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両チーム花火大会で拮抗も最後の一発が出ず敗戦

プロ野球・試合結果

6月1日  対  千葉ロッテマリーンズ

両チーム3発ずつが飛び交う接戦でしたが、大味とも言える展開でした。

6/1 東京ヤクルトスワローズ 対 千葉ロッテマリーンズ 試合結果

R H E
ロッテ 0 2 0 1 0 1 0 0 0 4 5
ヤクルト 1 1 0 1 0 0 0 0 0 3 9 1

バッテリー

ヤクルト 原樹理、木澤尚文、コール、大西広樹 – 中村悠平
ロッテ 美馬学、H小野郁、H東條大樹、Hゲレーロ、S益田直也 – 松川虎生、柿沼友哉

山田11号2試合連続本塁打出典ヤクルト公式サイト20220601

 

先発原樹理投手

原樹理

結果は6回4失点でしたが、逆転された以降は常に先行を許す内容で、今一つゲームは作れなかった感じです。

被安打5(うち本塁打3)で4失点ですから、効率良く取られたと言えます。

制球が今一つ定まらず意図したところにほとんど行かない状態で、結構大甘のボールが行ってしまう、何とも危なっかしい内容でした。

球威で抑えるタイプでは無いので甘く入ると痛打されます。

ソロ3本でしたから4失点で済んだ感じです。

簡単に失点してしまう(取ってもすぐ取り返される)粘れない内容は、信頼度が薄れます。

このあたりがなかなか勝ちが伸びないところかもしれません。

 

 

打線この試合は、1,2番を入れ替えました。

考え方はいろいろですが、ヤクルトでは1番、2番ではの役割は異なり、タイプからは塩見選手は1番向き、山崎選手は2番向きと思いますのでここは固定が望ましいと思います。

流れが少しちぐはぐのように見えました。

 

この試合マリーンズ村上宗隆選手全く勝負せず4四球(うち2申告敬遠)でした。

塁に出る村上

気持ちは分かりますが、ファンとしてはやり切れない空しさを感じます。

これで今季44四球となり、この4四球の成果(?)か、牧選手を抜いて出塁率が1位になりました。

 

当然ですが、ことごとく5番中村選手に好機がめぐる形で、結果は一本が出ませんでした。

僅差では相手がとる当然の策です。

こうなると5番に掛かる負担やストレスは大きく、これを跳ね返して結果を出すのは容易ではありません。

この試合の場合、中村選手は只でさえ不安定な先発のリードで苦心しています。

中村捕手

常に先行を許す結果で、エネルギーのほとんどは守備に費やした感じもします。

本来は昨年のように6番が最適と思いますが、今季はサンタナ選手が離脱、オスナ選手の打撃が不振では致し方なく、辛いところを担ってもらうしか無いかもしれません。

若手(長岡、濱田、内山)ではここ(5番)はまだまだ難しく、育つまでは、助っ人で埋めるしか無いとなってしまいます。

新助っ人のキブレハン選手が上手く機能してくれると良いのですが。

 

青木選手がコンデション不良で抹消。

青木宣親

勝負強さから本調子であれば適任なのですが。

ベンチに居ないと・・・・整えて速く戻ってほしいところです。

 

この試合ホームランが3本も出ましたが、全てソロで大量点に結びつきませんでした。

とはいえ、花火大会のように打ちますと、見ている方は楽しいと言えます。

 

まずは先制の山田哲人選手

何と前日10号を打ったばかりですが11号。

山田11号出典スポーツ報知20220601

山田先制11号 出典スポーツ報知

1回裏、142キロ低め変化球をライナーで左翼席に着弾させました。

山田選手らしい技術を持っての打ち方、右膝を曲げながらすくい上げた一発となりました。

「打ったのはシュートです。チャンスメイクする気持ちで打席に入りました。上手くバットに乗ってくれました。先制することができてよかったです」とコメント。

2試合連続ホームランです。

楽天戦ではDH出場で、少し体を休めることができたのでしょうね。

このまま良い状態を維持できると良いのですが。

 

2回はオスナ選手が5号。

オスナ5号ソロと猛打賞出典ヤクルト公式サイト20220601

「打ったのはストレートです。強く振れる球を待っていた。高めの球だったがしっかりと押し込む事ができました。今シーズン神宮球場でホームランが打ててなかったので1本出てよかったです」とコメント。

この日は3安打の猛打賞でした。

これを機に調子を上げて5番に復帰できると良いのですが。

 

4回は濱田太貴選手の4号。

濱田4号ソロ出典ヤクルト公式サイト20220601

当たると大きいを地で行った、パワフルな一発でした。

 

原投手の後、継投陣は踏ん張りましたが、打者はホームラン以外に得点を獲れませんでした。

安打は出せども打線が切られてしまったのは、ロッテの思惑通りとも言えると思います。

負けましたが、山田選手11号で調子上向き、オスナ選手猛打賞で上向きになりそうなことなど、収穫もありました。

 

次はヤクルトスアレス投手対ロッテ小島和哉投手です。

A.スアレス VS 小島和哉

前回NPB初登板のアンドリュー・スアレス投手でしたが、5回3失点でした。

少し環境に慣れてくることで状態が良くなって欲しいと思います。

一方昨年10勝の小島和哉投手は、今季既に5敗と思うように投げ切れていません。

ある程度互いに点の取り合いとなりそうですが・・・打撃陣の踏ん張りを期待します。

村上選手に打たせてあげて欲しい。。。

 

プロ野球 交流戦 試合結果 2022年6月1日

東京ヤクルトスワローズ   3-4  千葉ロッテマリーンズ 神宮球場
東京読売ジャイアンツ    3-6  福岡ソフトバンクホークス 東京ドーム
横浜DeNAベイスターズ   1-5  オリックス・バファローズ 横浜スタジアム
中日ドラゴンズ      0-2  東北楽天ゴールデンイーグルス バンテリンドーム
阪神タイガース      5-4   埼玉西武ライオンズ 甲子園
広島東洋カープ      1-5  北海道日本ハムファイターズ マツダスタジアム

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2022年6月1日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 ヤクルト 52 31 20 1 .608 0.0
2 巨人 57 31 26 0 .544 3.0
3 広島 54 27 25 2 .519 1.5
4 中日 52 24 28 0 .462 3.0
5 DeNA 48 21 27 0 .438 1.0
6 阪神 55 21 33 1 .389 3.0
巨人、広島ともに敗れたので、ひとまずゲーム差は変わらずです。

 

 

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