10/31 ワールドシリーズ、日本シリーズともに峠越えの分かれ道の第5戦でした。
ワールドシリーズ2024 第5戦
勢いを失うとこうも脆くなってしまうかを見せつけられる試合でした。
序盤3発、エース快投でしたから、前日の勝ちからようやく本来の姿を取り戻したかのヤンキースでした。
しかし思いがけないミスから一気に逆戻りです。
連鎖のミスが続き、一旦は踏み留まれるかでしたが、そこでやはり流れはドジャース。
好調フリーマンに回り上手く打たれてタイムリーです。
こうなるとどうにも止まらずで同点まで一気にでした。
それでも一旦は再度リードしましたが、勢い付いたドジャースは止めきれませんでした。
運命を分けた5回。
離塁が大きいランナーを見て、プラスワンの積極的な守備を意識して痛恨のポロリのジャッジ。
味方のミスを消そうとして野選のボルピー。
ここも言ってみればプラスワン狙いでした。
ギアを上げて連続三振。
ベッツをファーストゴロで凌ぎきれた・・・で緩んでカバーが遅れたコール。
どれも詰め寄られて相手に勢いを付けさせたくないが故のプレーの感じでした。
短期戦、リードしているときはやはり固く堅実に行くべきと思います。
プラスワンが成功すれば確かに大きく流れを引き寄せられるわけですが、常道はやはり固くと感じます。
まあ結果論です。
ヤンキースは久々の順調な序盤でしたから、流れを失いたくないが故の焦りの気もします。
やはり短期戦はエラーが左右します。
コール投手の失点5、自責点0がそれを物語ります。
戦力的には有利の感じのヤンキースでしたが、やはり勝てたはずの初戦でサヨナラ満塁弾での逆転負けが最後まで効いたと感じます。
今は圧倒的な戦力を持ちにくいシステム。
短期戦のポストシーズンは運も大きな要素の感じです。
日本シリーズ2024 第5戦
横浜DeNAの勢い止まらずです。
ソフトバンク、第3戦で息を抜いた感じを引きずって、投打全く上手くいかずで大失速です。
東、ケイ、ジャクソン投手に完全にお手上げ状態となりました。
投手陣も先発から中継ぎが持ち味だせずです。
完全に受け身で押されっぱなしで、攻めの投球ができず委縮しています。
東投手が気迫で凌ぎ切って流れを呼んだことになりますが、ケイ、ジャクソンの両投手がポストシーズン絶好調。
この2選手が大きく長いイニングを投げ切ってブルペンに余裕をもたらしました。
これに応えブルペンも好調。
特に中川投手が効いています。
それにしても調子付くと怖いのが外国人選手です。
この試合のジャクソン投手もそれほど制球が良いわけではありませんが、肝心なところでベストに決まっています。
荒れ気味ですが、「ここぞでベストの投球」はなかなか攻めにくいことになります。
加えて大きいのが戸柱恭孝捕手。
かなり大胆な配球で同じ球種をこれでもかと続けて相手を翻弄しました。
読みにくく混乱させています。
これが上手くはまっています。
結果次第のところですが現状はこれが成功しました。
ソフトバンク打線が混乱し、28イニング無得点はさすがに驚きです。
打線は3回、筒香嘉智選手にタイムリーが出て先制できました。
また4回には牧秀悟選手の3ランが出て、一気に横浜のイケイケムード。
結局先発野手全員安打で0-7と圧巻のパワーを見せつけ、優勝に王手です。
移動日を挟んで第6戦が行われます。
横浜ですが投手のやり繰りから行くと出来れば雨で先延ばしができれば中4日で東投手、さらにはケイ投手が使えます。
2日の横浜、天気予報は大雨と好都合。
さてどうなりますか??
日本シリーズの結果、画像はNPB公式サイト引用です。
2024年10月31日(木)
みずほPayPayドーム福岡 ◇開始 18:01 (3時間38分) ◇入場者 36,636人
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | H | E | |
横浜DeNA | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 13 | 0 |
福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 |
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