村上宗隆選手 ホームラン記録 2023
このページは2023年の村上宗隆選手の全ホームラン記録です。
2024年最新の全ホームラン記録は、こちら(村上宗隆選手 ホームラン記録 2024)をご覧ください |
2022年はついに史上最年少での三冠王の頂に昇った村上宗隆選手。
今季も勿論おごることなく更なる高みを目指すと公言しました。
全てでキャリアハイにしたい。。。
それって、大体の選手が掲げる目標ですが、村上選手のキャリアハイって、とんでもない数字です。
でもやれそうな気がするのは私だけでしょうか。
今季も是非ともホームランの記録をしていきたい!
この記録は積み重なるだけなので、書き留めるのが楽しいんです。
今季も忙しく加筆したいなぁ
村上選手の現在のホームラン数
2023年シーズンが終わり、今季の本数が決定しました。
9月23日に阪神タイガース戦で4回裏に打った31号が最後です。
31号の記録は、
打った投手 | 大竹耕太郎(左投) |
打った球種 | 真ん中高めのチェンジアップ |
打った方向 | 右翼席 |
ホームランによる打点 | 2 走者濱田太貴 今季打点計 82 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
誰もがもっと打ってくれることを期待したとは思いますが、本人にとっても不本意な本数で終了しました。
でも、不調不調と言われながら30本以上打ったのですから、頑張ってくれたのだと思います。
こんなもんじゃないという気持ちは来季に取っておいて、今季はねぎらいの言葉をささげたい。
2023年、お疲れ様でした。
2024年度、ブラッシュアップした「村神様」の降臨を、楽しみにしています。
2023年 村上宗隆選手ホームラン 1号~5号
2023年 1号
3月31日 対広島東洋カープ 神宮球場 1回裏
WBCの勢いをそのままに、2023年の初打席で初ホームランを打ちました。
このおかげでゆとりが出たのか先発の小川投手もキッチリ7回を無失点に抑え、初勝利を手にしました。
打った投手 | 大瀬良大地(右投) |
打った球種 | 真ん中低めのカーブ |
打った方向 | バックスクリーン左 |
ホームランによる打点 | 2 走者:濱田太貴 |
試合の勝敗 | 勝利 小川泰弘1勝目 |
いつもの確信歩きというよりは、打ってすぐ走り始め、右手を一塁側ベンチに向けて掲げアピールしました。
試合後のヒーローインタビューで、
「WBCと同じ勢いで今日も集中して試合に入ることができました。試行錯誤しながらやっていることが第1打席で出た。これからも試行錯誤してもっともっと打てるように頑張ります」
「チームとして3連覇を目指して頑張っていきたい。昨年日本一を逃して、高津監督が悔し涙を流したので、その悔し涙をうれし涙に変えられるように頑張ります」
個人としては「もう一度キャリアハイを目指して頑張ります」
と答えました。
開幕初日の本塁打は自身初めて。
今年もまた記録が生まれそうです。
ちなみに今回の1号についての記録が、サンケイスポーツ紙に掲載されていますので引用します。
❶ヤクルト・村上が開幕戦でシーズン1号本塁打。開幕戦で4番打者がシーズン初打席で本塁打を放ったのは、2020年の中日・ビシエド以来3年ぶり。日本選手では17年の巨人・阿部慎之助以来6年ぶり。
❷ヤクルト(前身を含む)では1988年のデシンセイ、06年のラミレスに次いで17年ぶり3人目で、日本選手では初。シーズン初打席に限らず、ヤクルトの4番が開幕戦で本塁打を放ったのは、06年のラミレス以来8人目(11本目)。
❸開幕戦での先発4番の年少本塁打で村上の23歳1カ月は、56年の国鉄・町田行彦の22歳0カ月、58年の中日・森徹の22歳5カ月、90年の西武・清原和博の22歳7カ月に次ぐ、59年の巨人・長嶋茂雄と並ぶ4番目。
❹三冠王を獲得した翌年の開幕戦で本塁打を放ったのは、86年のロッテ・落合博満以来37年ぶり2人目で、落合は2年連続で三冠王に輝いた。
2023年 2号
4月11日 対横浜DeNAベイスターズ 神宮球場 1回裏
1号を打ってから9試合、37打席ぶりのホームランとなりました。
打った瞬間それと分かる「村上選手らしい」ホームラン。
二塁打の山田哲人選手を塁に置いての2ランでした。
打った投手 | 濱口遥大(左投) |
打った球種 | 内角高めの134Kmストレート |
打った方向 | 右中間席中段 |
ホームランによる打点 | 2 走者:山田哲人 |
試合の勝敗 | 勝利 サイスニード2勝目 |
試合後のヒーローインタビューで、
「哲人さんがツーベースでチャンスを作ってくれて、サイスニードもいいピッチングをしてくれると信じていたので、なんとか先制点を取ろうと必死にバットを振りました」
また、週刊誌に交際報道が出ていることを自らネタにして、
「ファンの方がいい気持ちで家に帰られると思います」との質問に
