9回内山1号ソロで1点差に迫るもあと1歩が出ず敗戦　ついに5位の「ヤクルトあるある」

プロ野球・期待の選手

内山1号ソロ含む2安打2打点の活躍　出典ヤクルト公式サイト2023/05/17

2023.05.18

前日同様、投打かみ合わずでした。

追い上げはすれど先行できず、先を越される。

失点がなかなか防げないという、いわゆる負けパターンでした。

前日に続いて先発が早々に大きく失点で試合を作れません。

今季初登板の市川投手ですからあり得るところでしたが、もしもの期待した結果は得られませんでした。

5/17　東京ヤクルトスワローズ　対　東京読売ジャイアンツ　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
巨人	1	0	0	3	1	0	0	0	0	5	6	0
ヤクルト	0	0	0	0	0	0	1	2	1	4	9	2

・ヤクルト本塁打　塩見泰隆 3号ソロ（8回）内山壮真 1号ソロ（9回）

・巨人本塁打　　　　秋広優人 2号３ラン（4回）

	負市川悠太、星知弥、エスピナル、丸山翔大 – 内山壮真
	勝山﨑伊織、中川皓太、H三上朋也、S大勢 – 大城卓三、小林誠司

内山9回1号ソロで1点差まで追い上げる　出典ヤクルト公式サイト2023/05/17

一軍先発初登板の市川悠太投手。

総じてはまだ一軍マウンドで投げる力は無い感じです。

ストレートが通用しませんので、変化球でかわしに行くわけですから、当然攻めの投球とはなりません。

加えて制球が全くで、4回3/2を投げて２死球とワイルドピッチ１でした。

適度の荒れはあってもいいのですが、大荒れで球が全くコントロールできていませんでした。

オープン戦の時より全てが悪い感じです。

初登板の力みと緊張はあったにしても、良いところなしで終わってしまいました。

再度出直しと言う感じで、二軍での調整が必要かと思います。

特例2023で10日を待たず復帰の星知弥投手。

調整も兼ねて、5回2アウト二塁に登板のワンポイントリリーフでした。

前日の石山投手の失敗を考えてか、「無理させず」のベンチの起用でした。

渾身の力で5番の大城選手を空振り三振に仕留め、お役御免となりました。

まずはこの形がいいと思います｡

エスピナル投手。

5月12日に引き続きの登板でしたが、正直なところ、手ひどくやられるのではないかと心配していました。

オープン戦から「大丈夫か？」の状態でしたが、制球も含め少しずつよくなってきた感じです。

思いの外大丈夫でした。

しばらく中盤の複数イニング起用で慣らすのかなぁと思います。

エスピナル2回無失点の好投　出典ヤクルト公式サイト2023/05/17

成績的には2イニングを投げ、打者7人、奪三振２、内野ゴロ４、与四球１、無失点。

この試合に関しては十分な働きと言えます。

この調子で、日本の野球に慣れて欲しいところです。

丸山翔大投手。

前日に続いての2イニングでした。

最後は2死からのサードエラーもあって少し力んだこともあってか、2死満塁のピンチを作りましたが、何とか粘り切れました。

兎にも角にも失点しませんでしたし、何とか自分でピンチを凌ぎ切ったところは大きいです。

テイクバックが少し変則でタイミングが取り難いのですが、対戦が増えると研究されるかと思います。

今少しこの辺りのタイミングはずしに工夫が必要かもしれません。

球威が増せばさらに広がるのですが、ここは難しいところです。

打線。

好材料は長岡、内山選手がようやく当たりを取り戻してきたところです。

塩見選手も徐々にフル出場になってきましたので形は少し整った感じです。

長岡秀樹選手。

7回、2死から二塁打を打って出塁し、チャンスメイク。

それをタイムリーで返した内山壮真選手。

うまく繋げ、風穴を開けることに成功しました。

それまで山﨑伊織投手にやられっぱなしの無得点で、0-5となっていましたから。

内山選手は9回に大勢投手からホームランを打ち、あと1点に迫る追撃をしました。

内山1号ソロ含む2安打2打点の活躍　出典ヤクルト公式サイト2023/05/17

敗れましたが、明日に繋がる働きと思います。

塩見泰隆選手もかなり戻ってきました。

塩見2試合連発の3号　出典ヤクルト公式サイト2023/05/17

8回、一軍復帰の中川投手の代り端、連日のホームランで得点を叩き出しました。

この試合は4～6番がブレーキでした。

村上選手、初打席では二塁打を打ちましたが、その後は凡退。

サンタナ選手、2四球を選ぶも安打無し。

オスナ選手、全打席凡退です。

ここが機能しないとなかなか先手は取れませんのでね･･･

気が付けば5位。

優勝を逃すと最下位が常ですから･･･有りかもしれません。

「ヤクルトあるある」はやっぱり「あるある」かと、逆に落ち着いてしまいます。

次はヤクルト先発がサイスニード投手、ジャイアンツは横川凱投手と発表されています。

横川凱投手とは、4月23日に対戦し、敗れています。

全く打ちあぐねたわけではなかったのですが、その日は吉村投手がボロボロで、6回までに7点を取られてしまいました。

サイスニード投手はこのところ調子が上げっていませんが、踏ん張りを期待します。

打線、下位打線のヤングスワローズに期待です。

プロ野球セリーグ試合結果　2023年5月17日

東京ヤクルトスワローズ　　　4-5　　　東京読売ジャイアンツ	神宮球場
横浜DeNAベイスターズ　　　7-4　　　広島東洋カープ	横浜スタジアム
中日ドラゴンズ　　　　　　　1-3　　　阪神タイガース	バンテリンドームナゴヤ