7/29 ヤクルト 対 横浜DeNAベイスターズ カード初戦
村神様が復帰の効果大で、苦手DeNAの東投手に完勝でした。
復帰戦前回(4月17日)は1試合で逆戻りでしたから、ホームランもさることながらまずは順調に滑り出せたことが良かった。
「僕が帰ってきて負けたら何を言われるか分からないので、必死に頑張りました。すごいプレッシャーだったのですごいホッとしています」
本人のコメント通りホッとしたというところは本音かもしれません。
勢いが出始めたヤクルト、村上ターボ搭載で捲土重来のエンジンに着火!
これからが本番でしょうか。
では試合を振り返り、所感を書き留めたいと思います。
7/29 横浜 対 ヤクルト スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 12 | 0 |
横浜 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 7 | 0 |
・ヤクルト本塁打 村上宗隆 1号 ソロ(2回) オスナ 7号 ソロ(6回)
・横浜本塁打 なし
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勝ランバート、H荘司宏太、木澤尚文、矢崎拓也 – 古賀優大 |
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負東克樹、坂本裕哉、颯、松本凌人 – 山本祐大 |

村上復帰初打席で即1号出典ヤクルト公式サイト2025/07/29
投手陣
先発、ランバート投手。
内容的には今まで同様の感じでした。
適度に荒れているわけですが、これがいい方に嵌れば打ちにくいといった感じです。
正確な制球ではないので、安定感と言う意味では常に落とし穴ありなのですが、少し日本に慣れてきたように思います。
要所でギアの上げ下げで粘る慎重さが少し出てきました。

ランバート6回1失点の好投出典ヤクルト公式サイト2025/07/29
イニングごとで制球が上がったり下がったりは、もう織り込むしかないところです。
ようやく何とか様になってきましたから、これからが本番でしょうか。
DeNA打線も少し湿っている感じではあります。
最下位チームの先発の宿命といえるのが、点を取ってもらえないことと思います。
この試合まで14試合に先発し、投球イニング中最多得点が7月11日の6点、4月5日、20日、5月20日と6月18日が2点、4月29日、5月10日、27日、7月21日が1点、あとの5試合は0点です。
QSが6回3失点としますと、その条件で頑張ってもほとんどの試合で勝てないことになり、モチベーションの維持が大変と思います。
そういう意味での主砲の帰還は全ての先発陣にとって、かなり心強いと感じました。
荘司宏太ー木澤尚文ー矢崎拓也投手の継投。
星、大西投手を使わずにしっかり逃げ切りました。
その意味では終盤の追加点が継投に余裕を持たせてくれました。
木澤、矢崎投手の調子が上がってくるとブルペンも大分楽になってきます。
打線
村上選手が4番に座って本来の形ができ嬉しい限りです。
岩田、赤羽、内山選手が徐々に力をつけ、打線が打線になってきました。
村上選手が戻ったことで、オスナ選手の重荷が軽減で楽に打っているように感じます。
威力が倍になりそうです。
山田、古賀、伊藤選手も徐々に上がってきて、打線に切れ目がなくなってきました。
では先制の2回を振り返ってみます。
先頭打者はこの日帰還の村上宗隆選手。
対する東投手は結構相性が良いので、もしかしてと思いましたが、ほんとにやりました。
復帰初打席1号ソロです。

村上1号ソロ含む2安打1打点の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/07/29
打った球はふわっと上がり、でもしっかりスタンドの中段に着弾しました。
力を大して入れていないのに綺麗に振り切り、打った瞬間スタンドインを確信した確信歩き。
いや~、久しぶりに見ました。
村神様降臨です。
しかも届けたのはファンが待っているレフトスタンドという泣ける演出。
「お待たせしましたァ」のご挨拶代わりの一発でした。
髙津臣吾監督は試合後、「まさか打つと思っていなかった。ただ、久しぶりに目の前でムネのスイングを見られたのは、チームにとっても刺激になったと思うし、いい結果で先制点を取ってくれた。非常に大きな復帰の第1打席だったと思う」と振り返り、「前後であったり、打線のつながりであったりというのが、彼が4番に入ることですごく生きてくる。いい打席、いいゲームだった」とコメントしています。
監督の言う通り、これでチームががぜん勢い付きました。
2死後、7番の古賀優大選手が安打出塁。
8番伊藤琉偉選手の打った球がイレギュラーしセンターへの安打となって2死1,2塁。
気分を良くしたか、ランバート選手までもが安打を打って満塁です。
ここで岩田幸宏選手。

