ヤクルト今一つ補強の声が聞こえてこない感じでしたが、元中日のウォルターズ投手との契約がまとまったようです。

ヤクルトの海外からの補強ポイントは投手です。
ですから補強としては順当なところではあります。
2年連続で海外組投手総入れ替えとなって、全てが新規となると、獲ったけどの見込み違いリスクが生じた場合、陣容整備に大きな狂いが出てきます。
近年は起きる可能性が高い・・・1億2億と出しながら、成績が伴わず二軍暮らしで退団がかなりいますから。
その意味ではウォルターズ投手、登板数が多くはありませんが、今季日本でプレーしたところも獲得の大きな要素だった感じです。
スカウトから送られてくる映像ではなく、実際に投球を見た訳ですから。
2015年のMLBドラフト3巡目(全体90位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名され、入団しています。
もともとドラフト上位で素質は期待された28歳ですから、伸びしろありと見たと思います。
ラッキーなことに高くない。
中日へは昨季6000万だったようですが、自由契約からの獲得ということで7800万で済んでいます。
昨季の一軍登板は3試合のみで、5イニングを投げて防御率0.00、与四球5・奪三振5の内容でした。
5イニングで三振5で四球5ですから、あまりコントロールが良くないのかもしれませんが、日本のストライクゾーンに慣れるのがどうだったのかなとも思います。
2試合は6月登板で、無失点だったものの二軍行き。
二軍では33試合に登板し、0勝2敗8セーブ、防御率3.41だったようです。
3試合目は中日の最終戦となった10月1日で、巨人戦で5、6、7回を2安打2四球の5奪三振で無失点。
最速160km/hのストレートと、スライダー、スプリットなどの変化球を投げるということですから、日本に慣れて大化けすることを期待したいところです。
中継ぎスタート、複数イニングも行けそう。
伸びしろ如何では先発も・・・期待しすぎ??
海外補強としては、後はやはり先発要員。
ここは何としても欲しいところですからもうひと頑張りでしょうか。
聞くところによりますとベネズエラ出身のホセ・キハダ投手を調査中とか。
左腕の速球派で、メジャー経験ありですから、いいように思いますが、先発経験がないようなので、どうでしょう。
複数イニングを行けるなら、今回獲得のウォルターズ投手を先発に持って行くのも手と思いますが。
余裕は無いところですが、出来れば若い野手を補強すべきとも・・・
それにしても、あと一週間となった村上選手のポスティング。

結構難しい局面となりそうです。
思ったほどの大きな契約とはならない感じも・・・
その方が気負わずに済むので、スタートとしてはむしろ良いように思いますが・・・




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