「そうっすね。いろんな情報がありますけど、そこに惑わされずに…。そうっすね。最近、ちょっと家の周り、週刊誌、たくさん車が止まっているので、ちょっと行きづらいんですけど、あの…、僕を信じてついてきてください。頑張ります」
初めてゴシップが出ましたが、軽快に流す余裕を見せました。
2023年 3号
5月4日 対東京読売ジャイアンツ 東京ドーム 7回表
長いトンネルでした。
2号を打ってから18試合、78打席ぶりのホームランとなりました。
打った瞬間それと分かる「村上選手らしい」ホームラン。
この試合猛打賞の青木宣親選手を一塁に置いての2ランホームランでした。
打った投手 | 大江竜聖(左投) |
打った球種 | 真ん中やや高めの139Kmストレート |
打った方向 | 右中間席中段 |
ホームランによる打点 | 2 走者:青木宣親 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「自分のエラーで流れを悪くしてしまったのでなんとか取り返したかった」
この日は自身のエラーで失点しており、重く責任を感じていた村上選手。
このホームランで、同点に戻しました。
4月は絶不調が続きましたが、このところ安打や外野フライが出始め、復調の兆しがありました。
このホームランをきっかけに、打撃が復活してくれることを、切に願います。
2023年 4号
5月5日 対横浜DeNAベイスターズ 神宮球場 3回裏
子どもの日のデーゲームとあって、沢山の子どもたちの応援の中、前日に続いて4号アーチが出ました。
1-3と負けていた3回裏、またも打った瞬間それと分かる「村上選手らしい」特大ホームランでした。
安打と盗塁で二塁に塩見選手がいましたので、2ランホームランとなりました。
打った投手 | 今永昇太(左投) |
打った球種 | やや外角寄りに甘く入ったストレート |
打った方向 | 左翼席上段 |
ホームランによる打点 | 2 走者:塩見泰隆 |
試合の勝敗 | 勝利 木澤尚文1勝目 |
「逆転された直後だったのですぐに取り返すことができて良かったです」
この日はまるで神宮花火大会でした。
両軍合わせて11本のホームランが出て、子供たちを沸かせました。
このホームランで、一時同点に戻しましたが、その後も両チームともにホームランが飛び交い、最後長岡秀樹選手のサヨナラで終了。
村上選手は昨日のホームランをきっかけに、いよいよ復活したように思います。
2023年 5号
5月13日 対中日ドラゴンズ 神宮球場 1回裏
1回裏、6試合ぶりとなる5号が早々と出て、ピーターズ投手を後押ししました。
相手投手はルーキーで初登板の仲地礼亜投手でした。
このホームランの後、「プロの洗礼」がランクインしたようですが、まさに貫禄の違いを見せつけたと思います。
打った投手 | 仲地礼亜(右投) |
打った球種 | 真ん中高めの速さ不明ストレート |
打った方向 | 左中間スタンド |
ホームランによる打点 | 2 走者(山崎晃大朗) |
試合の勝敗 | 勝利 ピーターズ1勝目 |
「すこし詰まり気味だったですけど、しっかり押し込むことができてホームランになった。ピーターズがまだ勝ててなかったので、なんとか今日は初勝利をプレゼントしようと試合に臨んだので、それができてうれしいです」
4月は絶不調でしたが、5月になって上向き始めました。
これから量産体制に入ると期待しています。
2023年 村上宗隆選手ホームラン 6号~10号
2023年 6号
5月13日 対中日ドラゴンズ 神宮球場 8回裏
この日2本目のホームランは、打った瞬間それと分かる「村上選手らしい」特大ホームランでした。
久しぶりにボールの行方を目で追い、確信を得てから走り出しました。
打った投手 | 福敬登(左投) |
打った球種 | 真ん中に甘く入った140Kmストレート |
打った方向 | 右中間席上段 |
ホームランによる打点 | 2 走者:塩見泰隆 今季打点計22 |
試合の勝敗 | 勝利 ピーターズ1勝目 |
「久しぶりの感覚。これからもっともっと打てるように頑張ります」
ファンが皆思ったであろうことは、
「村神様がついに降臨した」
だと思います。
不調に悩み、時に安打を打っても、ホームランでさえもスッキリしない気持ち。
この一発は、全てを振り払い、村神様の復活を強烈に印象付けました。
「久しぶりの感覚だった」という本人のコメントにも表れていると思います。
これからが村上宗隆の季節。
頑張って欲しいと思います。
2023年 7号
5月21日 対横浜DeNAベイスターズ 神宮球場 4回表
山田哲人選手がホームランで同点にした後、サンタナ選手が安打で出塁。
村上選手は1発で逆転を果たしました。
打った投手 | 今永昇太(左投) |
打った球種 | 外角やや高め151Kmストレート |
打った方向 | バックスクリーン左 |
ホームランによる打点 | 2 走者:サンタナ 今季打点計24 |