岩田2点タイムリー含むマルチ安打の活躍出典ヤクルト公式サイト2025/07/29
タイムリーを打って2点加点できました。
2死からでも繋ぎ、得点を重ねたことがその後のランバート投手の投球に生きてきたのではと思います。
ここで欲しい中押し点はオスナ選手。

オスナ2試合連続アーチ出典ヤクルト公式サイト2025/07/29
2試合連続の7号ソロで加点しました。
3回に1点返されていたので、このホームランでしっかり3点差に戻しました。
継投陣に対するプレッシャーを大きく減らしたと思います。
久々の5番で、ずいぶんリラックスしたように見えました。
のびのびと打っていますので、今後も期待です。
8回、だめ押しができました。
先頭の村上宗隆選手。
今度はライトに安打で、チャンスメイクをします。
ここでこの日のお役御免で代走丸山和郁選手が送られました。
オスナ選手安打で、無死1,2塁。
ここで丸山選手、盗塁を仕掛けて成功。
全くのノーマークでした。
ここで無死1,3塁となっての山田哲人選手。
しっかり犠牲フライをあげて4点差と突き放します。
この1点で横浜の息の根を止めたと感じました。
この頃調子を戻しつつある山田選手。
村上、オスナが元気なのでつられたのかもしれません。
この日はセンターにも安打を打ちじわじわ打率を上げつつあります。
何にしても軸が軸として働き、足を含め軸以外も役割を全うしました。
良い試合だったと思います。
守備
3年ぶり7連勝ですが、このところ守備のミスが無いところも連勝の下地かもしれません。
この試合でも良い守備が目立ちました。
7回、桑原選手の大飛球を、フェンスに激突するファインプレーでキャッチした内山壮真選手。
すっかりレフト守備が板につき、生粋の外野手のような活躍です。
この試合でも安打を打ち、7試合連続安打としています。
久しぶりの一軍で守備が不安だった村上選手も、滞りなくサードをこなしました。
今日は横浜とのカード2戦目です。
先発はヤクルトがアビラ投手、横浜はバウアー投手と発表されています。
vs
アビラ投手、勢いを維持できるか?
村上選手は2試合目も良い調子で頑張れるのか。
打線がしっかりつなぐことが出来るのかなど、見どころが満載で、1か月前とはエライ違う気持ちの入れように笑ってしまいます。
チームは22年の6月8~19日に8連勝して以来、3年ぶりの7連勝でした。
どうせなら8連勝、9連勝と伸ばしたいところです。
2025年 村上宗隆選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2025 では1号(通算225号)を更新中です(こちら)

1号を打ちオスナとハイタッチする村上出典サンスポ撮影・岩崎叫汰2025/07/29
プロ野球 セリーグ 試合結果 2025年7月29日
横浜DeNAベイスターズ 1-5 東京ヤクルトスワローズ | 横浜スタジアム |
阪神タイガース 1-0 広島東洋カープ | 甲子園 |
中日ドラゴンズ 8-5 東京読売ジャイアンツ | バンテリンドーム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年7月29日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
93 | 56 | 35 | 2 | .615 | 0.0 |
2 | ![]() |
92 | 44 | 45 | 3 | .494 | 11.0 |
3 | ![]() |
91 | 41 | 45 | 5 | .477 | 1.5 |
4 | ![]() |
91 | 41 | 48 | 2 | .461 | 1.5 |
5 | ![]() |
91 | 38 | 48 | 5 | .442 | 1.5 |
6 | ![]() |
86 | 31 | 50 | 5 | .383 | 4.5 |
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