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受け、攻め、詰め、押し出しの横綱相撲 村上27号で逆転し小川5勝目

村上27号 プロ野球・打線
27号3ランで逆転し、小川をねぎらう村上

6月28日  対  広島東洋カープ

完全に横綱相撲の感じさえ漂う展開の勝ちでした。

このところ、

1.まずは相手に攻めさせてこれを受け止め

2.中盤から攻めに出て優位に

3.そのあとはしっかり詰め(追加点)を取り

4.万全な体制で押しだす

隙なしの盤石の展開の勝ちが多くなっています。

 

優勝した次は大体「優勝でエネルギー使い果たしてボロボロ」が定番のヤクルトはどこに行ったのか。

今季は昨年よりも格段強い、いわば力の差を見せる状態。

ある意味ヤクルトらしくないので、ファンの私は戸惑うばかりです。

 

6/28 広島東洋カープ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果

R H E
ヤクルト 0 0 0 0 0 4 1 1 0 6 8 0
広島 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3 11 0

バッテリー

ヤクルト 小川泰弘、H大西広樹、H梅野雄吾、清水昇、H田口麗斗、Sマクガフ – 中村悠平
広島 床田寛樹、菊池保則、松本竜也、藤井黎來 – 會澤翼
村上27号3ラン出典ヤクルト公式サイト20220628

村上27号3ランで逆転 出典ヤクルト公式サイト

 

先発小川泰弘投手

6/27先発小川泰弘投手

最近のなかでは悪い出来で、立ち上がりから浮き気味でキレもいまひとつでした。

ただ不調でも序盤のピンチは凌いで、早い回での大崩れはしませんでした。

 

4回裏、少し不運と上手く打たれた感じで3失点しましたが、続くピンチを粘って凌いだところが、流れを渡し切らず以降の逆転を生んだともいえます。

悪いなりのまとめ方が出来た感じです。

カード初戦、大崩れは以降に影響を残しますから、最低限の仕事はできたというところでしょうか。

前回9回まで投げて被安打2の1失点で勝利付かずでしたが、今回は5回3失点ながら勝利投手となりました。

小川粘投5勝目出典ヤクルト公式サイト20220628

前回の頑張りがシフトして5勝目ゲットというところ、おめでとうございます。

 

中継ぎ陣、全体に少し調子を落としている感じですが、そこはベンチの上手いやりくりでしっかりしのいでいる感じです。

6回表、村上選手のホームランでビッグイニングとなったため、その後は珍しく5枚を使って初戦を取りに行きました。

誰かの調子が悪ければ他が助ける。。。全体で抑えている感じです。

 

6回裏、大西広樹投手は、三者凡退無失点。

大西広樹投手

 

7回裏、梅野雄吾投手は、1四球2奪三振、無失点。

梅野雄吾投手

 

8回裏、清水昇投手

清水昇投手

2安打を浴び、2アウトながら一・二塁としてしまいました。

ここにきて今日は清水投手の調子が今一つ。

 

早速火消し職人田口麗斗投手を投入し、火消し成功。

田口麗斗投手

 

最後はマクガフ投手が締めました。

マクガフ投手

マクガフ投手はこれで23セーブ目を挙げ、リーグトップに躍り出ました。

 

 

打線この試合は主軸が機能して勝ちました。

1,2番が1,2番の役割を果たしているところが大きく、好機に絶対の4番がいますから簡単にビックイニングを作ることができます。

 

ビッグイニングとなった6回表。

1死から塩見泰隆選手が2塁打を打ちます。

続く山崎晃大朗選手が粘った末四球で出塁。

 

そこへ眠っては起きを繰り返す山田哲人選手が、この回はお目覚め。

ライトへ渋い安打を打ち塩見選手が二塁から還り先制しました。

先制で笑顔の山田哲人選手

先制で笑顔の山田哲人選手

 

その間山崎選手は三塁へ。

1アウト一三塁となり、4番村上宗隆選手が登場します。

外野フライでも1点。。。いやいや、この方は神なので、やはり神ってました。

左中間へ27号逆転の3ラン。

村上27号3ラン出典ヤクルト公式サイト20220628ー2

 

広島にも村神様は降臨なさったようです。

この頃どこにでも現れる様で、5試合6本の荒稼ぎ中。

ホームランダービー、打点ダービー共に独走中、打率ダービーも2位となっており、増々目が離せません。

 

 

これで決まりのようなものですが、7回2死から丸山選手、塩見選手が安打出塁。

山崎晃大朗選手がレフトへ安打し追加1点が入ります。

 

更に8回はオスナ選手が8号ホームラン。

オスナ8号ソロ出典ヤクルト公式サイト20220628

完全にダメオシして3点差に広がりました。

8号帰還のオスナ選手

ここでほぼ勝ちが見えました。

 

 

広島好投の床田寛樹投手

出来は数段小川投手より良かったのですが、結局最も警戒の村上選手へ失投ともいえる一球で泣いた感じです。

失投を悔やむ床田投手

村上選手27号で失投を悔やむ床田投手

まあ村上選手以外でしたら外野フライで終わったわけで、村上選手だからの失投と思います。

 

今のヤクルトは、選手層が滅茶苦茶厚いわけではありません。

ですが、監督はそれぞれの持ち味を生かして有効に機能させて陣容を整えています。

チーム状態は、最適の状態と思います。

 

今の陣容に少し疲れが出始めましたが、ここにきて二軍からは朗報が聞こえてきます。

まず、奥川投手がブルペン投球を開始。

ドラ1山下輝投手が怪我明け実践復帰。

手術後の長谷川宙輝投手も山下輝選手と同じ社会人との練習試合で実践復帰。

山下、長谷川投手は、既に151Kmを計測している模様です。

あと1カ月もすれば立ち上がるのが予想できます。

何しろ奥川投手、後半を任せられそうでついニンマリしてしまいます。

 

今日は広島とのカード2戦目。

予告先発は、ヤクルト原樹理投手、広島遠藤淳志投手です。

原樹理 VS 遠藤淳志

遠藤淳志投手は初対戦です。

初物には弱いので心配ですが、今日も打線を繋げて、3,4番で仕留める野球を期待します。

 

 

2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集

 

村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 27号(通算131号)を更新中です(こちら

村上27号3ラン

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年6月28日

広島東洋カープ      3-6   東京ヤクルトスワローズ マツダスタジアム
東京読売ジャイアンツ   6-2   中日ドラゴンズ 山形
横浜DeNAベイスターズ   6-2  阪神タイガース 横浜スタジアム

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2022年6月28日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 ヤクルト 72 48 23 1 .676 0.0
2 巨人 77 40 37 0 .519 11.0
3 広島 74 35 36 3 .493 2.0
4 阪神 75 34 39 2 .466 2.0
5 DeNA 68 30 38 0 .441 1.5
6 中日 72 30 42 0 .417 2.0

 

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