5 |
4 | ![]() |
46 | 22 | 21 | 3 | .512 | 1.5 |
5 | ![]() |
47 | 20 | 25 | 2 | .444 | 3.0 |
6 | ![]() |
43 | 14 | 27 | 2 | .341 | 4.0 |
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