オープン戦 対阪神タイガース
肌寒い甲子園で行われたオープン戦でしたが、思いもよらない結果となりました。
3/8 阪神タイガース 対 東京ヤクルトスワローズ オープン戦試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 6 | 7 | 1 |
阪神 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 13 | 4 |
・ヤクルト本塁打 無し
・阪神本塁打 無し
石川雅規、沼田翔平、嘉弥真新也、木澤尚文、勝宮川哲、S大西広樹 – 中村悠平、西田明央 | |
青柳晃洋、漆原大晟、浜地真澄、椎葉剛、負桐敷拓馬、岡留英貴 – 坂本誠志郎、長坂拳弥 |
まあ何とも奇妙な試合でした。
阪神の一人相撲で終わった感じがします。
阪神はしっかり攻めて前半で試合を決めた感じでしたが、終盤自ら勝手に負けに行ってしまいます。
まさかの1イニング4失策・・・いくらなんでもこれはないよの感じでした。
先発石川雅規投手。
全く持ち味だせずでした。
多少条件の悪さ(かなり寒い)もあってか、制球が思い通りに行かずで、甘く入る打たれるときのパターンでした。
まあバックに足を引っ張られ(初回のエラー、2回も実質エラー)リズムに乗れなかったこともありですが、開幕に向けての再調整が必要となった感じです。
打たせて取る訳ですから、やはりバックがしっかり守らなければとなります。
2番手。
少し前倒しで登板の沼田翔平投手。
制球面も課題ですが、やはりこれと言う球が必要と思います。
ストレートの威力、変化球のキレとまだ課題多しですし、守備面も磨く必要がありそうです。
以降は嘉弥真、木澤、宮川、大西投手が繋ぎましたが、総じて安定した感じでした。
宮川哲投手。
前回は少し心もと無い感じで制球面の弱さから粘り切れませんでした。
しかし今回はビハインドという気軽さもあってか、内容的には球威を行かせた感じです。
サードゴロ、ファウルフライ、センターフライと10球で打者3人を三者凡退に打ち取りました。
まあ打線もレギュラークラスはいませんでしたが・・・
今一度僅差での投球で結果を残したいところです。
大西広樹投手。
立ち上がり制球が安定せず甘く入りましたが、2イニング目ではしっかり制球できてこのところの良さが出ました。
2イニング目の9回裏は、一人目の左打者(糸原選手)を150Km外角低めのストレートで見逃し三振。
2人目の右打者(森下選手)を外角低めのスライダーで空振り三振。
3人目の右打者(井上選手)は真ん中寄りのスライダーでショートゴロに打ち取っています。
今季期待が膨らんだ感じです。
打線。
少し結果が出せたのは北村(拓)、内山選手。
共に少し上向いた感じです。
北村拓己選手は二塁打、四球、安打で、全て出塁。
内山壮真選手は唯一打点を1挙げる同点のタイムリー安打を打ちました。
この日は6得点中5点もエラーがらみだったので、貴重なタイムリーです。
逆に相変わらず低迷は、長岡、武岡、宮本選手。
特に宮本選手が粘りも出せず持ち味が発揮できません。
なぜか背番号が変わると、(特に主力番号になると)低迷はよくあるところです。
この徹は踏まないで欲しいと願っています。
相手がエラー連鎖でバタついたところでの安打が出ましたが、7回まではほぼ全くでしたからまだ光明ははっきりと見えずの感じです。
特に開幕投手を公言された青柳晃洋投手の投球に対しては、全く対応できませんでした。
安打はサンタナ選手の1本のみで、四球出塁2名と散々でした。
開幕投手なら、中6日開けて阪神とのカードの第1戦(4月5日・神宮)に対決すると思います。
この投手を打てませんと、阪神戦の初戦を落とすことになりかねません。
頭の痛いところです。
故障者が続出し、丸山選手、並木選手が外れています。
そんな中、西川遥輝選手がスタメン起用され、死球の影響がなかったことに安心しました。
安打は出ませんでしたが、守備にも入りましたので、良かったと思います。
また、入れ替えも積極的に行っています。
この試合では、西田明央捕手が中村悠平捕手の後に入り、9回に安打を打ちました。
また、ルーキーの伊藤琉偉選手が7回にショートで出場。
8回にショートへの内野安打を打ち、出塁。
元気なところを見せてくれました。
育成の岩田幸弘選手は先発でセンターを守り、打席に4回立ちました。
足が速い選手なので、3打席目に内野安打を打ち、その後盗塁して、後続に繋げる働きをしました。
早く支配下になれるといいですね。
明日は少し、一線級を打ち崩して点を取りたいものです。
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