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今季最終戦、高橋快投2回4奪三振無失点、塩見猛打賞で締める

高橋奎二投手 侍ジャパン

11月10日  WBC強化試合  対  オーストラリア

この試合で今季のNPB全試合が終了します。

前日に続き結果はワンサイド。

まあ2試合とも同じような流れの試合となりました。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
日本 0 2 1 1 0 1 1 0 3 9 11 2
オーストラリア 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 1

 

オーストラリア

まだシーズン前で完全に出来上がっていないとは言え、打線が弱い感じが残りました。

投手陣は短いイニングで繋げば今少し抑えられるとも思いますが、長打力が無いところはやはり得点力が低いように見えます。

また足があまり使えない感じと、逆に足を使われると弱いようで、日本は盗塁や進塁がスムーズでした。

総じては、ミスで早めに失点で先行されなければほぼ勝てるのかなという感じです。

 

もっとも予選リーグでは最終戦ですから、そこまでに順位が決まっていなければの話です。

そこまでの対戦で中国や韓国に勝ち上がりを決め切れていないと、焦りもあり足元を掬われかねません。

そうなりますと、とても本戦に行っても無理ということになります。

 

 

ヤクルト勢、この強化試合ではそれぞれ存在感を出して勝ちに大いに貢献しました。

勝負のポイントでシッカリ結果を出して勝ちを引き寄せて、「ヤクルトここにあり」の強さを誇示した感じです。

最終戦のこの試合に村上選手はお休みで、有事に備えての「神なし」布陣を試しました。

 

先発は佐々木朗希投手でしたが、第2先発は高橋奎二投手

第二先発高橋奎二投手

ボールへの慣れの問題もあってか、ほぼストレート一本で抑えきりました。

侍ジャパン強化試合で快投の高橋奎二投手出典サンスポ撮影・長尾みなみ

侍ジャパン強化試合オーストラリア2戦目で快投の高橋奎二投手 出典サンスポ 撮影・長尾みなみ

 

短いイニングであれば全力で行けますからストレートのみでも結果が残せるところはさすがでした。

 

「結果としてはストレート、スライダーで三振が取れて良かったですが、滑るボールへの対応はまだまだ改善の余地があると感じています。WBC本戦に向けては良いアピールができました。」

「緊張したんですけど、思ったより自分の投球ができたので良かった。直球で三振を取れたのは自信になりました」とコメントしています。

左投手のパワーピッチャーで長いイニングを投げられるのは大きな強みです。

本戦でも選ばれることを期待します。

 

塩見泰隆選手も先頭として十分な内容(3安打、2四球、2打点)。

猛打賞の塩見選手

2盗塁も決め存在感十分でした。

塩見盗塁

逃しかけた先制の好機でもしっかり結果を残せた勝負強さも光りました。

 

この試合初めてマスクを被った中村悠平選手でしたが、佐々木朗希投手の球を受けてリードし、影の功労者になりました。

ベンチでもコミュニケーションを取っている様子がうかがわれました。

中村捕手と佐々木朗希投手

 

総じて強化試合の成績は、

■塩見泰隆選手  .444(9打数-4安打) 1本塁打 3打点 2四球 2盗塁

■山田哲人選手  .333(9打数-3安打) 1本塁打 3打点 2四球

■村上宗隆選手  .455(11打数-5安打) 4本塁打 6打点 2四球

■中村悠平選手 .000(2打数-0安打) 1四球

■高橋奎二投手  2回1安打4奪三振   無失点

 

日本シリーズでの悔しさを少し晴らした強化試合でした。

 

これで今季の全試合日程を終え、それぞれのオフになります。

年俸を更改し始めている球団が多いのですが、ヤクルトは日本シリーズまで行きましたので少し遅れています。

注目の村上選手、頑張った長岡選手、昨年上がり幅が少なかった高橋投手、ファンファーレと共に切り込んだ塩見選手、なんだかんだで9勝の木澤投手、27番になって抜群のリードで優勝に導いた中村捕手等々、どう評価されて年俸に反映されるのか興味津々ですね。

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