投打ともに今一つ何かが足りない感じで、点差以上に開きがある負けでした。
そこそこはやっていますが、最後の壁がなかなか破れない。
今一つ力が出し切れないとも感じます。
別に悲壮感は必要ないのですが、ゲーム前のベンチなどを見ていると今一つ緊迫感がありません。
まるで好調なチームのベンチ表情にも感じます。
引き締まっておらず、「さあ行くぞ!」の気迫のようなものは全く感ぜられないところに、最後の一押しが出ないように思います。
くしくも今季のキャッチフレーズ「さあ行こうか!」止まりになっている印象です。
6/14 東京ヤクルトスワローズ 対 福岡ソフトバンクホークス 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ホークス | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 11 | 0 |
・ヤクルト本塁打 無し
・ホークス本塁打 栗原陵矢 8号 2ラン(2回) 近藤健介 10号 ソロ(3回)
負高橋奎二、丸山翔大、大西広樹 – 中村悠平 | |
勝東浜巨、H武田翔太、H甲斐野央、Hモイネロ、Sオスナ – 甲斐拓也 |
先発高橋奎二投手。
6回3失点ですからQSです。
好投とは言えるのですが、今求められるのはシャットアウト位の快投です。
これくらいで無いとチームの意気が上がってきません。
まあこれが出来る可能性のある唯一の投手ですから。
球威自体は前の登板よりは良くはなってきましたが、あと一つの感じです。
2発で失点でしたが、ともに失投の内容でした。
カーブとストレートともにど真ん中でしたから、打たれて当然の投球でした。
ストレートに今一つ信頼が置けないところでカーブの配球にならざるを得ないことや、ストレートの威力のバラつきなどで快投には至らず好投となってしまった感じです。
次に期待できる所ではあります。
是非ファンに好投ではなく快投を見せて、感動を与えて欲しいと願っています。
2番手丸山翔大投手。
僅差できついところでの登板でした。
内容は兎も角、粘って結果は出せました。
7回の下位打線は四球を出したものの併殺、内野ゴロ。
8回1番に回ってからは、2番3番に連続安打、4番柳田選手をゴロに打ち取ったものの、2アウト1,3塁のピンチになりました。
しかし、5番の牧原選手の6球目、フォークでセカンドゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
厳しいところでの経験が、今後のステップアップに繋がればと思います。
2イニング行けたところも大きなところです。
この試合では、長岡秀樹選手が3安打1打点の活躍でした。
朗報と言えると思います。
何か解ったものがあるのかというような変わりようでした。
長岡選手はここの所先発から外れることもあります。
髙津監督の考えと思いますが、単に疲れたから休養というわけではないと思います。
ただ漠然と試合を見ているのではただの休養ですが、ベンチにいることでわかったことも多いのでは?
周りには先生方が戦局を見つめています。
川端先生、青木先生、嶋先生のそばで、
「今打者は何を狙っているのか」、「今の球は狙うべき、あの球は打っても凡打」、「投手個々の特性や、狙い玉、それをどのように打っていくか」
などなど、目を肥やし、頭も肥やす良い勉強になったのではと推測します。
元々守備はかなり良いと思います。
しかしこのシーズンを何とかしませんと、1年で終わる人になってしまいます。
3年やればレギュラーとしてその後もキープできます。
ベンチにいることで、落ち着いて「野球というスポーツ」を客観的に見ることができて良かったのではと思います。
監督の狙いもそこにあり、3年後に「休ませた甲斐があった」と言える大選手になって欲しいものです。
今後が楽しみです。
話がそれましたが、打線。
11安打で、打線が活発かと言いますと、しっくりきません。
兎に角チームの士気ををあげるべき村上、山田選手が全くです。
山田選手に関しては、安打が出てはいるのですが、本来はこんなもんじゃないはず。
ここが引っ張れないとなかなか上がれないのが事実です。
ここが機能しないと現状は打開できない感じです。
この試合の残塁数が、決定打を出せないことを物語っています。
6回裏が終わるまでで、5回も得点圏に打者を進めています。
ほぼ毎回です。
しかも塁には2名ずついて、どこかの回で1点取れなかったのか、2点取って逆転できなかったのかと歯ぎしりするばかり。
7回からは強烈な勝ちパターンが出てきますから、6回までが勝負なのですが。。。
4位との差が7ゲームとなって完全にBクラス(Cクラス??) 。
ドラゴンズと最下位争いでは何とも・・・
気を取り直して今日のゲームも見ようと思います。
負けてもまた見てしまうのが、ファン心理ってものですな。
先発はヤクルトがサイスニード投手、ソフトバンクは板東湧梧投手と発表されています。
VS
サイスニード投手には、また連敗ストップの荷を背負ってもらいますが、頑張って欲しいと思います。
プロ野球 交流戦 試合結果 2023年6月14日
東京ヤクルトスワローズ 2-3 福岡ソフトバンクホークス | 神宮球場 |
横浜DeNAベイスターズ 2-1 北海道日本ハムファイターズ | 横浜スタジアム |
中日ドラゴンズ 1-2 千葉ロッテマリーンズ | バンテリンドーム |
阪神タイガース 8-3 オリックス・バファローズ | 甲子園 |
広島東洋カープ 4-3 東北楽天ゴールデンイーグルス | マツダスタジアム |
東京読売ジャイアンツ 7-1 埼玉西武ライオンズ | 東京ドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年6月14日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 60 | 37 | 21 | 2 | .638 | 0.0 | |
2 | 58 | 33 | 24 | 1 | .579 | 3.5 | |
3 | 61 | 32 | 29 | 0 | .525 | 3.0 | |
4 | 60 | 31 | 29 | 0 | .517 | 0.5 | |
5 | 60 | 23 | 35 | 2 | .397 | 7.0 | |
6 | 59 | 23 | 36 | 0 | .390 | 0.5 |
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