試合の勝敗 | 引き分け |
「哲人さんが同点にしてくれてサンタナが出塁してくれて、すごくいい流れで打席が回ってきたので、流れに乗って打たせてもらいました」
今季初、山田哲人選手とのアベック弾です。
残念ながら引き分けとなりましたが、横浜のエース今永投手からの一発は価値があります。
今後の頑張りを期待します。
2023年 8号
5月25日 対阪神タイガース 神宮球場 10回裏
連敗続きで打線が低迷。
この試合も延長10回まで来ながら、10回表に4点を取られ勝負はついたと思われました。
そんな中意地の一発。
ライトスタンド上段迄飛ばした8号ソロにファンは歓喜し、試合には負けましたが少しは悔しい胸の中が収まったと思います。
打った投手 | 岩貞祐太(左投) |
打った球種 | 真ん中に甘く入ったスライダー(球速不明) |
打った方向 | 右翼席上段 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計26 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「最後まで応援してくれるお客さんがいるので、集中して打席に入りました」
この試合では4打数3安打1四球で三振はありませんでした。
状態が上がってきているのは確実かと思います。
村上選手が引っ張って行かなくては3連覇どころかAクラスも難しくなります。
何とか立ち直り、チームを引っ張って行って欲しいと願っています。
2023年 9号
5月28日 対広島東洋カープ マツダスタジアム 7回表
泥沼の連敗から抜け出せず、必死にもがき続ける中に出たホームランです。
2球目の外角チェンジアップを、逆らわず逆方向に持って行きました。
ギリギリ入ったとはいえ、貴重な1点となりました。
ダイヤモンドを回っている間も、ベンチに戻ってもなお笑顔はなく、厳しい表情でした。
打った投手 | アンダーソン(右投) |
打った球種 | 外角に甘く入った133Kmチェンジアップ |
打った方向 | 左翼席 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計27 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「1点ずつ返して勝てるように頑張ります」
25日の最終打席のホームラン以降、安打が出ていませんでした。
3試合ぶり(12打席ぶり)の安打がホームランとなりました。
チームは自力優勝の芽が立たれ、苦しい状態が続きます。
このホームランで宮崎敏郎選手、岡本和真選手、牧秀悟選手に並び、本塁打数が9となって1位タイとなりました。
1日休みを置いて交流戦が始まります。
気分一新で良いパフォーマンスが見られることを願っています。
2023年 10号
6月1日 対北海道日本ハムファイターズ エスコンフィールド 3回表
泥沼の12連敗からやっと抜け出せました。
まるで軽打のようにポーンとはじいた打球はぐんぐん伸びて、逆方向へのホームランとなりました。
この時点で3点差とし、久しぶりに笑顔がこぼれました。
打った投手 | 加藤貴之(左投) |
打った球種 | 外角低めの130Kmカットボール |
打った方向 | 左翼席 |
ホームランによる打点 | 2 走者:川端慎吾 今季打点計30 |
試合の勝敗 | 勝利 サイスニード4勝目 |
「強引にいかずしっかり押し込めました。追加点が取れて良かった」
動画はTSUBA-ch
交流戦に入ってもミスが出たりつなぎが上手く行かなかったりで、連敗街道をひた走りしていたヤクルトでしたが、少し流れを取り戻した様です。
この試合では2番青木選手、3番DHの川端選手と、村上選手の前に頼もしい安打製造機を配置。
釣られる形で1打席目タイムリー、2打席目本塁打の活躍でした。
前回のホームランでは厳しい表情でしたが、この試合のホームランの後は笑顔がこぼれ、覇気が戻ったように思いました。
さぁ、村上選手の6月がやってきます。
いよいよ村神様お目覚めに違いありません。
2023年 村上宗隆選手ホームラン 11号~15号
2023年 11号
6月8日 対千葉ロッテマリーンズ zozoマリンスタジアム 9回表
このままでは、前日に続いての完封負けとあって、9回表、2アウトながら打席に立った時の村上選手の目に、決意が見られました。
村上選手らしい、打った瞬間にそれと分かるホームラン。
外野手は1歩も動かず、見上げるだけでした。
打った投手 | 益田直也(右投) |
打った球種 | 内角高めの147Kmストレート |
打った方向 | 右翼席上段 |
ホームランによる打点 | 2 走者:川端慎吾 今季打点計34 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「最後に打ててよかったです」
