サイスニード力投5勝目。天王山第一ラウンドは連勝でジャイアンツをロープ際に追い詰める

プロ野球・打線

2021.10.07

10月6日対東京読売ジャイアンツ

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
巨人	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	5	0
ヤクルト	0	0	0	0	2	0	0	1	X	3	6	0

	☆サイスニード、H石山泰稚、H今野龍太、H清水昇、Sマクガフ – 中村悠平
	★メルセデス、田中豊樹、高木京介、鍵谷陽平 – 大城卓三

サイスニード力投のパワーピッチングで5勝目　出典ヤクルト公式サイト

天王山第一ラウンド、連勝でジャイアンツをロープ際に追い詰めた感じです｡

それにしても､チーム状態とは恐ろしいものです。

ジャイアンツは先発メルセデス投手が完璧(無安打)に抑え、攻撃も好機の連続であと一歩。

先制すれば優位に試合を進められるところが、チーム状態の悪さかちぐはぐで決めきれず無得点。

片やヤクルトは先発が不安定でいつ点を取られても(大量点も)不思議でなく、序盤からブルペン準備のトホホ。

打線は全くいい当たりなく点が取れそうにもありませんでした。

ところが一本の内野安打(初安打)からタイムリー､犠牲フライでアッと言う間に「いとも簡単」

にとも見える攻撃で先制してしまいます。

これがやはりチーム状態の良さの現れ｡

こうなると重石が取れた感じで、終盤には2アウトから連打で追加点と思い通りの試合運び。

計画した継投陣で(これがまた全て順調に)綺麗に逃げ切りました。

ヤクルトは良いところだらけ､ジャイアンツは全く思い通りにならずの試合でした。

負け方としてはかなりストレスの貯まる内容だと思います。

先発サイスニード投手。

元々アバウトな制球が更に定まらずで、殆どミットとはかけ離れた所へ球が行きます。

ところが、なぜか肝心な所では凄く良い球がいいところへ決まる。。。ある意味厄介な投球。

これでも何とか5回を投げ切った訳ですから予定の責任は果たした感じです。

やはりチームのムードに乗った結果と思います。

これで5勝目をあげました。

中村捕手はかなり苦労したと思いますが、よく我慢してうまくリードしました。

ヒーローインタビューでは中村捕手への感謝の言葉が出ていましたから、信頼関係のある良いバッテリーだと感じました。

この試合は6回以降継投は予定されていた感じで、石山ｰ今野ｰ清水ｰマクガフで完璧リレー。

後半は全くつけ入る隙を与えず相手の意気を削ぐ良い継投でした。

好機は2度でしたがこれを共に得点に結びつけた攻撃は、集中力を示す良いものでした。

タイムリーの中村悠平選手。

中村選手の2塁打で一塁から激走のオスナ選手。

106㎏の巨体を奮わせ激走し、1点を勝ち取りました。

続いて良い犠牲フライの西浦選手。

終盤に2アウトから連打でチャンスメイクの青木､山田選手。

最後にしっかりタイムリーの4番村上宗隆選手。

全体が求められている事をしっかりやり切った感じでチームの一体感が出ていました。

この連勝で、次の阪神戦に備えて今野ｰ清水ｰマクガフ投手は次の試合では使わずに温存出来ます。

次の阪神戦で勝ち越しは必須ですから我慢すると思います｡

抜きで勝てれば最高ですが、ある意味３戦目は気軽に戦えますから･････

次は原樹理投手です。

この順番に適任なグレード（失礼(;’∀’)）

っていうか、相手は調子を上げてきている菅野智之投手ですから、厳しそうです。

とはいえ先に書いた「チームの状態」を考えますと、どこかに突破口があるやも知れず、ここは打撃陣が虎視眈々と狙っていくはず。

たとえ負けても勝ち越しできていますから、直接対決に賭ける方がいいと思います。

しかし、この試合の勝ちでAクラスが決定し、CS進出の権利が発生しました。

2年間最下位でしたが、今年は大化けで。。。感慨深いものがあります。

こうなったらやっぱり優勝だ！！

悲願達成を待ちわびるファンに朗報を！

プロ野球セリーグ試合結果　2021年10月6日

東京ヤクルトスワローズ　　　3-0　東京読売ジャイアンツ	神宮球場
横浜DeNAベイスターズ　　　0-2　阪神タイガース	横浜スタジアム
中日ドラゴンズ　　　 3-7　　広島東洋カープ	バンテリンドームナゴヤ