高橋立ち上がりを打たれ、打撃陣はあと1手が届かずでズルズルと敗戦

7月5日  対  東京読売ジャイアンツ

先発高橋投手の出来が全ての感じでした｡

全体が今一つ迫力に欠けずるずると負けた感じで、言葉は悪いですが迫力なしの悪い負けです｡

7/5　東京読売ジャイアンツ　対 東京ヤクルトスワローズ　試合結果

	★高橋奎二、今野龍太、コール、木澤尚文 – 中村悠平
	☆戸郷翔征、H今村信貴、H平内龍太、S大勢 – 大城卓三

山田先制犠牲フライ　出典ヤクルト公式サイト

先発高橋奎二投手。

これまでの課題が鮮明になった感じです。

立ち上がりから制球が悪く、特に変化球が高めに入るところを的確に狙われました。

やはり大きな課題の「立ち上がり」がこの試合も上手くありませんでした。

以降制球が少し戻って修正していたのですが、4回､6回はまた制球を乱し失点しピンチを招きました。

修正しきれなかった感じです。

もともと投球スタイルがパワー系で、立ち上がりの制球力が難ありですが、毎回同じことを繰り返しているように思います。

毎回同じということは調整下手ということになります。

先達や指導者にもっと調整を学ぶべきと思います。

ローテーションの柱となるには安定感が必要ですからその意味では大きな課題です。

いくら素晴らしい球を投げても安定感が出ないとエースには成れません。

強い投手になればなるほど相手からは研究され、隙を見せると崩されます。

「調子が良いときも悪い時も試合を作る安定感」が軸のエースです。

ワンステップ上がる条件です｡

皆が期待している状態なので、力みもあり、つい気持ちが前のめりになったりするかもしれませんが、エースになる素材なのですからワンステップを是非上がって欲しいと願います。

攻撃的にはこの試合、1回と6回がポイントでした｡

まず1回。

塩見選手、山崎選手が連続安打で出塁を果たしました。

3番山田哲人選手がライトに犠牲フライで難なく1点を先制。

村上選手四球で1アウト1,2塁となりました。

ここで青木選手が打ち損ない繋げなかったことで、戸郷投手を捕まえ損ったところ。

これで立ち直るきっかけを与えました。

もっとも山田選手の犠飛も打ち損じでしたね。

普段の山田選手なら最低でもヒットには出来る球でした。

ヒットで繋げばビックイニングになったと思いますが、1点止まりとなりました。

戸郷投手は1回にかなりの投球数を使いましたが、その後立ち直ってしまいました。

6回の攻撃は、2連続四球で無死1,2塁。

中村選手がフルカウントから併殺。

ここは作戦的には送りバントも有りだと思いますが強硬策に出ました。

前の回にホームランで3点差に広げられといることと、連続四球後だったのでストライクを取りに来る状況でしたから、一気に逆転狙いをしたのですが、結果は裏目でした。

まあ賭けに出て負けた訳です。

この試合外角やストレートにまったくで勤続疲労が見え隠れで安定感のない山田選手と、一時の不調からは脱したものの本来の勝負強さがなかなか取り戻せない青木選手が垣間見えた感じです。

キブレハン選手を昇格させましたが、代打の結果が三振でした。

日本の投手に慣れるまで今少し時間がかかりそうです。

サンタナ選手が戻ってきているので、今結果を出さないと残れない可能性もあり、奮起に期待。

高橋投手の後を受けて火消しに入ったのが今野龍太投手でした。

打者2人を4球で仕留め、無事火消しを成功させました。

このところ調子を崩しがちでしたが、これが自信となり本来の状態に戻ってくれることを願います。

またコール投手が8回を三者凡退、木澤尚文投手も9回を三者凡退と締め、ジャイアンツにも攻撃させずに終わらせたのは良かったと思います。

次に繋がるピッチングでした。

ずるずると負ける悪い負けで後を引く感じですので、次が問題となってきます。

今日はヤクルト先発小川泰弘投手、ジャイアンツがメルセデス投手です。

　VS　

とにかく塁に出なくてはメルセデス投手を崩せません。

粘り倒して翻弄させて欲しいと思います。

プロ野球 セリーグ 試合結果　2022年7月5日

プロ野球 セリーグ 順位表 　2022年7月5日試合終了時点

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		78	52	25	1	.675	0.0
2		82	42	40	0	.512	12.5
3		79	37	39	3	.487	2.0
4		80	36	42	2	.462	2.0
5		73	33	40	0	.452	0.5
6		76	32	44	0	.421	2.5

M51