「守備でエラーしちゃったので、あそこでなんとか0に抑えたら、同点ホームランだった」
この試合では3番DHの川端選手が9回に2本目の安打を打ち、それが二塁打となりました。
3点差だったので、残念ながら同点にはなりませんでしたが、一矢報いる形を作りました。
今季は右投手からの内角攻めに打ちあぐねていましたが、今季初の対右・内角打ちホームランです。
この日は2安打を打ちました。
6月に入ってから、毎試合安打を打っています。
このまま上昇して欲しいと願っています。
2023年 12号
6月25日 対中日ドラゴンズ バンテリンドームナゴヤ 6回表
5回裏に均衡が破れ、3-0でビハインドになって迎えた6回表。
先頭打者で打席に立ちました。
前の打席で三振を喫していた村上選手でしたが、甘く入った球を逃さないのは流石です。
村上選手らしい、打った瞬間にそれと分かるホームランでした。
笑顔なくダイヤモンドを回る姿は、これまでの得点機を捉えられなかったことに自戒の念があったように思いました。
打った投手 | 涌井秀章(右投) |
打った球種 | 真ん中に甘く入った144Kmストレート |
打った方向 | 右翼席中段 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計37 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「みんなで1点ずつ返していって、勝てるように頑張ります」
中々不振から抜け出せずにいます。
この本塁打は13試合53打席ぶりの本塁打と、間隔もかなり開いています。
村上選手の不振が、そのままチームの不振に直結しているようにも思います。
この試合も残念ながらチームの得点はこの1点のみで、試合は負け、セリーグの単独6位になってしまいました。
一歩一歩諦めずに頑張って欲しいと願っています。
2023年 13号
7月12日 対中日ドラゴンズ 神宮球場 6回裏
シーソーゲームの試合でした。
4-5でしたが、この3ランで逆転し、それが決勝の一打となりました。
今季は不調が続き、6月25日以来の本塁打となりました。
打った投手 | 祖父江大輔(右投) |
打った球種 | 真ん中に甘く入った球速不明のストレート |
打った方向 | 右翼席 |
ホームランによる打点 | 3 走者(宮本丈、山崎晃大朗) 今季打点計42 |
試合の勝敗 | 勝利 勝ち投手(大西広樹2勝目) |
「いつもオスナが僕の後ろを打ってくれるときはいつもカバーしてくれますし、今日はフライで終わったので、なんとか今日は僕がカバーしようというふうに気合を入れて打席に立ちました」
「今日スタメンキッズの人に『どこのファンなの?』って聞いたらまさかの阪神ファンだったので、僕が今日ホームラン打ったらヤクルト応援してっていう約束をしたので、打てて良かったです」
4番の一打が逆転ホームランと、いい形で勝つことが出来ました。
2023年 14号
7月12日 対中日ドラゴンズ 神宮球場 8回裏
13号を打った次の打席、2打席連続でホームランが出ました。
打った投手 | 岡野祐一郎 (右投) |
打った球種 | 真ん中に入った球速不明スライダー |
打った方向 | 右翼席 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計42 |
試合の勝敗 | 勝利 勝ち投手(大西広樹2勝目) |
「前の打席のいい感覚を自分の中で打ち終わった後に確認して、これなら打てるなと打席に立った。結果としてホームランになったので、良かったです」
自分の良い状態を確認したというコメントでした。
オールスター前に感覚が戻ったのは喜ばしいことです。
今季のオールスターには選出されませんでしたが、量産体制に入る準備期間になることを期待しています。
2023年 15号
7月13日 対中日ドラゴンズ 神宮球場 4回裏
2打席目。
昨日に続いて2試合連続のホームランが、逆方向に打ち込まれました。
一時同点となる、貴重な一発でした。
打った投手 | 小笠原慎之介(左投) |
打った球種 | 外角高さ真ん中より122Kmのナックルカーブ |
打った方向 | 左中間席 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計43 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「「打ったのはカーブ。逆転された直後だったのでチーム的にもすぐに取り返したい気持ちでした。追いつくことが出来て良かったです」
今まで、ホームランを打っても翌日には不振に逆戻りのケースが多く、2試合続けて打ったのは5月4日、5日のみでした。
今回は良い状態を維持して欲しい。
次のジャイアンツ戦でも打つことが出来れば、村神様の完全復活となると思います。
2023年 村上宗隆選手ホームラン 16号~20号
