村上宗隆選手とシカゴホワイトソックスとの契約が締結され、入団会見がありました。
ホワイトソックス公式サイトで、その様子が紹介されました。

入団会見でユニフォームを持つ村上選手2025/12/23
内容ですが、
[22日 ロイター] – 米大リーグ(MLB)ホワイトソックスにプロ野球ヤクルトからポスティングシステムを利用して移籍した村上宗隆内野手は22日、入団会見に臨み、新天地での意気込みを語った。村上は「ホワイトソックス・ネイション、皆さんは私の心の中にいる」と英語での挨拶から始め、靴下を掲げて笑いを誘うと、その後は日本語で対応。「このユニホームに袖を通して、ようやくスタートラインに立ったと感じている。このレート・フィールドでプレーできることに今、ものすごく興奮している」と喜びを口にした。ホワイトソックス入りの理由については「私にすごく合っているなと思ったし、何よりこれからのチームで、そういうチームの一員になるのがすごく好きなので、それが決め手だった」と説明した。同じシカゴを拠点とする鈴木誠也や今永昇太(ともにカブス)と連絡を取ったという村上は、ヤクルトで指導を受け、かつてホワイトソックスでプレーした高津臣吾氏とも話をしたことを明かし、「(プロ)1年目からずっとお世話になっていたし、シカゴは球団も街もいいところで、好きになるはずという連絡があった」と述べた。引用ロイター
村上選手らしさが示せた入団会見と感じます。
まずはシカゴのファンに受け入れられる事が重要ですから、その意味でしっかり挨拶できたと感じます。
謙虚にスタートラインに立てた喜びを出し、あまり強気になりすぎないところはヤクルト先輩の青木さんあたりの助言かな??
まあコミュニケーションは徐々にでしょうから、正式な場では通訳を介した方が変に誤解を招きません。
基本正式な場は通訳を解する方が安全です。

白いソックスを掲げて笑いを取る村上選手
興味深い記事がありました。
ヤクルトからポスティングシステムで2年3400万ドル(約53億7200万円)の契約でホワイトソックス入りが決まった村上宗隆内野手(25)が22日(日本時間23日)、本拠地のシカゴで入団会見を行った。同日、球団は公式Xで「村上宗隆はこのホリデーシーズンの時期に、『シカゴ住民のために何か特別なことをしたい』と申し出た。シカゴの人々にクリスマスプレゼントを贈った」とし、村上が計2万ドル(約314万円)の寄付をしたことを発表した。
球団によれば、困窮している人々を支援する活動「セント・ジェームズ・フード・パントリー」を通じ、食料不安に直面しているシカゴの100世帯に対し、ホリデーの集まりを明るいものにするために、それぞれ100ドル分の食料品ギフト券を寄付。この計1万ドル分(約157万円)の食事券に加え、シカゴ市民の支援事業を支える目的で、さらに1万ドル(約157万円)を団体に寄付したという。
メジャー選手においては、社会への還元、貢献、寄付という行為は非常に重要です。
その意味で入団早々シカゴへの寄付は意味が大きいと思います。
さすがに入団早々には余り例がないと思います。
その意味ではいきなりヒットの感じです・・・もしかしてホームランかな??
これまで新人の頃から熊本県に寄付を続けているということを考えますと、彼にとっては当たり前のことなのかもしれません。
その人間性がシカゴ市民に伝わってくれたらと願っています。
シカゴには鈴木選手、今永選手がいますから、同じチームではないですが心強いところです。
さすがに誰もいないのは厳しい?
もうすでに連絡は取っているようで、のびのびできる環境が揃っていると感じます。
WBCへの参加にはこだわりがあるようで、チームも許可したようです。
これから結構忙しいオフとなりそうです。
最後に日本語で述べた部分を拾ってみます。
その後「日本語で話させていただきます」として「野球を始めて今日に至るまでたくさんの方々に支えられ、今の自分があります。今日この日まで携わって下さった皆さま、何より両親に心から感謝しています」とあいさつした。
また「今このユニホームに袖を通して、ようやくスタートラインに立てた気持ちです。このレート・フィールドでプレーできること、今物凄く興奮しています。そしてホワイトソックス、球団関係者の皆さま、僕を評価していただき、このメジャーリーグでプレーするチャンスを与えてくれてありがとうございます」と心境と球団への感謝を伝えた。
そして「僕の目標は勝つことです。成長すること。挑み続けること。どんな相手だろうとい立ち向かい、諦めません。この球団に最大限貢献したいと思います」とし「野球のおもしろさ、素晴らしさ、楽しさをこの球場で表していきたい」と意気込みを語った。
最後に「日本で応援してくださったファンのみなさま、距離は離れますが、これからも常に一緒に戦ってくれると信じています。今後ともよろしくお願いいたします。そしてもちろん、日本のファンのみなさまも常に僕の心の中にいます」と日本のファンへとメッセージを伝えて「Let’s get to work!(仕事に取り掛かりましょう!)」とガッツポーズをして締めた。
村上とホワイトソックスは交渉期限が目前に迫る前日21日(同22日)に2年総額3400万ドル(約53億3800万円)で契約に合意したと発表。背番号は「5」に決まった。
引用スポニチ




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