東京オリンピック 準決勝 対韓国
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
韓国 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 1 |
日本 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | X | 5 | 9 | 1 |
プロ参加の2000年シドニー以降、オリンピックの韓国戦は4戦全敗という対戦結果でしたが、初めて宿敵から勝利しました。
良い試合運びで、相手に流れを渡さずこれまでの試合同様にチームが一丸となった勝利と感じます。
重要な先発、山本由伸投手。
初回は慎重過ぎた感じとマウンドへの違和感もあり少し手こずりましたが、以降は安定した内容でした。
6回ほんの少し高めに入った変化球を、ここは流石の韓国打線に掴まりましたが、逆転には至らず責任を果たしました。
中盤まで先行されず試合を作る事は大舞台では重要ですから、やはり先発の軸としての役割は十分果たせたと思います。
同点にはされましたが、岩崎優投手が登板。
相手の攻撃を一旦落ち着かせる好投でした。
この流れを確実にしたのが、3番手の伊藤大海投手。
しかも2イニングと一番きつい所をしっかり抑えきり、8回の攻撃のリズムを作ったといえます。
結果を恐れず攻めに徹した投球でしっかり結果を残しているところは、この大会の中盤でのストッパー的な役割を果たし大きな貢献をしています。
ある意味終盤の攻撃のお膳立てをしている感じで、ブルペン陣の貢献度No1とも言えます。
8回、この大会のキーマン山田哲人選手に好機が回ってきたあたりにツキを感じます。
相手のミスでダブルプレーが取れず、2アウトながらランナーが残ったところ。
村上(敬遠)、甲斐(四球)と上手く付け入り、チャンスを広げた繋ぎはいかにも日本野球でした。
村上宗隆選手はこの試合で2本のヒットを打っていて、申告敬遠となったと思うのですが、陰に隠れた貢献をしています。
先取点は村上選手のヒットからの得点でしたし。
こうして塁が埋められていきますと、甲斐選手の四球は大きい。
どうしても山田選手を打ち取る必要が出てきます。
ウエイテイングサークルでしっかり相手の配球を読んで、初球で仕留めた山田選手は流石の勝負強さ!
数年前の好調時が戻ってきた感じで試合を決めました。
5回の二塁打もそうでしたが山田選手らしい当たりでした。
感触的にはホームランと思いましたが、大会球の特徴か飛びが今一つでフェンス上部に当たってしまいました。。。残念
メキシコ戦での3ランもそうでしたが、一気に大量点で突き放したところは大きな貢献です。
今大会絶好調・・ヤクルトとしては後半戦に期待が膨らみます。。
オリンピックで燃え尽きませんように。。。
決勝戦は韓国orアメリカ、どちらにしても楽には勝てません。
先発の重要性がますます増してきます。
とは言え最終戦総動員で、念願の金メダルを取って欲しいものです。
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