2023年 16号
7月17日 対東京読売ジャイアンツ 神宮球場 1回裏
初回。
先発の菅野投手に大きな打撃を与える3ランでした。
打った瞬間にそれとわかる打球は、左中間スタンド中段に着弾しました。
打った投手 | 菅野智之(右投) |
打った球種 | 真ん中低め137Kmのフォークボール |
打った方向 | 左中間席中段 |
ホームランによる打点 | 3 走者(山崎晃大朗、サンタナ) 今季打点計 49 |
試合の勝敗 | 勝利 田口麗斗 1勝 |
「チャンスだったので積極的に打つことを心がけました。良い角度で上がってくれました」
直近5試合で4本塁打と、本来の状態に戻りつつあります。
この日は6打数3安打で、打率も上がってきました。
オールスター前最後の試合を、良い形で締めくくれ、良かったと思います。
2023年 17号
7月22日 対阪神タイガース 神宮球場 5回裏
オールスターが終わり、後半戦初日の阪神戦。
絶対に勝って、後半戦の流れをつかみたいところでした。
打った瞬間、高く上がり過ぎたかと思いましたが、そのままの弾道でスタンドへ。
大きなホームランでした。
打った投手 | 青柳晃洋(右投) |
打った球種 | 真ん中高め球速不明のストレート |
打った方向 | 右翼席中段 |
ホームランによる打点 | 2 走者(山崎晃大朗) 今季打点計 51 |
試合の勝敗 | 勝利 小川泰弘 4勝 |
「タケシさん(宮本)のカバーをしたかった。いい角度で上がってくれました」
直近6試合で5本塁打と、本来の状態にかなり戻ってきました。
後半戦に向け(感覚が)「はまってきている」と、やっと自分の感覚も戻ってきた様です。
この本塁打で本塁打ランキングは岡本選手に続く単独2位に付けました。
いよいよ村上選手の夏がやってきました。
2023年 18号
7月29日 対横浜DeNAベイスターズ 神宮球場 4回裏
ここまで5連敗と、何が何でも勝ちたい試合でした。
同点にされて迎えた4回裏、打った瞬間それと分かる、村上選手らしいホームランが逆方向に放たれ、左翼席中段に着弾しました。
打った投手 | 大貫晋一(右投) |
打った球種 | 外角高め球速不明のスプリット |
打った方向 | 左翼席中段 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 52(8回にもう1打点で53) |
試合の勝敗 | 勝利 小川泰弘 5勝 |
「しっかり押し込むことが出来ましたし良い角度で上がってくれました。勝ち越すことが出来てよかったです」
1週間ぶりのホームランです。
前日の試合では2安打2四球と、調子が戻ってきたような感じでしたが、その延長です。
この試合も8回に痛烈なライトライン際の二塁打で一塁から塩見選手が生還。
もう1打点上げました。
少しずつ調子を上げてきました。
2023年 19号
7月30日 対横浜DeNAベイスターズ 神宮球場 8回裏
横浜DeNAベイスターズに5-4と僅差に追いつかれた終盤8回、先頭打者ホームランが出ました。
少し高くあがりすぎたかなと思われましたが、スタンドフェンスギリギリに入る大飛球でした。
横浜の反撃の芽を摘み、戦意を失わせるホームラン。
その後濱田選手の二塁打とオスナ選手のタイムリーが出て3点差となり、流れは完全にヤクルトでした。
田口麗斗投手が24セーブ目を挙げて勝利しました。
打った投手 | 伊勢大夢(右投) |
打った球種 | 内角球速不明のストレート |
打った方向 | 右翼席フェンスギリギリ |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 54 |
試合の勝敗 | 勝利 小澤怜史 4勝 |
「上がりすぎたかなと思ったのですが、入ってくれてよかった。3ボールでバッティングチャンスだったので、思い切っていきました」
高校の先輩、伊勢大夢投手との対決。
この試合は村上選手に軍配が上がりました。
2試合連続のホームランです。
この日は良く振れていて、1打席目にはレフト安打が出ていました。
ホームランが出そうだなと、内心期待をして見ていました。
次は東京ドームでジャイアンツ戦です。
20号を見たいですね。
2023年 20号
8月8日 対広島東洋カープ 神宮球場 3回裏
2回裏、同点に追いつき仕切り直しの3回裏。
先頭打者ホームランが出ました。
8月になっての初ホームランとなった打球は、打った瞬間確信できる大きな放物線を描き、ライトスタンド中段に着弾しました。
この日は石川雅規投手の登板で、この一発で勝ち投手の権利を持つことが出来ました。
残念ながら再度追いつかれて同点となったため、石川投手の勝は消えてしまいましたが、その後山田哲人選手のタイムリーで勝利することが出来ました。
田口麗斗投手が27セーブ目を挙げ、セーブランキング1位を独走中です。
打った投手 | 九里亜蓮(右投) |
