4/12 対 横浜DaNAベイスターズ
だだでさえ苦手なケイ投手に、このところ湿りがちを越えてグッショリの打線では全く手も足もでませんでした。
ほぼワンサイドゲームの印象で、見るところなく終わったなぁと思っていたのですが・・・
DeNAは完勝試合で少し舐めたか?
お試しが過ぎたような、最後DeNAベンチの不可解継投での自滅。
それに付け込んで意地は見せれど力及ばずで、まあ完敗と言える試合でした。
それにしても苦手攻略に相変わらずの策なしは、ついイライラが増します。
何かやっている気配も見えずただ淡々と試合を進めるは無能と思えます。
人生が長いですが、なかなか達観できずで、これもファン故のことと、お許しください。
ただ冷静に見ましても、一度苦手となると何年も解消できない悪癖?は、怪我人が多いことと合わせヤクルトのアキレス腱だと感じています。
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
4/12 横浜DaNAベイスターズ 対 東京ヤクルトスワローズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 7 | 0 |
横浜 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | X | 5 | 9 | 0 |
・ヤクルト本塁打 なし
・横浜本塁打 なし
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負ランバート、山本大貴、阪口皓亮 – 中村悠平、松本直樹 |
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勝ケイ、石田裕太郎、ウィック、S伊勢大夢 – 山本祐大 |
先発ランバート投手。
あまり出来がよくありませんでした。
ストレートが走らず変化球のキレも悪く制球が甘く浮き気味では、結果は当然と言えます。
5回7安打2四球4失点の数字通りの内容でした。
球数70と言うことから、悪くともまとまっている感じです。
大崩れは無いが小崩れはするというところでしょうか。
打線が援護していたら、また違う結果になっていたかとは感じますが。
調子の波は致し方ないものですが、次の内容が問われると思います。
2番手山本大貴投手。
今季はあまり出来が良くありません。
スライダーのキレが悪くストレートも威力が今一つ、制球も今一つです。
昨年の輝やきは一年で消えてしまうのかの感じです。
一度入れ替えて調整し直さないと使いどころが難しいのではと思います。
3番手阪口皓亮投手。
一にも二にも制球です。
簡単に四球を出してしまう所が改善できないと、なかなか信頼は得られません。
良い球悪い球がはっきりし過ぎています。
かなり速いテンポで投げますが、この辺りも良し悪しと思います。
テンポが早いのは悪くはないのですが、外れだすと修正が効かない事になります。
良いところが有るだけに何とか・・・と願っています。
パワーピッチャーに有りがちですが、木澤投手の制球はだいぶ改善されました。
一軍で使ってもらっている間に習得できたら、伸びると思います。
打線。
ケイ投手には凡打と三振の山でした。
7回まで投げましたが、ヤクルトはゴロ6、フライ6、三振9、安打2という有様です。
増田珠選手の二塁打とオスナ選手の安打が出ましたが、繋ぎが悪く単発で、得点には全く結びつきませんでした。

増田マルチ安打の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/04/12
それでも継投のミス?に乗じて、9回は繋がった攻撃ができました。
振り返ってみます。
9回のマウンドには回跨ぎで石田裕太郎投手が登板しています。
先頭打者、阪口選手の代打で宮本丈選手。
センターへ安打を打ちました。
先頭に宮本選手を送ったのは、この試合初めての策らしい策かと思います。
赤羽選手、長岡選手が連続三振。
もはやこれまでかな?と思ったのですが、サンタナ選手がレフトに安打を打って2死1,2塁とすることができました。
ここでオスナ選手。

