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雨で試合中止だったので、考えてみたこと

残念つば九郎 番外編

雨で中止で、一考

せっかくの草薙球場巨人戦は、雨模様で無理かなでしたが、結局土壇場でまたまた中止となってしまいました。

それにしても今季は多い・・・

 

現状のチーム状態では試合をしてもなかなか勝ち目が見えないところです。

そのため、「流れた試合はメンバーがそろう後半戦に組み込まれれば少しは勝てるのでは」とも言われますが、話はそう単純なものではなさそうに思います。

 

確かに主力に故障者、離脱者続出で今の状況になっていることは事実です。

しかしそれは一因に過ぎないと感じています。

根本的にチームを改造(フロント、球団体制も含め)しなければです。

離脱者が戻ればチーム状態は少しは良くはなるでしょう。

未消化試合が多ければ少しは挽回できるでしょうが、ビリから脱却できるほど劇的な変化が起こるわけではありません。

チームの底上げができる体制を構築し直さないと、多少のカンフルではすぐにメッキは剥がれてしまいます。

 

ヤクルトの現状の最大の課題は、新しい芽がなかなか育たないことです。

素材の選び方、育成方法、コンデション管理などなど問題が多く、結果どこの球団よりも新しい芽が出ないように思います。

ドラフトで獲得した選手を2019年から2022年で拾ってみますと、一軍でそれなりに試合に出ている選手は、22人中10名ほど(育成からの昇格は除いています)。

これが阪神となりますと27名中14名、横浜23名中13名、中日25名中13名、広島と巨人はヤクルトとあまり変わりません。

また、ドラフト上位が思うように活躍できていません。

山下、西舘とコンデション不良から長期離脱をしており、誤算だらけになっています。

昨年から復帰の奥川投手も、以前のように盤石ではありません。

 

新しい芽の伸びが悪いと、経験者にばかり頼らざるを得ず、新陳代謝が望めません。

勿論経験者が悪いと言っているわけではありません。

石川選手にしても、過去の青木選手にしても、いてくれるだけで若い選手の大きな指標や力になってくれますから。

しかし、どんどん新しい細胞が下から押し上げて来る状態ができないと、全ては一過性に終わります。

 

髙津監督が、なぜ山田選手を出し続けるのかの問いに、

「勝とうと思ってやっているから、山田や中村を使う」ということになります。要は、彼らの代わりの選手がいないんです。例えば打率2割前半の山田や、1割台の中村を使わなくてもいいんです。だけど、それにとって代わる選手も数字が低いです。数字に表れるリアルな成績があまり変わらないのなら、少しでも勝利の可能性を高めるために、数字に表れないもの、例えばチームを引っ張っていってくれる選手、大きなミスをしない選手を使った方がいい。それが、僕の考えです。たくさんチャンスはありました。たくさん打席にも立たせましたが、使い続けるにはもっと時間が必要だとも思いました。

要は、代わりを務めることのできる選手がいれば必ず使います。山田、中村よりもいい選手がいれば必ず使います。それは、勝つためには当然のことですから。

例えば数字的には(山田)哲人も、他の選手も打率だけで見ればそれほど大差がないかもしれない。でも、打席での内容を見ると、もう明らかに違います。あまり詳しいことは言えないですけど、チーム内で「こうしてやっていこう」という決め事があるんですけど、それができなかったり、すごく消極的になったり、まだまだ自分の役割、立ち位置というものを理解していなかったり……。打った、打たないだけでは判断しません。

引用アルファポリス

この監督の言葉を聞いていますと、新陳代謝がなくなった高齢者の状態・・・まさに現状が其れのように感じてしまいます。

要は若い芽がしっかり育っていないために起きている今の立ち位置と思います。

 

極端には10年計画位のマイルストーンで大改革すべきでは?

3年、5年後のあるべき姿を具体的に示して、これに全体がコミット(現場、フロント、球団全てが)して出来なければ去るぐらいの気持ちでやっていく。

そこがしっかりしていれば、今は負けていても、ファンはついていくと思うのですが・・・

 

雨で二軍の試合まで流れてしまいました。

今夜の神宮はできそうです。

先発はヤクルトが吉村貢司郎投手、巨人は西舘勇陽投手と発表されています。

21吉村貢司郎2025 vs 西舘勇陽

西舘投手はスライド登板、吉村投手は予定通りかと思います。

果たして若い芽は頑張れるのか

現状このメンバーでやっていくしかないのですから、腹をくくって挑戦して欲しいと思います。

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