開幕第2戦 対中日ドラゴンズ
開幕2戦目でいきなり延長12回。
ベンチ含め26人中25人を使った総力戦で、終盤は押し気味でしたが、寄り切れず引き分けでした。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2024年3月30日
東京ヤクルトスワローズ 1-1 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 5-0 阪神タイガース | 東京ドーム |
横浜DeNAベイスターズ 6-1 広島東洋カープ | 横浜スタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2024年3月30日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | 0.0 | |
1 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | 0.0 | |
3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1.000 | 0.5 | |
4 | 2 | 0 | 1 | 1 | .000 | 1.0 | |
4 | 2 | 0 | 2 | 0 | .000 | 0.5 | |
4 | 2 | 0 | 2 | 0 | .000 | 0.0 |
3/30 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | H | E | |
中日 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 12 | 1 |
・ヤクルト本塁打 なし
・中日本塁打 なし
吉村貢司郎、山本大貴、エスパーダ、H清水昇、H大西広樹、H石山泰稚、H嘉弥真新也、木澤尚文 – 中村悠平、松本直樹 | |
涌井秀章、H齋藤綱記、H清水達也、松山晋也、H勝野昌慶、H祖父江大輔、H橋本侑樹、マルティネス – 木下拓哉 |
先発吉村貢司郎投手。
立ち上がり少し制球に苦しみましたが、以降は持ち直しました。
変化球、ストレートを上手く組み立てての快投でした。
7回84球で1失点と理想的な内容でした。
その失点も普通のレフトならば取っているところではありますので、かわいそうな気もします。
やはり制球力が安定していると、四球絡みで大崩れはありません。
投球に安定感があります。
しいてこの試合での問題点は3回の失点と思います。
下位打線の先頭に簡単にストライク後甘い変化球を不用意に(油断?)投じてヒット。
涌井選手に簡単に送られました。
そのあと嫌な大島選手を上手く打ち取ってちょっと緩んだか・・・
田中選手にボール先行で3ボールとしてしまいます。
立て直しフルカウント迄持っていきましたが、レフトにタイムリーが出てしまいます。
内容は打ち取ってはいましたが、相手としては思惑通りでの得点かと思います。
まあ問題点を強いてあげればの粗探しではあります。
今季は軸となりうる内容の投球でした。
これをシーズン通して行ってほしいと願っています。
以降、山本、エスパーダ、清水、大西、石山、嘉弥真、木澤投手と7人を継ぎこむこととなりました。
内容的に安定感があったのは、清水、大西、木澤投手。
ここは万全の感じで、やはり勝ちパターン投手といえます。
清水昇投手。
9回に登板し、打者3人9球、内野ゴロ、2奪三振の安定した内容でした。
田口投手が離脱してしまいましたが、清水投手にはクローザーへのチャンスと思います。
気持ちが表れているような投球でした。
この試合は1点勝負の展開でした。
8回(山本ーエスパーダ)、11回(石山ー嘉弥真)は失点を避ける意味で1イニングを2人投入して、結果的にベンチの信頼度が示すような内容でした。
ある意味ではこんなものかな。
絶対的な信頼があれば2人投入はないわけですから、今季の高津監督の姿勢を垣間見れたと思います。
特に気になったのは嘉弥真新也投手。
先日に続いて不安の残る内容で、今一つ思い切って攻めていない感じでした。
左の代打に合わせて登板となりましたが、嘉弥真投手になったことで、右の代打に切り替えられてしまいました。
オープン戦とは位置付けが異なる本番。
右打者ということもあり、少し神経質になって思い切り投げ切れていない感じがします。
結果を気にせず思い切っていってほしいところです。
打線。
うまい投球の涌井投手に手こずりました。
その後の救援陣にはそれなりに攻めることができていましたので、悪い状態ではない感じです。
不調の田口麗斗投手は2軍調整となりました。
コンデション不良の回復からまだ時間が経っていません。
現状では僅差では難しい状態ですから、やはり再調整で状態をあげてからでないとと思います。
焦らずしっかり調子を上げ、連投できる形作りまで持って行ってほしいと思います。
山田哲人選手。
早々の故障で長期離脱見込みとなりました。
やはり下半身の問題は慢性化とも感じます。
山田選手の離脱で、別な意味ではセカンドのポジション争いをする選手にとっては大きなチャンスとなります。
このチャンスをものにするには、与えられた出場機会で必ず何かしらの内容・結果を出し続けることです。
もちろん打つだけではなく、走塁、守備、繋ぎなどなど全てです。
赤羽、宮本、武岡、北村(拓)選手などが争うわけですが、このようなチャンスをものにしてレギュラーを取れるわけで、そう多くの機会はありません。
長岡選手も初めてのチャンスをものにして今があります。
その意味ではこの試合、赤羽由紘選手が代走でいきなりの2盗と少し意味ある仕事をしました。
代打青木選手がレフトに安打し、その代走として起用されましたが、すかさずの2盗で1死2塁。
オスナ選手が同点タイムリーを打ったので、赤羽選手がホームを踏みました。
盗塁が生きた結果となりました。
また、丸山和郁選手には安打が出ました。
10回から守備固めに起用され、11回はセンターに安打で爪痕を残しました。
先発起用の武岡龍世選手は、併殺打、2三振、2外野フライで一塁を踏めずに凡退しています。
誰かが貫けると、その選手に出場機会が増えてきます。
必然ほかの選手は出番が減ります。
頑張りどころです。
北村恵吾、伊藤琉偉選手も追いかけてきます。
次は赤羽選手がスタメンで出るように感じます。
同じことが捕手の松本直樹選手にも言えます。
内山、古賀選手が離脱中の今やらないと。
この試合は捕球ミスが多く、打撃もあっさりの三振に終わりました。
粘ってファウルを打つなどの姿勢がないので、あまり良い印象ではありません。
もたついているとファームの鈴木、橋本捕手にとってかわられます。
今日(3月31日)の試合は中日ドラゴンズとの3戦目となります。
先発はヤクルトがヤフーレ投手、中日メヒア投手と発表されています。
VS
ヤフーレ投手に関しては、正直まだ未知数で予想ができません。
果たしてどうなりますか???
そういえば、延長12回、マルティネス投手が出て、157㎞をガンガン投げ込んできました。
今季も活躍しそうです。
ただ、村上宗隆選手がスプリットを捉え、フェンス直撃の二塁打を打ちました。
今後を考えますと意味ある安打と言えそうです。
せめて村上選手だけでもマルティネス投手と堂々渡り合って、牙城を崩して欲しいと思います。
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