打った球種 | 内角高め球速不明のスライダー |
打った方向 | 右翼席中段 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 56 |
試合の勝敗 | 勝利 山本大貴 2勝 |
安打は出てもホームランが出ない日が続きましたが、この日は良い角度で上がりました。
「前の回に同点に追いついて、勝ち越すことができてよかったです」
これで5年連続でシーズン20本塁打の大台に到達した村上選手。
球団では5人目、左打者としては初めてです。
2023年 村上宗隆選手ホームラン 21号~25号
2023年 21号
8月9日 対広島東洋カープ 神宮球場 5回裏
この試合はルーキーの北村恵吾選手のプロ初ヒットがグランドスラムとなって、お祭り騒ぎでした。
広島は5回表に1点を返して、反撃を開始しましたが、その裏村上選手の21号ソロが出て、突き放すことが出来ました。
前日の20号は右翼スタンド中段でしたが、この日の21号は左中間スタンド中段と、村上選手らしく逆方向へのホームランとなりました。
打った投手 | 河野佳(右投) |
打った球種 | 外角寄りに甘く入った球速不明のストレート |
打った方向 | 左中間席中段 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 59 |
試合の勝敗 | 勝利 ロドリゲス 1勝 |
今季5度目の2試合連続のホームランとなりました。
「うまく打つことができましたし、しっかり押し込むことができました。(点を)取られた直後に取り返せて良かったです」
この日は3回にタイムリー安打も出て、4打数2安打1四球3打点となり、打率が今季初めて2割5分となりました。
岡本選手との本塁打は10本差となっていますが、まだまだ諦めずに頑張って欲しいと思います。
2023年 22号
8月10日 対広島東洋カープ 神宮球場 7回裏
ホントにチョコンと当てただけのように思いました。
しかし打球はぐんぐん伸びてレフトスタンドへ。
いかにも村上選手らしい逆方向ヘのホームランでした。
「あ~村神様が返ってきた」と思わせる3ランでした。
打った投手 | 戸根千明(左投) |
打った球種 | 外角ベルトの高さ球速不明のストレート |
打った方向 | 左翼席 |
ホームランによる打点 | 3 走者(濱田、並木) 今季打点計 64 |
試合の勝敗 | 勝利 ピーターズ 5勝 |
3試合連続のホームランとなりました。
「強引に行かずにうまく合わせることができた。これ(外角の球を打てること)が僕の長所。これからも続けて頑張っていきたい」
この日はホームランを含めて3安打の猛打賞となりました。
打率も伸びて、.255です。
ヒーローインタビューでは北村恵吾選手のことがかなり刺激になっているようで、今までとは違う鞭の入り方を見たように思いました。
2023年 23号
8月16日 対横浜DeNAベイスターズ 神宮球場 2回裏
前日何本もホームランを打たれて大差で負けているだけに、先発の小川投手始めベテラン勢を中心に不退転の決意が見られた試合でした。
相手はサムライJAPANでチームメイトだった今永昇太投手でしたが、初打席容赦なくバックスクリーン左に放り込みました。
先制の23号ソロでした。
打った投手 | 今永昇太(左投) |
打った球種 | 低目球速不明のツーシーム |
打った方向 | 左中間スタンド(バックスクリーン左) |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 66 |
試合の勝敗 | 勝利 小川泰弘 6勝 |
8月10日の広島戦以来、5試合ぶりの1発です。
ライナーで逆方向に打った、村上選手らしい一発でした。
「追い込まれていたので力負けしないようにコンパクトに打ちました。先制することができて良かったです」
これが球団記録上8,500本塁打のメモリアルアーチとなりました。
「今までたくさんのスワローズの先輩たちが最初の1本塁打から8500本塁打まで築き上げてきたので、携われたことに感謝しています。これからもスワローズはまだまだ打てると思うので、次の記録に向けて頑張りたい」とコメントしています。
2023年 24号
8月17日 対横浜DeNAベイスターズ 神宮球場 4回裏
前日に続いて、2試合連続のホームランでした。
濱口投手との対戦では、1打席目にいい感じの安打でしたが、2打席目では完全に捉えました。
あまりに高く上がったので、一瞬球の行方が分からないほどでしたが、右翼スタンドの中段に着弾。
大きな歓声が沸き上がりました。
打った投手 | 濱口遙大(左投) |
打った球種 | 内角高さがベルト位置、143kmのストレート |
打った方向 | 右翼席中段 |
ホームランによる打点 | 2 今季打点計 68 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「打ったのはストレート。相手に流れを完全に渡さないためにも早めに点を取りたかった」
