3月17日、阪神タイガースと神宮でオープン戦がありました。
ヤクルトは点差以上に収穫に乏しい試合でした。
今季も相変わらず青柳晃洋投手が打てず、手こずりそうな嫌な予感がします。
とはいえ、目を引いたのが二軍から昇格の星知弥投手。
かなりの内容の良さに期待が持てました。
3/17 東京ヤクルトスワローズ 対 阪神タイガース オープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
阪神 | 2 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 8 | 11 | 0 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 |
・ヤクルト本塁打 無し
・阪神本塁打 佐藤輝明 1号 ソロ(3回)
バッテリー
小川泰弘、今野龍太、星知弥、久保拓眞、エスピナル、木澤尚文 – 内山壮真、古賀優大 | |
青柳晃洋、加治屋蓮、島本浩也、石井大智、富田蓮 – 梅野隆太郎、坂本誠志郎 |
投手陣。
先発小川泰弘投手。
チェンジアップを中心に試した感じですが、緩急の配球がやはりまだ十分でない内山捕手とのコンビネーションが上手くいかなかった感じです。
まあ中村選手との違いはまだまだあるということかも知れません。
後半は少し修正されていましたので修行の一貫かも?ですね。
総じては打ち取ったあたりが良いところに落ちたリ、守備面の拙さもありでしたから、まあ不運とは言えます。
出来はそこそこといったところでしょうか。
あと一回、一週間後に投げて開幕投手となりそうです。
投手陣で光ったのは、二軍からこの日昇格の星知弥投手でした。
7年目ですからそろそろですが、ストレート、変化球、制球、キレともにいい内容でした。
この試合のような内容を出せれば、ローテーションかブルペンの中継ぎを十分できるのですが。。。
昨年までは調子の波が大きく「投げてみなければの不安定さ」が目立ち、メンタル的に弱い感じがありました。
今季こそはここを乗り越えてほしいです。
いい球を持っているだけに大きな可能性もあると思います。
今季は「☆輝く星」になれそうな予感の好投でした。
ここまで数回のお試し登板のエスピナル投手。
今までと変わらずで、やはり当初は下(ファーム)で投球を見直す必要があると感じました。
8回に登板しましたが、打者7人に33球、被安打2、奪三振1、与四球1、与死球1、失点2です。
外国人枠は4名の規定があり、出場登録時は誰かが外れなければなりません。
サンタナ、オスナ、ピーターズ、ケラ、エスピナルと5名いますが、当然サンタナ選手とオスナ選手は残ります。
ピーターズ選手は先発ほぼGOサイン、ケラ投手も調整が進んできていますからクローザーも託されるかの勢いです。
どうしてもエスピナル投手には分が悪く、しばらくはファームで修業し、出場機会を待つことになりそうです。
今野龍太投手が一軍入りし、今季オープン戦初登板となりました。
小川投手の後の5回に登板し、打者4人に16球、被安打0、奪三振1、与四球1、無失点。
まずまずの滑り出しでした。
2季連続で突っ走ったので、疲労が蓄積していると思います。
ファーム組でゆっくり調整していましたが、そろそろ実戦ということでの昇格だったかと思います。
今季も力になってくれることを期待します。
打線。
この時期となると相手も一線級が出てきますので、ベテラン、レギュラーあたりでないとなかなか結果は出せません。
この試合、今季も天敵となりそうな青柳晃洋投手。
制球はまだまだの感じでしたがさすがに若手では手こずります。
逆に、「このあたり(一線級)からの一本を出した意味合い」は今までとは違います。
その意味では内山、丸山選手は結果が出ています。
4回、内山壮真選手はライトへ二塁打を打ちました。
経験値がある宮本、長岡選手もやはり違うという感じでした。
宮本丈選手は2回の初打席で早々安打を出します。
長岡秀樹選手は四球と安打でした。
ベテランの青木宣親選手は言わずもがなの活躍でした。
四球と安打の後交代し、目下打率は.421です。
青木選手、今季のスタートはコロナ離脱なく、順調に調整していると見えました。
年齢にはあがらえず、往年の活躍までは無理だと思います。
しかし往年が往年で凄かったので、今の状態でも若手より優っている部分が多く、まだまだやってくれると期待しています。
本日雨天で、阪神との2戦目はお流れとなりました。
休養を取って明日ですね。
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