村上宗隆

土俵際で踏ん張り、しぶとく勝ちを取りました。打線が機能し始めやられっぱなしを解消。村上選手、苦手の内角高めを完璧に打ち返しもはや穴無しの神様状態になってしまいました。

バンテリンに村神様降臨。2発で相手の戦意を喪失させ試合を決めました。村上選手以外の打線も復調ししぶとい得点力が復活。キブレハン選手にも安打が出るなど粘投の原投手を助け、原投手7勝目です。

大野投手の立ち上がりのミスを活かして3点先行も、小川投手低調で6回途中降板。同点で中継踏ん張るも最後サヨナラを決められてしまいました。打線振るわず投手逃げきれずで、またしても泥沼にハマったか？

またまた投打嚙み合わず、精彩を欠きました。中盤を過ぎたところから全く良いところなしで惨敗です｡ただ最後の村上選手の二塁打と9回の石山投手に今後の希望の片鱗が見えました。

投手戦で両チーム引かずの場面を決したのは、降臨した村神様の42号3ラン。僅差に追い上げられ突き放したのが「勝負強い」キャプテン山田19号。高橋投手の球威ある直球に魅せられながら、良い試合を見ました。

7,8月には影を潜めた久しぶりのヤクルトらしい攻撃で、難敵青柳投手を崩しての勝ちです。長岡選手がチーム58イニング目となるタイムリーとは、どんだけ不振だったんだとビックリ。

先発小川投手がまるで迫力なし。先制してもすぐ追いつかれ逆転。味方が追いついてもすぐ不用意に一発でまたリードされと残念な内容でした。このチーム状況を建て直せれば、高津監督も名将の入口に立てますが。

序盤完璧のサイスニード投手でしたが掴まりました。打線に繋がりがなくタイムリー無しと負けのパターンです。希望は村上選手の40号で気持ちが少し晴れました。久保、山本、金久保投手の踏ん張りも朗報です。

先発高梨投手を始め、投手陣がよく耐えていたのですが、結局エラーとほぼエラーのミス連発で自滅してしまいました。さすが森下投手、孤軍奮闘の村上選手は高く上げれず、単発安打に打ち取られ完封されました。

コロナ陰性も倦怠感で外れた村上選手の「存在の価値」がこれほど大きく出るとはと感じた試合でした。「大黒柱を失った感」が大きく作用し、今回は戦力ダウンを強く感じました。