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「大勝後は負ける」のジンクスを崩し投手陣粘り切り、火ヤク庫健在で競り勝つ

サンタナ決勝タイムリー含む2安打3打点出典ヤクルト公式サイト20240430 プロ野球・打線
サンタナ決勝タイムリー含む2安打3打点 出典ヤクルト公式サイト2024/04/30

4月30日 対  東京読売ジャイアンツ カード2戦目

大勝を受けて、さて次はどうなるかでした。

なんと久しぶりに競り勝てました

大量点での勝ちは良いものですが、競り勝てると勢いが戻ってきた感じです。

個人的には大勝同等、いやそれ以上に意味があると思っています。

やってる選手、見ているファンは疲れるでしょうが、勝てば吹き飛びます

「大勝後は負ける」のジンクスを崩し、火ヤク庫健在で競り勝ったのは朗報です。

 

4/30 東京読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ

R H E
ヤクルト 0 0 0 1 1 0 2 0 0 4 12 0
巨人 0 0 2 1 0 0 0 0 3 8 0

・ヤクルト本塁打    なし

・巨人本塁打     丸佳浩 1号 ソロ(5回)

ヤクルト ロドリゲス、星知弥、長谷川宙輝、H木澤尚文、Hエスパーダ、S石山泰稚 – 中村悠平
巨人 山﨑伊織、H船迫大雅、西舘勇陽、高梨雄平、バルドナード – 岸田行倫
サンタナ決勝タイムリー含む2安打3打点出典ヤクルト公式サイト20240430

サンタナ決勝タイムリー含む2安打3打点 出典ヤクルト公式サイト2024/04/30

 

先発は今季初登板のロドリゲス投手

先発のロドリゲス投手

ファームでの好成績を引っ提げての登板です。

サイスニード投手が安定性がなく開幕以来調子が下降線ですから、先日の阪口投手に続いて先発要員拡充としての試験的な登板でした。

総じては「良いところも悪いところもあり」の印象でした。

昨年から大きく伸びた感じがしませんでしたので、今少し時間がかかりそうです。

やはり課題は安定した制球力と感じます。

ストライク先行に持っていけませんから、どうしても苦しい投球となります。

4回で4安打、3四球、2失点。

失点は先頭を四球(しかも簡単に)からでした。

先制後でもあったので、先頭は何としても出塁させられないところです。

しかも得点力が最も高い中軸を迎えるところですから。

それでも何とか粘って2アウトを取りましたが、最後初球ど真ん中と肝心なところで甘く入っての逆転打。

岸田選手に2点タイムリー三塁打を打たれてしまいました。

まあ丸山選手の守備も考えものでしたが・・・同点で止めるところでした。

粘り切れませんでした。

 

あわや大量失点かと思える展開でした。

しかし、僅差で抑えきれたところは、ピンチでも動じなかった成長部分とも感じます。

ストレートの威力、変化球の精度、制球力、今少し向上させる必要はあります。

まあどうしても前日のヤフーレ投手の内容と比べてしまいますので酷かもしれません。

可能性は残したと感じます。

 

以降、星、長谷川、木澤、エスパーダ、石山投手とつなぎました。

24星知弥2024 53長谷川宙輝2024 20木澤尚文2024 39エスパーダ2024 12石山泰稚2024

それぞれ結構ピンチの連続でしたが何とか粘れた感じです。

 

星知弥投手、やはり制球力・・・今少し磨きたいところです。

星知弥投手

ロドリゲス投手が4回で降板しましたので、5,6回を投げました。

四球を2つ、丸選手には本塁打を打たれるなど、この試合は精彩を欠いていました。

5回は2死を取りましたが、代打のウレーニャ選手にストレートの四球を出したところで降板。

長谷川投手に後を託しました。

 

エスパーダ投手粘り切って崩れませんでした

エスパーダ投手

意外と粘れます。

先頭の萩尾選手に二塁打を打たれ、岸田選手の犠打で3塁進塁とピンチになりました。

しかし、門脇選手、大城選手を連続の空振り三振に打ち取り、無失点で切り抜けます。

粘れることは救援の必須条件ですが、思いのほか粘っこいです。

 

