キャンプも本格化、練習試合ですが実戦が始まりました。
初戦は広島。
この時期ですから主には新しい戦力候補の力試しが中心。
まあ一軍登録を狙うメンバーの最初の関門となります。
結果も重要ですが、状況に合わせた仕事がどこまで出来るかの試金石。
内容も問われます。
私見ですが、この試合で最も光ったのは西村瑠伊斗選手でした。
確かにホームランを打った澤井選手も光ったように見えますが、全打席を通じてみますとまだまだの感じがします。
西村選手、茂木選手に代わって指名打者として入り、6,8,9回を右二塁打、右二塁打、左安打と猛打賞でした。
しっかり打ち分け内容も見せました。
6回は内角ベルト付近の125㎞スライダーをライトに二塁打。
8回も内角135㎞カットボールをライトに強襲して二塁打。
最後9回はやはり内角140㎞の速球を逆方向に安打。
内野は空きが少ないのですが、初戦から良いアピールができました。
内野控えに強力な候補です。
他はかなり頑張らないと・・・
投手では育成ですが鈴木康平投手。
支配下に向け一歩前進の内容でした。
2回を投げ24球、打者8人、被安打1、奪三振3、無失点です。
三振を取ったのはフォークとナックルカーブ。
ストレートは第1打者の韮澤選手に初球を安打されましたが、それ以外はセンターフライと内野ゴロ(ショートエラーで出塁させてしまいましたが)。
ストレートの球速はまだ140㎞前半ですが、緩急を織り交ぜてうまく打者を処理した感じです。
この調子でいけばオープン戦頃に支配下もありうる・・・と思います。
オリックスー巨人ーヤクルトと3チームを渡りました。
オリックス―巨人は元ヤクルトの廣岡大志選手と交換トレードでしたので、何か縁も感じます。
戦力外からの這い上がり、もう一花咲かせて欲しいと願っています。
その他の投手を振り返ります。
先発松本投手は無失点の好投でしたが、追い込んでからの内容に課題を残しました。
金久保投手は今一つ精度にかける課題が。
長谷川投手は1イニング目は良かったのですが、2イニング目で粘られてから被安打2。
併殺で無失点でしたが、左を抑えるという面ではまだ課題が。
宮川投手は制球の安定の課題とそれぞれ課題が見え隠れでした。
まあこの時期としては厳しめに見たとも言えます。
3月中旬くらいまでには仕上げて欲しいと思います。
野手では赤羽、澤井、岩田、古賀、橋本選手はアピール出来ましたが、濱田、伊藤、武岡、増田選手あたりは内容的に課題が残った感じです。
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澤井廉ホームラン出典ヤクルト公式サイト2025/02/15
まあ初戦、この一試合だけで決まるものではありませんが、このクラスのメンバーはオープン戦序盤までがまずは勝負。
以降は徐々に出場機会は制限されますので、このあたりから飛ばす必要があります。
レギュラークラスでは若い長岡秀樹選手が1番で出場。
さすがに2安打。
肩慣らしは順調のようです。
並木秀尊選手。
あわやのヘルメットにかする死球。
抜けた感じでしたがヒヤッとでした。
さすがにこれは勘弁。
練習試合で死球を受けてまた故障では目も当てられません。
かすった程度で済んで良かったと思いました。
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