3月1日オープン戦 対東京読売ジャイアンツ
いきなり沖縄から東京でした。
しかもナイターです。
この時期ドームならではと言うところです。
まあ久しぶりの野球ということでさすがにほぼ満席。
野球ファン、飢えていたと・・・
岡本選手が左翼中段に速い打球速度のホームランを打ち、村上選手が右翼上段に特大ホームランを打つという、両チームの4番がエンジンをかけ始めたような、球春到来を肌で感じた試合でした。
まだ本番ではありませんから、序盤はレギュラークラスですが、中盤以降は若手に切り替えのパターンとなりますので結果がそのままではありません。
少し内容から見え隠れしたところを書き留めたいと思います。
投手陣
先発高橋奎二投手。
ほぼレギュラー相手でした。
丸ーヘルナンデスー吉川ー岡本ーキャベッジー坂本ー大城ー門脇ーティマ の布陣です。
ストレートと変化球をうまく使ってはいました。
変化球カーブ、スライダーが多く、あまりチェンジアップに頼らなかったところはいい感じでした。
ただやはりカウントの整え方が上手くなく、無駄な球数を要したと思います。
3回は制球が甘くなっての2発と今一つ仕上がっていない感じでした。
まあ前回見た時よりは良くなってきてはいます。
やはり今季も「投げてみないと」は否めないところです。
吉村貢司郎投手。
まあレギュラークラスがほとんど引っ込んでしまったので、軽く調整の感じでした。
3イニングを投げ、打者13人、44球、被安打4、奪三振2、与四球0、無失点。
本来レギラークラスと当たりたいところですが、総じては順調と思います。
鈴木康平投手。
古巣に挨拶ができました。
高橋投手の後を受け、1死走者なしから登板し、無失点で終わりました。
支配下、ブルペン要員を目指しこのオープン戦では機会が多い感じです。
結果で支配下も十分考えられます。
バウマン投手。
こちらもほぼ若手相手でした。
まあ無難にこなして日本の打者の感覚を掴んでいるところと思います。
順調です。
新人荘司宏太投手。
左のブルペンへのチャレンジ。
相手は若手でしたが初登板としては結果は出せました。
木澤尚文投手。
いささか問題です。
球走らず、切れ悪く、制球も全くとかなり遅れている感じがしました。
若手相手に難なく撃ち込まれる結果では暗雲が立ちこめています。
監督もさすがに顔を曇らせる誤算の表情。
2022年から3年間続けて55試合以上出ており、見えない疲労があるのかもしれません。
開幕に間に合うか疑問です。
打線
村上宗隆選手。

村上オープン戦1号2ラン出典ヤクルト公式サイト2025/03/01
まあ力のない球が真ん中にとは言え、完璧なフォームでの一発でした。
茂木選手が四球で塁に出ており、オープン戦1号2ランを右翼席上段に着弾させました。
三冠王シーズンを彷彿とさせる完璧さ!
今季は意気込みが違うという感じです。
色々暗いことがあってファンの気持ちも沈みがちでしたが、あのホームランを見てスカッとした人が多かったのでは?
古賀優大、松本直樹選手がそれぞれ一本安打を打ちました。
捕手争いが激化しそうです。
マルチネス投手からの一本の松本選手が少しリード?
レフトフェンス直撃のいい当たりでした。
赤羽由紘選手。
タイムリーは積極的に行けた感じでしたし、以降も内容は悪くないと思いましたから、ベンチ入り競争で一歩リードです。
丸山和郁選手。

丸山オープン戦1号出典ヤクルト公式サイト2025/03/01
一発はありですが相変わらず雑な守備のエラーで帳消しの感じ。
盗塁も決めていい感じですが・・・
レギュラー取りには安心感が今一つといったところ。
塩見選手が戻る前に結果がもっと欲しいです。
ホームランよりはヒット。
橋本星哉選手。
さすがに三塁守備はまだ無理?
少なくともこのオープン戦の間に次のステップへの足がかりは残したい。
このほか西川遥輝選手二塁打、オスナ、茂木栄五郎選手にも安打が出てベテラン勢は順調に調整といったところでした。
今日は14:00から再びジャイアンツとオープン戦です。
前日とは違う投手が出てくると思いますが、仕上がり具合に注目です。
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