6/14 交流戦も後半戦へ ヤクルト 対 千葉ロッテ
昨日所用で執筆できませんでしたので、2日分まとめて書きたいと思います。
6月13日カード初戦
粘りはしましたが、最後残念なバッテリーエラーの連続と後味が悪い負けとなりました。
9回裏、バウマン投手の火消で投入された大西投手でしたが、当然三振狙いで追い込んでフォークで決めたいところを、コントロールできずでした。
予想してなかったバッテリーエラーの連続・・・大西投手にとってつらい終わり方でした。
もっとも制球が不安定でクイックも上手くないバウマン投手を9回に持ってきたところは意外な継投でした。
先発奥川投手は、復帰登板でしたが状態はこれまでと大きく改善していませんでした。
何よりまず制球。
ここが生命線の投手ですが多くの球が浮き気味で高目でしたから、結果は必然でした。
加えて変化球のキレが安定せずでは勝負に行ける球がないとも言えます。
調整の成果が見られないと以降の起用が微妙です。
制球力、キレと課題が多いところも気になるところです。
やはり故障を避ける為か腕を振り切る投球となかなかならない(出来ない)となると希望を見いだせない感じもします。
9回バウマン投手でしたが、制球力の不安定さがついて回ります。
同点のところで持ってくるのは???
大西投手、本来の制球が戻りません.
力みが入って叩きつけてしまいました。
苦しいところです。
打線は久しぶりに4点を取りました。
最後負けはしましたが、なかなか4点はとれていませんでしたので、少しホッとしました。
若手武岡、伊藤選手が2アウトからタイムリーと結果を出せたところは好材料。
山田選手も3安打と少し上向きを感じさせる内容でした。
真っ暗闇から蝋燭の火が・・・少しずつ上向けば・・・という思いがしました。
6月14日
前日の少し試合になった感触で気持ちが少し前向きになったかのように見えました。
久しぶりの完勝でした。
完封もいつ以来か?
吉村投手の粘投が大きいのですが、若手が口火のホームラン、2アウトからのタイムリーと前日に続いて良い働きでした。
チームに勢いを付けた働きで、主力もこれに呼応したと感じます。
前日の種火を行かせたところは泥沼脱出に向け一歩前進です。
6/14 ロッテ 対 ヤクルト スコア
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
・ヤクルト本塁打 並木秀尊 1号 ソロ(4回) 山田哲人 4号 ソロ(6回)
・ロッテ 本塁打 なし
![]() |
勝吉村貢司郎、清水昇、荘司宏太 – 古賀 優大 |
![]() |
負小島和哉、菊地吏玖、ゲレーロ、益田直也、中村稔弥 – 寺地隆成 |

並木先制1号ソロ出典ヤクルト公式サイト2025/06/14
先発吉村貢司郎投手。
1,2回は制球安定せずでどうなるかの投球でした。
どうも立ち上がり下手というか兎に角危なっかしく、よく失点してしまいます。
しかし、この試合はカウントを悪くしても四球は出さず、球数を要しながらも粘って無失点で切り抜けることが出来ました。
これが以降の好投につながったと感じます。

吉村7回無失点の好投で3勝目出典ヤクルト公式サイト20250614
3回以降は制球が安定。
カットボールが有効で、変化球、ストレートもうまく使って、ストライクゾーンでしっかり勝負できて、安心できる内容でした。
3回以降うまく修正できたことで7回まで投げ切ることができ、ブルペンを助けることもできました。
中盤4回に並木秀尊選手のホームランで先制。

並木先制1号ソロ出典ヤクルト公式サイト2025/06/14
すぐに5回タイムリー2本で追加点3点が大きかった。
さらにホームランでダメ押しと理想的な援護に恵まれたことも好投に結びついたと思います。
もっとも、3回からテンポが早くなり3凡とリズムを作ったことが、攻撃に結びついたようにも思います。
にわとりが先か卵が先かではありませんが、相乗効果があったに違いありません。
いずれにしても苦しい状況下、吉村投手は頑張ったといえます。
これで3勝3敗。
勝率を戻してきました。
8回は清水昇投手でしたが、5点差で余裕の投球でした。
点差から思い切って勝負できるところが大きい感じです。
ソト選手をフォークで空振り三振。
藤岡選手もフォークでセカンドゴロ。
最後西川選手を外角高めのストレートでピッチャーゴロに仕留め、久々にらしい投球でした。
少し自信になると良いのですが。
最後は復帰の荘司宏太投手。
こちらも余裕の投球ですんなり締め切りました。
色々な球種を試しながら簡単に終わらせたところは、明日につながると思います。
ようやく大きな武器が帰ってきました。
心強い。
打線は大きいのが2本、繋いで入れた点数が3点と理想的な動きでした。
伊藤琉偉選手。
前日に続き2アウトからタイムリー。
しかも三塁打です。
脆さもあるのですがチームに勢いを付けるタイムリー連発です。
最初のホームランあたりは意外性、まぐれの感でしたが、もうこうなると意外ではなく恐怖の9番となってきます。
思い切りよく振っているところが結果に結びついている感じです。
まあ打てなくても当然の開き直りが上手く機能しているかも知れません。
兎に角現状の救世主。
ラッキーボーイというより、もしかしてブレークするってこと???
今後が楽しみです。
山田哲人選手。

山田ダメ押しの4号ソロ出典ヤクルト公式サイト2025/06/14
前日の3安打に続いて、甘いとはいえ久しぶりにいいホームランでした。
状態上がってきたか??
本物ならかなりの朗報です・・・でもすぐ疲れてしまいそうで、もう少し様子見です。
久しぶりに好材料が多い試合でした。
この日の交流戦は、何とセリーグはヤクルト以外全チーム負けで、今季初めての一人勝ちとなりました。
ファンなんて単純なもんで、勝つ(しかもいい勝ち方で)と気持ちがスッキリで、昨日迄のどん底な気持ちを忘れています。
次もこれを・・・・
今日はロッテとの3戦目。
先発はヤクルトが高橋奎二投手、ロッテはボス投手と発表されています。
vs
高橋投手には流れを持ってくるような投球を、打線はやっと上向きましたので調子を維持してカード勝ち越しと行きたいところです。
プロ野球 交流戦 試合結果 2025年6月14日
千葉ロッテマリーンズ 0-5 東京ヤクルトスワローズ | zozoマリンスタジアム |
埼玉西武ライオンズ 2-1 中日ドラゴンズ | ベルーナドーム |
オリックス・バファローズ 2-1 横浜DeNAベイスターズ | 京セラドーム大阪 |
東北楽天ゴールデンイーグルス 4-0 阪神タイガース | 楽天モバイルパーク |
北海道日本ハムファイターズ 5-0 広島東洋カープ | zozoマリンスタジアム |
福岡ソフトバンクホークス 4-0 横浜DeNAベイスターズ | みずほPayPay |
プロ野球 セリーグ 順位表 2025年6月14日
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ![]() |
63 | 35 | 26 | 2 | .574 | 0.0 |
2 | ![]() |
61 | 31 | 27 | 3 | .534 | 2.5 |
3 | ![]() |
60 | 30 | 28 | 2 | .517 | 1.0 |
4 | ![]() |
63 | 31 | 30 | 2 | .508 | 0.5 |
5 | ![]() |
62 | 29 | 31 | 2 | .483 | 1.5 |
6 | ![]() |
58 | 18 | 38 | 2 | .321 | 9.0 |
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