「結構厳しいコースだったのでうまく打てました」と納得の1発だったようです。
山田哲人選手が二塁打を打ち、一塁が空いていましたので、敬遠もアリかと思っていましたが、勝負をしてくれました。
5番のサンタナ選手が絶好調なので、勝負をせざるを得なかったのかもしれません。
そのサンタナ選手は9回裏に12号を打っていますので、相手にとっては脅威です。
3,5,6番の活躍があってこそ、復調した村上選手の一発が出る確率が高くなりますね。
2023年 25号
9月2日 対阪神タイガース 神宮球場 1回裏
初回、走者2塁での打席は、打った瞬間それと分かる村上選手らしいホームランでした。
11試合ぶりという久々のホームランに、会場は大歓声。
ライトスタンド上段に着弾しました。
青柳投手からは投手別最多の9本目となりました。
打った投手 | 青柳晃洋(右投) |
打った球種 | やや内角高さがベルト位置、球速不明のカットボール |
打った方向 | 右翼席上段 |
ホームランによる打点 | 2 今季打点計 72 |
「打ったのはカットボール。ツーボールと有利なカウントだったので思い切って打ちに行きました。先制できて良かったです」
8月18日に特例2023で抹消、22日に復帰したものの10試合で打率・139と結果が出ていません。
しかし、やっと復調の兆しが見えてきました。
この試合では3打数2安打うち1本塁打、2四球と4出塁しています。
この調子で走って欲しいと願っています。
2023年 村上宗隆選手ホームラン 26号~30号
2023年 26号
9月6日 対東京読売ジャイアンツ 神宮球場 6回裏
この試合は雨の中を小澤投手が孤軍奮闘していました。
村上選手は第1、第2打席ともセカンドゴロで、調子は良くないと思われたのですが・・・
第3打席は打った瞬間それと分かる村上選手らしいホームランでした。
何しろ弾丸ライナーでバックスクリーン上部に当たって跳ね返ったのですから、驚くべきパワーです。
チームと観客に勇気を与える一振りでした。
打った投手 | バルドナード(左投) |
打った球種 | やや真ん中寄りに甘く入った152Kmのストレート |
打った方向 | バックスクリーン上部 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 73 |
試合の勝敗 | 勝利 勝ち投手小澤怜史6勝目 |
「ピッチャーが粘ってくれているので点を取ってあげたかったですし追いつけてよかったです」
ホームランは3試合ぶりとなりました。
小澤投手は6回1失点と粘投し、6回終了時で105球と交代のタイミングでした。
1点ビハインドの6回裏の口火を切ったのが、村上選手の特大26号。
4番の一振りで同点に付けると、打線が繋がり始めて一挙4点を獲ることができ、頑張った小澤投手に勝ちをプレゼントすることが出来ました。
2023年 27号
9月12日 対広島東洋カープ 神宮球場 3回裏
先制は2回の広島、坂倉選手の12号でした。
追いかける3回、まずは山田選手併殺の間に塩見選手が還って同点。
4番の一振りが、この試合の決勝点になりました。
逆らわず、ちょこんと払うように当てた打球は左翼席に着弾。
神宮に大歓声が起こり、一瞬で空気が変わりました。
打った投手 | 玉村昇悟(左投) |
打った球種 | 外角高め132Kmスライダー |
打った方向 | 左翼席 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 76 |
試合の勝敗 | 勝利 勝ち投手 サイスニード7勝目 |
「追い込まれていましたが、しっかり自分のポイントで押し込むことが出来ました」
「もうちょっと打ちたい。(球場が)どこでも打てるように頑張ります」
「チーム状況は負けているんですけど、今日もたくさんのお客さんが神宮球場に足を運んでくれて、たくさんの声援を送ってくださるので、残り試合少ないですけど、1本でも多くホームランを打ちたい。1試合でも多く勝ち試合を見せられるように頑張ります」
ホームランは5試合ぶりとなりました。
これでプロ6年目で通算187号となりました。
6年目までの通算本塁打数(外国人選手は除く)で並んでいた清原和博氏を抜いて、歴代最多となりました。
ヒーローインタビューでは、
「チーム状況は負けているんですけど、今日もたくさんのお客さんが神宮球場に足を運んでくれて、たくさんの声援を送ってくださるので、残り試合少ないですけど、1本でも多くホームランを打ちたい。1試合でも多く勝ち試合を見せられるように頑張ります」
と答え、3年連続30号に向けての抱負を語りました。
2023年 28号
9月13日 対広島東洋カープ 神宮球場 1回裏
1回裏、オスナ選手の21号2ランで先制。
