9月4日 対 東京読売ジャイアンツ 京セラドーム大阪にてカード2戦目
ようやく持てる力を発揮の吉村投手の好投で勝ち切りました。
これまでなかなか持てるものを出し切れず、不本意な内容に終始していました。
少し追い込まれたこともあってかで開き直ったか・・・
ようやく片鱗を見せることができました。
大きな自信になる勝利と思います。
久しぶりの2連勝です。
9/4 東京読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 9 | 0 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 |
・ヤクルト本塁打 オスナ 16号 2ラン(4回)
・巨人本塁打 なし
勝吉村貢司郎 – 中村悠平 | |
負グリフィン、高梨雄平、船迫大雅、赤星優志 – 岸田行倫、大城卓三 |
先発吉村貢司郎投手。
完封は少し驚きでした。
ここまで立ち上がりの不安定さ、試合の作り方のまずさ、ピンチでの弱さなど、どちらかといえば内面的な弱さが目立っていました。
が、この試合ではピンチを背負っても落ち着いた投球が出来、しっかり攻めきれて、粘ることができました。
要因を考えてみますと、投球的にはやはり制球力が安定していたことが大きな点と思います。
ストライク先行で主導権を握れたことが大きいと思います。
これまで無駄な球が多く、制球が不安定(特に走者を背負うと)で球数が嵩む傾向でした。
この試合は理想的な球数で進められました。
主導権を取れれば、球威のあるストレートや多彩な変化球が有効になってきます。
もう一つは内面的な要因と思います。
ピンチでも攻めきれる投球ができたことです。
これもストライク先行で優位に持って行けたことが大きいのですが、これまでピンチでは守りの内容になり受け身になっていました。
この試合ではしっかりと攻める気持ちが持てた内容になっていました。
これは大きな進歩です。
安打は結構撃たれましたが、長打は一本のみでしたし、四球無しがやはり大きかった感じです。
やはり制球力があったので、心技ともに攻めきれたように思います。
まずは殻を破る事ができました。
後はこれを続けられるかとなります。
まあ完封は特別ですから、それを求めたりはしませんが、この投球内容が次回も示せれば、徐々に本物となります。
少なくとも持てる力を示せたことは大きな一歩でした。
吉村投手、初完投、初完封、おめでとうございます。
打線。
やはり頼りはサンタナ、オスナ選手でした。
4回、サンタナ選手が安打で出塁。
オスナ選手、16号2ランで先制です。
投手戦になっていましたから、この2点は大きかった。
サンタナ選手、この試合3安打の猛打賞で、打率が.315・・・なかなか落ちません。
落ちないどころか上げていますので、タイトルが楽しみです。
長岡選手の連続安打は止まりましたが、内容は悪くなかったと思います。
ツイてなかった感じです。
また1から始めて、コツコツ打ち続けてほしいと思います。
とにかく今季は打撃覚醒の年。
安打数で近本選手に抜かれてしまいましたが、今は記録よりも自身の打撃スタイルを身に沁み込ませることが大事と思います。
それが来季以降に生かせれば、不動の打てるショートとしてレギュラーが確定し、チームの大きな力となると期待しています。
もちろんファンとしてはタイトルが取れれば嬉しいのですが・・・
この日吉村投手をリードして完投・完封を成し遂げた中村悠平選手。
打撃でも大きくサポートしました。
8回、サンタナ選手が内野安打で出塁。
すかさず代走に並木秀尊選手が送られます。
5番のオスナ選手の打席。
初球で並木選手が盗塁し、得点圏に進みました。
ホームランを打っているオスナ選手なので、かなり慎重にコースを突き、結局四球です。
中村選手との勝負を選んだとも言えると思います。
その中村選手。
レフトにタイムリーです。
浅かったですし、無謀にも見えましたが、そこは並木選手。
野手にプレッシャーがかかったのでしょう。
返球が大きくそれ、ホームインできました。
吉村投手を大きく助ける3点目が入りました。
8回で3点差ですから、巨人はランナーをためて長打を狙うしか方法がなくなります。
攻撃の作戦も変わることになり、吉村投手に有利になりました。
この試合、安打を打った選手はすべてマルチ安打、サンタナ選手はトリプル安打です。
先発起用の増田選手も2安打。
オスナ、中村選手も2安打。
他の選手は打っていませんので、グリフィン投手にうまく抑えられていたといえると思います。
それにしても、やはり問題は村上選手。
完全に落ち込んだ感じで、全てがバラバラの感じです。
かなりの重症です。
どう修正するのか・・・打撃コーチとも入念にチェックを入れているようですが、良い結果が出てくれることを願います。
カード3戦目は岐阜で行われます。
ヤクルトの先発が山野太一投手、巨人は戸郷翔征投手と発表されています。
VS
次は、崖っぷちの山野投手。
開き直れるか???
戸郷投手は中4日ということで、巨人の優勝への臨戦態勢と思いますが、抗ってほしいと願っています。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年9月4日
東京読売ジャイアンツ 0-3 東京ヤクルトスワローズ | 京セラドーム大阪 |
阪神タイガース 9-4 中日ドラゴンズ | 甲子園 |
横浜DeNAベイスターズ 6-1 広島東洋カープ | 横浜スタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年9月4日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 117 | 62 | 50 | 5 | .554 | 0.0 | |
2 | 121 | 63 | 52 | 6 | .548 | 0.5 | |
3 | 123 | 61 | 56 | 6 | .521 | 3.0 | |
4 | 118 | 59 | 57 | 2 | .509 | 1.5 | |
5 | 122 | 50 | 64 | 8 | .439 | 8.0 | |
6 | 119 | 49 | 66 | 4 | .426 | 1.5 |
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