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ホントに初顔に弱いヤクルト カスティーヨに抑え込まれ、川端安打・村上の11号も及ばず敗戦

村上11号2ラン プロ野球・ピッチャー
9回意地の村上11号2ラン

初顔ということもあったかもしれませんが、どうもテンポの早い投手を苦手とする感じでした。

 

前日のメルセデス投手もかなり早いテンポの投手ですが、それ以上の感じもするカスティーヨ投手に完全に抑え込まれました。

左右に上手く散らされましたが、制球もしっかりしていることもあってか早打ちの感じでした。

見ると結構ボールを打っていたように思います。

この辺りは前日と同じで無策感が否めません。

 

先発にしっかり抑え込まれ、中継ぎにも無安打と全く勝ち目が見えてこない感じでした。

最後クローザーを川端、村上の3,4番が切り込み、完封こそ逃れましたが、全体に反省点が多かった試合となりました。

 

6/8 千葉ロッテマリーンズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果

R H E
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 6 1
ロッテ 0 0 1 0 0 1 1 0 X 3 8 0

・ヤクルト本塁打      村上宗隆 11号 2ラン(9回)

・ロッテ本塁打     中村奨吾 4号 ソロ(3回)

ヤクルト サイスニード、木澤尚文、山本大貴 – 中村悠平
ロッテ カスティーヨ、H東妻勇輔、Hペルドモ、S益田直也 – 佐藤 都志也

 

村上11号2ラン出典ヤクルト公式サイト20230608-

村上11号2ラン 出典ヤクルト公式サイト2023/06/08

 

唯一の得点機は、5回でした。

まずはサンタナ選手がセンターへの安打で出塁。

青木選手四球を選んで1,2塁。

オスナ選手、レフトへの安打で満塁となりました。

オスナレフト前安打

 

ここで中村選手が初球を引っかけダブルプレー

長岡選手、ファーストゴロで無得点でした。

無死満塁で無得点では流れを持ってこれません。

中村選手の初球打ち。。。積極的は良いのですが手を出すべき球ではなかったとも感じます。

まあこれ一回のチャンスでは勝ちは見えません。

併殺ではサンタナ選手の走塁にも問題があり、しっくりいきませんでした。

サンタナ走塁ミス

 

最後に川端慎吾選手のさすがのミート力の長打。

9回川端二塁打

 

そのあと村上宗隆選手の一発(11号2ラン)で意地は見せました。

村上11号2ラン 出典ヤクルト公式サイト2023/06/08

村上11号2ラン 出典ヤクルト公式サイト2023/06/08

 

が、それ以上は見えない感じで簡単に逃げ切られました。

3点差で少し油断があったように思います。

ただ村上選手の7回は、自らのエラーで得点が入ったことを重く考えて打席に入ったと感じました。

表情を見ていますと、スイッチが入っている目に見えたのです。

このままでは終われないと思ったのでしょう。

そういう意味では4番を背負っている決意が見えました。

試合後、バント処理を一塁へ悪送球し、3点目を献上した場面を振り返りコメントしています。

「エラーしてしまった。あそこで0に抑えていたら同点ホームランだった」。

まぁ、エラーが無かったら、9回はホームランにならずに終わったかもしれません。

あの緊迫した表情を見ますと、そんな風にも思います。

 

投手陣を振り返ります。

 

先発サイスニード投手

先発サイスニード投手

好調とは言えない感じでした。

ストレートが今一つ球威なく、変化球主体となっていて、いつもの感じではありませんでした。

粘って6回2失点と試合は作りましたが、打撃陣が全く沈黙では。。。

サイスニード6回2失点の力投出典ヤクルト公式サイト20230608

サイスニード6回2失点の力投 出典ヤクルト公式サイト2023/06/08

支えきるには苦しかったと思います。

援護点の雰囲気が全くでしたから。

 

2番手木澤尚文投手

木澤尚文投手

初球打ちの傾向がある先頭の池田選手に、入りで球が浮気味で甘く入り、痛打されました。

この二塁打が失点につながりましたが、まあサードの痛いエラーで足を引っ張られた感じです。

3人目あたりからは落ち着きだしていましたので、やはりこのところ課題は入りの制球でしょうか。

 

3番手は昨季ロッテからトレード移籍の山本大貴投手でした。

3番手山本大貴投手

古巣相手に三者凡退の良い投球をしました。

2奪三振とショートゴロでした。

キッチリ締めたのは良かったと思います。

 

結果的に決勝点となった村上選手のタイムリーエラー。

このところ守備が全く安定しません。

送球も不安定で、余裕が合ってもあわやの送球。

体のキレが悪いので反応が遅いのだと思います。

このエラーのようにダッシュからの一連の動作ももたもた感が強く、キレがありません。

打球に対する反応が命のサードです。

先を目指すには出直しが必要かもしれません。

宮本慎也さんでもいたら、大目玉を喰らって特訓というところです。

 

個人的には、あまり見ることの少ないパリーグです。

交流戦を見ますと、どの球団も次々若い勢いのある投手が出てきます。

なかなか下から這い上がって「あっ!」というような投球をする若い有望な投手が出てこないヤクルト。

5年以内で考えますと「今ちょっと売り出したかな」の丸山投手が目に入るくらいです。

清水、木澤のドラ1は頑張っていますが、奥川、山下、山野とリハビリ中やリハビリ明け

吉村投手も調子を崩しています。

 

補強の目なのか、育て方なのかですが、目の付け所が悪い感じがしてなりません。

着眼点が古い感じもします。

ヤクルトの場合は比較的総合点の良い投手を求めがちだからです。

思いっきり化ける可能性のある投手、

粗削りだけど、磨いているうちに「わっ!!」と頭角を現す投手、

そういう観点の人材を「たとえ育成でも取る」ということが少ないように思います。

 

今ではデータが屈指されます。

球種も多く、パワーも必要です。

昔はバランスが良ければそこそこ良かったのですが、今はそこそこがありません

圧倒的なものを持っていなければ、研究され、打たれ、消えていきます。

 

フロントの大きな課題かもしれません。

 

 

次も投手陣はしっかりの西武戦

苦戦しそうです。

先発はヤクルトは中5日でピーターズ投手、西武は隅田知一郎投手と発表されています。

ピーターズ2023  VS 隅田知一郎

打てると良いのですが。

 

 

2023年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集

村上宗隆選手 ホームラン記録 2023 では11号(通算171号)を更新中です(こちら

村上11号2ラン

 

プロ野球 交流戦 試合結果 2023年6月8日

千葉ロッテマリーンズ     3-2  東京ヤクルトスワローズ zozoマリンスタジアム
北海道日本ハムファイターズ  2-7  広島東洋カープ エスコンフィールド
埼玉西武ライオンズ       2-8  中日ドラゴンズ ベルーナドーム
オリックス・バファローズ    0-6  東京読売ジャイアンツ 京セラドーム大阪
東北楽天ゴールデンイーグルス  6-4  阪神タイガース 楽天モバイル
福岡ソフトバンクホークス   5-6  横浜DeNAベイスターズ PayPayドーム

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2023年6月8日 試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 阪神 55 35 18 2 .660 0.0
2 DeNA 53 29 23 1 .558 5.5
3 広島 55 29 26 0 .527 1.5
4 巨人 56 28 28 0 .500 1.5
5 中日 55 22 33 0 .400 5.5
6 ヤクルト 55 21 32 2 .396 0.0

 

 

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