石山泰稚投手、こちらも粘り切りました。

石山泰稚投手

当面のクローザーとなりそうです。

いい時の石山投手に近づいた感じもあり、いい感じに投げています。

経験はありますから、清水、田口投手不在のところでは頑張ってほしいところです。

 

長谷川宙輝投手

勝利投手になった火消の長谷川宙輝投手

またしても火消で登板です。

6回、星投手の後を受け、2死1塁で登板しました。

先頭の丸選手に四球を出しましたが、この試合の丸選手はホームランを打っていますので、コースぎりぎりの際どいところに投げたと感じます。

丸選手の後、代打の長野選手をショートゴロに打ち取り、任務を完了しました。

何と、3シーズンぶりに勝利投手が転がり込みました。

長谷川今季初勝利出典ヤクルト公式サイト20240430

長谷川今季初勝利 出典ヤクルト公式サイト2024/04/30

血行障害手術やその後のリハビリを経て、やっとたどり着いた勝利です。

 

「前回(2021年3月30日、対DeNA)は自分のミスから勝利がついた。今回は先頭にフォアボールを出したけど、その後をしっかり抑えることができて勝利につながったのはすごく良かった」

「若いのでいろいろ期待している。貴重な左ですし、今に満足せず、もっともっと鍛えていかないといけない」と高津監督。燕の背番号53が新たな輝きを放った。

引用サンスポ

おめでとうございます。

今後にも期待です。

 

 

打線。

12安打と好調。

なんといってもサンタナ選手。

サンタナ決勝タイムリー含む2安打3打点出典ヤクルト公式サイト20240430

サンタナ決勝タイムリー含む2安打3打点 出典ヤクルト公式サイト2024/04/30

3打席連続で右中間フェンスへ届く打球が飛びました。

4安打もありかの内容でした。

圧巻です。

 

この日1番に配置された丸山和郁選手

丸山マルチ安打の活躍出典ヤクルト公式サイト20240430

丸山マルチ安打の活躍 出典ヤクルト公式サイト2024/04/30

頑張っています。

内野安打、二塁打、犠牲バント成功と役目を果たしました。

急激に伸びてきた感じがします。

 

2番の青木宣親選手

23青木宣親2024

流石です。

必要な場面で、しっかり犠牲フライを揚げて同点としました。

 

代走後打席に立った岩田幸宏選手

プロ初安打出塁の岩田幸宏選手

プロ2本目の安打が出ました。

代走や守備固め以外にも使ってもらえるよう、頑張ってほしいです。

 

12安打以上に6四球を取っていますので(3四球は村上選手)、いい繋がりを生んで競り勝ちました。

やはり四球を絡めるとつながり、競り合いにも強くなります。

追加点はとれませんでしたが、それぞれの投手に対して簡単に終わりませんでした。

こうなりますと打線の粘りが出て、競り合いに負けない強さが出てきます。

これを続ければ・・・ヤり返せます!

 

今日もナイターです。

東京ドームでのカード最終戦。

ヤクルトの先発が吉村貢司郎投手、巨人は赤星優志投手と発表されています。

21吉村貢司郎2024 VS 赤星優志

1勝2敗と黒星の方が多い吉村投手ですが、4回の登板ではすべて6回以上投げ、4月6日の4失点以外は、すべて2失点以内と試合を作っています。

何とか援護して勝たせてあげたい!

打撃陣の踏ん張りに期待です。

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年4月30日

東京読売ジャイアンツ          3-4   東京ヤクルトスワローズ 東京ドーム
広島東洋カープ           1-7    阪神タイガース マツダスタジアム
中日ドラゴンズ                   1-2   横浜DeNAベイスターズ バンテリンドーム

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2024年4月30日 

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 阪神 27 15 9 3 .625 0.0
2 巨人 28 13 12 3 .520 2.5
3 中日 27 12 12 3 .500 0.5
4 広島 24 10 11 3 .476 0.5
5 DeNA 26 11 14 1 .440 1.0
5 ヤクルト 26 11 14 1 .440 0.0

 

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