続く村上選手にもホームランが出ました。
初回に一挙3点を獲ったのですから、先発の吉村貢司郎投手にとっては大きな援護になったと思います。
打った投手 | 大瀬良大地(右投) |
打った球種 | 内角高さ真ん中141Kmカットボール |
打った方向 | 右翼席(スタンドギリギリ) |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 77 |
試合の勝敗 | 勝利 勝ち投手 吉村貢司郎 3勝目 |
「少し詰まりましたが押し込むことができました。入ってくれて良かったです」
2試合連続のホームランは、8月17日横浜戦(神宮)以来です。
今季7度目(うち1度は3戦連発)となりました。
当面はまず30号をと思いますが、手を緩めず、その先を追い求めて欲しいと思います。
2023年 29号
9月14日 対広島東洋カープ 神宮球場 3回裏
3試合続いてのホームランは、弾丸ライナーでした。
切れるのか…ギリギリのポール際、切れずにスタンド中段に着弾しました。
直前に山田哲人選手が11号ソロホームランを打ちましたので、アベック砲となります。
8回に逆転されたため勝利にはなりませんでしたが、山田―村上のアベック砲でしたから、球場のファンには良い思い出になったと思います。
打った投手 | 遠藤淳志(右投) |
打った球種 | 真ん中高めの126Kmスライダー |
打った方向 | 右翼席(ポール際中段) |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 78 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「甘い球をミスショットすることなく一発で仕留めることが出来ました」
3試合連続のホームランは今季2度目です。
この試合の第1打席は安打で出塁。
最後になってエンジンがかかってきました。
あと1本で30号。
流石に40本は無理かもしれませんが、そのくらいの気持ちで打ち続けて欲しいと思います。
2023年 30号
9月16日 対横浜DeNAベイスターズ 神宮球場 4回裏
3年連続の30号が出ました。
なにはともあれ一区切り。
不調不調と言われても、キッチリ30号は打ちましたから、稀代のホームランバッターと言えると思います。
打った投手 | 石田健大(左投) |
打った球種 | 外角の141Kmストレート |
打った方向 | 左翼席 |
ホームランによる打点 | 1 今季打点計 79 |
試合の勝敗 | 勝利 勝ち投手小川泰弘9勝目 |
「少し詰まりましたが入ってくれて良かったです」
プロ入り6年目で、30号到達は4度目です。
これで通算190本塁打に達しました。
3年連続30本塁打以上は、球団では16~19年バレンティン氏の4年連続以来となります。
日本人打者では、04~06年に岩村明憲氏以来17年ぶりの記録となりました。
すごいハイペースで量産しています。
あと11試合しか残っていませんが、35号、40号と、行けるところまで行って欲しいと思います。
2023年 村上宗隆選手ホームラン 31~35号
2023年 31号
9月23日 対阪神タイガース 神宮球場 4回裏
31号が出ました。
4回ながら、既に得点差は8点ビハインド。
今季対ヤクルトの防御率0.00の大竹投手からもぎ取りましたので、来季への足掛かりになると思います。
打った投手 | 大竹耕太郎(左投) |
打った球種 | 真ん中高めのチェンジアップ |
打った方向 | 右翼席 |
ホームランによる打点 | 2 走者濱田太貴 今季打点計 82 |
試合の勝敗 | 敗戦 |
「とにかく1点ずつ返していく気持ちで打席に入りました。いい角度で上がってくれました」
打った瞬間スタンドに入ると確信できるホームランでした。
長い滞空時間を経て、右翼席に着弾しました。
この試合は初回から得点を奪われ、観客の心も沈みがちでしたが、この一発で勝敗はともかく笑顔になれたと思います。
良いホームランでした。
番外編 2023WBC 村上選手ホームラン
3月22日 対アメリカ合衆国 ローンデポ・パーク(マイアミ) 決勝戦2回裏
日本でのリーグ選では苦しんだ村上宗隆選手でしたが、準決勝でメキシコに逆転サヨナラタイムリー二塁打を打ち、決勝戦に臨みました。
2回に見事同点本塁打を打ち、日本を鼓舞。
最終的に優勝し、世界一となりました。
打った投手 | M.ケリー(右投げ)所属ダイヤモンドバックス |
打った球種 | 内角寄りの148Kmストレート |
打った方向 | 右中間スタンド上段 |
ホームランによる打点 | 1 |
試合の勝敗 | 勝利 日本金メダル |
「(感触は)完璧です」と話し、「最高です。1点獲られたあとでなんとかすぐ追いつきたい展開だったので一振りでおいつくことができて良かったです」
WBCの体験が次のステップに必ず生かされると信じています。