オスナ2安打1打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/04/12
センターへのタイムリー安打。
ケイ投手からも安打を打っていますので、この日2本目です。
センターの守備がもう少し上手かったら取られていたかと思いますが、何とか1点を返しました。
山田哲人選手が打席に立ったところで投手をウィック投手に交代。
ここが疑問でした。
確かにサンタナ、オスナと連打されましたが、オスナ選手の安打は運よく安打になったようなもので、石田投手はほとんど打ち取っていたように思ったからです。
まだ4点差があり、しかも9回2死。
石田投手に任せても良かったように思うのですが・・・
さて、交代したウイック投手は制球定まらずでいきなりストレートの四球を出し、 満塁となりました。
この日ケイ投手から二塁打の増田珠選手。
四球を選んで押し出し。
2点目が入ります。
次打席は茂木栄五郎選手。
この試合3打席三振と振れていませんでしたが、現在打率はチーム1位。
確率の問題で、そろそろと思っていたところ、キッチリ仕事をしました。

茂木反撃の2点タイムリー出典ヤクルト公式サイト2025/04/12
タイムリーを打ち、2点が入ります。
何と5-4と1点差に詰め寄りました。
結局伊勢投手までつぎ込む羽目になり、松本選手が凡退で試合終了です。
今日早々雨天中止が決まったから良かったものの、DeNAは9回に3人の投手を使ってしまいました。
ヤクルトに勢いを与えてもらいました。
この勢いでやりたかったのですが・・・
この試合、最後は意地が少し出せましたが全体的には不調です。
ここまで勝っているのは相手がコケタ面が大きく、実力とは言い難いところです。
まあ相手のミスにつけ込むことは重要ですが、それだけでは・・・
濱田選手が代打で出ましたが三振。
そろそろ入れ替えられますよ~
凡打の内容が悪すぎ、それ以前にバットに当たりません。
オープン戦では良くても、シーズン本番になると今年も同じことに・・・
今季18打席18打数1安打とかなりブレーキになっています。
正念場ですので、奮起をしてほしいのですが、チャンスをもらえるか微妙なラインになってきました。
外野や右の代打で使うなら内山選手という手もあるので、もうお尻に火がついています。
二軍では村上選手に初めてホームランが出ました。
実戦4戦目です。
「しっかり段階を踏んで、きょうは長打を打ちたいと思っていたので、よかった」とコメント。
既に二塁打は打っていますので、村上選手の言うところの長打とは本塁打のことかと思います。
着々と進めています。
「もう一軍でも」というファンの声が聞こえてきますが、まだ段階を踏んでいる状態と思います。
実戦1,2戦は2打席、3,4戦目が3打席、問題がなければ5,6戦目以降でフル出場して、早ければ18日、様子見なら20日の神宮での巨人戦あたりで一軍かなぁなどと、勝手に推測しています。
来季はいなくなるのですからアテにしないようにとは思っていても、こうも打線が湿っていますと起爆剤が欲しいのも事実。
いるだけでプレッシャーを与える選手ですから、長岡ーサンタナー村上ーオスナー山田と並べて、まずは威圧したい。
今日は早々雨天中止となりました。
試合中断からのノーゲームとは違い、先発を温存できるのは良いのですが、少し打線の上向きが見えたので、やりたかったと思います。
空が相手では仕方がありませんが、これで4月になって4試合が雨天。
あとのツケが怖いような・・・
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年4月12日
横浜DaNAベイスターズ 5-4 東京ヤクルトスワローズ | 横浜スタジアム |
広島東洋カープ 1-0 東京読売ジャイアンツ | マツダスタジアム |
阪神タイガース 2-3 中日ドラゴンズ | 甲子園 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年4月12日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
13 | 7 | 5 | 1 | .583 | 0.0 |
2 | ![]() |
13 | 6 | 6 | 1 | .500 | 1.0 |
2 | ![]() |
13 | 6 | 6 | 1 | .500 | 0.0 |
4 | ![]() |
12 | 5 | 5 | 2 | .500 | 0.0 |
4 | ![]() |
11 | 5 | 5 | 1 | .500 | 0.0 |
6 | ![]() |
14 | 5 | 7 | 2 | .417 | 1.0 |
やっぱり、首位は一日天下でしたw
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