オープン戦も最終版ですが、この時期の試合としてはお寒いものでした。
北海道に行って冷え込んだわけでもないでしょうが。。。
なにせオスナ選手の一発のみの1安打、四球も2ですから、全くチャンスらしいチャンスも作れず2時間半でアッと言う間に淡々と終わった感じです。
内容が内容でしたからあまり見るべきところはなかったのですが、少し気になったところを書いてみたいと思います。
3/24 北海道日本ハムファイターズ 対 東京ヤクルトスワローズ オープン戦 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 |
日本ハム | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 3 | 8 | 0 |
・ヤクルト本塁打 無し
・日本ハム本塁打 無し
バッテリー
小川泰弘、ケラ、石山泰稚、清水昇 – 古賀優大、内山壮真 | |
金村尚真、井口和朋、宮西尚生、石川直也 – 伏見寅威 |
小川泰弘投手。
まあ開幕決まりのタイミングで登板です。
あまり調子がよかった感じはしませんが、上手くまとめて5回を投げ切りました。
この辺りは経験のなせるところかも。
高津臣吾監督が試合後に「開幕は小川です。ちょうど1週間前に伝えました」とコメント。
「軸となって投げてほしいピッチャー。安定感もある」というのが理由だそうです。
小川選手は目標を「二桁勝利と規定投球回到達」としていました。
監督、「低すぎる。真剣かどうかちょっと分からないけど非常に低い目標設定」とお怒り。
「15勝と200イニング。ぜひそれをクリアしてほしい」と激を飛ばすも、個人的には「さすがにそれは。。。」と思いますが、やったら間違いなく3連覇ですなぁ。
ケラ投手。
見るたびに良くわからない投手です。
前回同様で球威、キレ、制球は今一つ荒れている感じです。
それはそれで今後は良くなっていく部分と思いますが。。。
何より気になったのは、ランナー無警戒で2盗、3盗を楽々許した点です。
捕手が全く送球できずですから、100%投手の問題と思います。
まず、ランナーがいても、ワインドアップの投球方法を変えませんでした。
また、万波選手の時に松本剛選手に一度牽制をしただけで、清宮選手の打席では走者牽制はなく、簡単に2盗、3盗を許してしまいます。
意図があっての対応なのか(あるとは思えませんが)、WBCで投げたアメリカの投手にもそのような選手がいましたので、「打者を打ち取れば問題ない」という考えなのかもしれません。
この試合は後続を抑え無失点で切り抜けましたが、だから良しとはなりません。
終盤僅差を守る必要が高い位置付けで「2死1塁が、簡単に2死3塁」では危険が多すぎます。
日本の野球はスモールベースボールが主流で、盗塁やバントを多用することも多く、投手は様々なパターンを想定してかなり神経を使います。
私にはよく理解できない内容でした。
私見では怖くて締めは任せられないように思いました。
清水昇投手。
安打を続けて打たれましたが、清水投手の場合は調整と見えましたので、さほど心配はしていません。
むしろ「こんなもんだろう」という感じで、公式戦前のラスト調整を試したのだと思います。
連日頑張っていた若つばめたちの快音が全く聞かれませんでした。
初めてのエスコンフィールドにたじろいだのでしょうかね。
この内容の試合ですと、登録29人、ベンチ25人の予想が難しくなってきます。
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