8月2日 対 中日ドラゴンズ
先日の試合の流れそのままに、「村神様降臨」一色の感じでした。
それにしてもまさか現実となるとはの5連続でした。
すでに円熟の感じですがまだ22歳。
まだまだ伸びそうですが、いったいどこまで行くのかもはや誰も予想できない感じです。
8/2 東京ヤクルトスワローズ 対 中日ドラゴンズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 |
ヤクルト | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 5 | 9 | 0 |
バッテリー
☆高橋奎二、今野龍太、コール – 中村悠平 | |
★柳裕也、谷元圭介、森博人 – 木下拓哉 |
先発高橋奎二投手。
初回は変化球が決まらずピンチでしたが、好調のビシエド選手で併殺を取って落ち着いた感じです。
以降徐々に変化球も修正し、先頭をきっちり抑え安定してきました。
カード初戦で7回を投げ切る好投でした。
奪三振7を挙げ、ちょうど合計100となりましたが、投げ合った柳投手を抜いて目下1位です。
いい感じでの援護もありましたが、やはり大きなところは高橋投手の好投です。
今野、コール投手もしっかり3者凡退で、いい流れで締めくくりました。
村上選手の連続打席ホームランが球場を支配した試合でしたが、投手陣の踏ん張りがあってこその完全なるワンサイドのゲームでした。
打線。
1回山田哲人選手の17号で先制し、これが8月の狼煙となりました。
143Kmのストレートを打ち、球は伸びて右中間にスタンドイン。
「初球からしっかり良いスイングすることができました」とコメントしましたが、否が応でもナインは奮起したことと思います。
山田選手がホームランを打った直後の村上宗隆選手。
ファンは直前の試合で阪神から打った3連発の余韻が残り、安打を期待。。。いや、やっぱりホームランを期待していたかな。。「もしかして」と。
どうも村上選手の夢枕に村神が降臨してお告げをささやいたようで、4連続ホームランを夢に見たそうなのですが、正夢となりました。
4打席連続ホームラン
打った球は真ん中より109Kmカーブ、右翼スタンド上段に着弾する大飛球でした。
打球を追う投手、捕手は、茫然と行方を見ています。
村上選手もホームランを確信し、バットを投げました。
「してやったぞ」の表情です。
4打席連続ホームランはヤクルトの球団記録となりました。
ヒーローインタビューでは、
「4打席連続は意識していました。夢でホームランを打つ夢を見たので、もしかしたら打てるんじゃないかと打席に立ちました」
「連続記録はもしかしたらいけるんじゃないかと思ったので普段通り集中して立ちました」
興奮冷めやらぬ中、3回裏の第2打席がやってきます。
青木選手が四球で出塁。
万が一、5打席連続なんてことにならんかなぁ。。。
なりました。
あんな体勢で、流し打って、よもやの39号2ランです。
「5打席連続打てたらいいなあくらいの気持ちで。ちょっと狙ってましたけど、そのくらいの気持ちでいきました」
「ちょっと体勢崩されたんですけど、左手の感覚もすごく良かったですし、その前の右手のフォロースルーも良かったのでもしかしたら入るんじゃないかと思って走っていました」
打ったのは外角の130Kmチェンジアップでした。
確信ではなかったのでしょう。
入ることを期待して走っていたようですが、入ってからは悠々と、堂々とダイヤモンドを回りました。
つば九郎がコロナ待機なので、花束はつばみちゃんからとなりました。
つば九郎は残念でしたが、つばみちゃんにとっては記念のセレモニーになったと思います。
さて、5試合連続と言うのは前代未聞、史上初のことです。
あの王貞治さんですら達成していない大記録を若干22歳がやってしまいました。
メジャーリーグのスカウトが来ていたようでしたが、ヤバいものを見せちまったかも。
まだしばらくはヤクルトで頑張って欲しいので、誘わないでいただきたいと思います。
ヒーローインタビューは満面の笑みでした。
やはりホームグラウンドでの快挙でしたから、テンションも上がったと思います。
甲子園でも3連続本塁打のヒーローインタビューを受けました。
落ち着いて対応していましたから、阪神ファンに対しての礼儀を欠かさぬ配慮をしていたと思われます。
気配りの男です。
今思いますと、甲子園での延長11回、よくぞ勝負をしてくれたと思います。
なぜ敬遠しなかったのかと、このブログでも書いてしまいましたが、矢野監督の勝負師としての男気がなければ、この大記録は生まれませんでした。
なぜか勝負をしなければならない勘があったのでしょうか。
それが次の中日戦に花開くとは、思いもよらない結果で、改めて矢野監督、勝負をしてくれてありがとうございました。
阪神の望む結果にはならなかったでしょうが、そのおかげで歴史が一つ刻まれました。
このところはホームランでの得点のみでしたが、6回連打でしっかり追加点をとったところは今後に向け打線が繋がったいい攻撃でした。
まずは3打席目の村上選手が二塁打で出塁。
サンタナ選手三振の音、中村悠平選手が安打。
続くオスナ選手がタイムリーで得点1を加えました。
やはり繋がりで得点はヤクルトの特徴ですから、この1点は重要だと感じました。
それにしても、村上選手、この暑い厳しい時期に絶好調はすごい体力です。
大打者は夏場に強いと言われますが、まさにの感じです。
後は心して若いうちからの体の管理がといったところです。
この試合終了後、本塁打39、打点98、打率.321となりました。
今季の目標に、3割、40本、100打点と言っていましたが、本塁打と打点は秒読みです。
本塁打39本はキャリアハイと同本数ですが、まだ8月は始まったばかり。
これからどんどん記録を伸ばせるのではないかと期待します。
打率に関しては最後まで分かりません。
佐野選手の打率を追い越せる日が来るのか、期待と不安で見守りたいと思います。
唯一苦手のドラゴンズにいい勝ち方で一気に払拭したいところです。
今日の先発はヤクルトサイスニード投手、中日笠原祥太郎投手です。
VS
笠原投手とは7月14日に対戦し、負けています。
突然のコロナ離脱で急ごしらえのチーム状態でした。
今回はフルメンバーですから、リベンジをしてくれると期待します。
2022年村上選手 全ホームラン軌跡を特集
村上宗隆選手 ホームラン記録 2022 38 ,39号(通算142,143号)を更新中です(こちら)
プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年8月2日
東京ヤクルトスワローズ 5-0 中日ドラゴンズ | 神宮球場 |
東京読売ジャイアンツ 3-6 阪神タイガース | 東京ドーム |
横浜DaNAベイスターズ 5-2 広島東洋カープ | 横浜スタジアム |
プロ野球 セリーグ 順位表 2022年8月2日試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 95 | 58 | 36 | 1 | .617 | 0.0 | |
2 | 98 | 49 | 47 | 2 | .510 | 10.0 | |
3 | 90 | 43 | 45 | 2 | .489 | 2.0 | |
4 | 99 | 46 | 50 | 3 | .479 | 1.0 | |
5 | 97 | 45 | 51 | 1 | .469 | 1.0 | |
6 | 93 | 41 | 51 | 1 | .446 | 2.0 |
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