交流戦の初戦は、北の大地へ遠征でした。
エスコンフィールドは公式戦では初めての球場でしたので、全てが新しい感覚だったと思います。
球場の両翼、天然芝、マウンドの土等々。
適度な刺激にもなったと思いますが、戸惑いも多かったかもしれません。
僅差で負けてしまいました。
負けるとどうしても“ミス”に目が行きます.
当然、一生懸命やってもミスは出るのですが、最近はチーム状態が悪いのでどうしてもミスが目立ってしまいます。
まぁ勝てば、ミスは何処かへと消えていくもんです。
心理的に押されているとミスも出やすくなるのは、これまた道理と言えます。
実際このところミスは多い感じですが、まあこれが負の連鎖ということと思います。
プロですから「結果が全て」となります。
負ければミスに焦点が行くのは当然のことで、勝つという結果を出すしかありません。
5/30 北海道日本ハムファイターズ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 2 | 7 | 0 |
・ヤクルト本塁打 無し
・日本ハム本塁打 万波中正 10号 ソロ(4回) 万波中正 11号 ソロ(6回)
負石川雅規、木澤尚文 – 中村悠平 | |
勝上原健太、H河野竜生、H宮西尚生、H玉井大翔、S田中正義 – マルティネス、伏見寅威 |
先発石川雅規投手。
7回と最近としては長いイニングを投げ切りました。
2失点。
1本目は球場の変形スタンドにギリギリ落ちるというアンラッキーでしたが、2本目は失投でした。
悔やまれます。
投球内容は、自身の投球が出来て翻弄気味で、いわゆる石川ワールドでした。
また、流石にベテランで、「こんな状態でも不屈で起き上がる」を背中で魅せる気概を感じました。
経験の引き出しが半端ないと驚くばかりでした。
しっかり投げたと思いますが「援護が無しでは」の悲しさです。
前回に続いて調子はいい感じです。
7回を投げ、86球、打者27人、被安打8、奪三振3、与四球0、被本塁打2、内野ゴロと外野フライが8ずつでした。
3回は細川選手に牽制2回の後、飛び出したところを牽制してアウトにしました。
またその回はマルティネス選手の盗塁を、中村悠平捕手が刺すという内助の功もありました。
7回まで投げることで、救援陣の負担を軽減できたのも、週最初としては大きいところです。
木澤尚文投手。
疲れか今一つ球威、制球共に十分でなく綱渡りでした。
このところ不調ですが何とか粘った感じです。
最終的には結果を出せたと言うことです。
これが今は大事。
厳しい状態でも粘り切ったことが、自信になってくれると良いと思います。
攻撃陣。
先制は上手く行きました。
2回、村上宗隆選手がセンターに安打。
サンタナ、中村選手が四球を選んで、2アウト満塁となりました。
長岡秀樹選手がセンター前にタイムリーを打ち、1点が入りました。
と、ここまでは良かったのですが、サンタナ選手が走塁ミスで刺され、流れを引き寄せられなかったのが、つまづきの始まりとなりました。
7回のバントミス(7回の長岡選手)も痛かった。
このバントミスを上手くさばかれて、併殺となってしまいました。
5回の山田哲人選手安打で2アウト1,2塁も得点入らず。
9回、川端慎吾選手が安打で繋いで2アウト1,3塁も得点入らず。
いずれもチャンスでのあと一本が出ずと、相変わらず攻め切れていません。
厳しいようですが、一生懸命頑張っていますは当然で、結果が全てのプロです。
結果が伴わなければ言い訳となってしまいます。
必死さが必要だと感じています。
その場限りの必死さということではありません。
これまでも犠打ができずフライアウトの傾向がある長岡選手。
今季成功した犠打は2回しかありません。
下位打線ならば少なくとも80%は成功させなければならず、日頃の練習に必死さが足りないのではと思います。
まぁ、推測です。
フルスイングも悪くはないのですが、役割を果たすという意味での地道な練習も必要と感じています。
次はヤクルト先発が市川悠太投手、日ハムが上沢直之投手と発表されています。
VS
連敗阻止など気にせず、思い切って自身の力を出し切ることに傾注してほしいところです。
上沢投手は、ほぼ失敗しないので難敵です。
打線がどこまで踏ん張れるか、懐疑的ではありますが、ミスせず終わって欲しいと思います。
プロ野球 セリーグ 試合結果 2023年5月30日
交流戦
北海道日本ハムファイターズ 2-1 東京ヤクルトスワローズ | エスコンF |
福岡ソフトバンクホークス 13-5 中日ドラゴンズ | PayPayドーム |
東北楽天ゴールデンイーグルス 2-3 横浜DeNAベイスターズ | 楽天モバイル |
埼玉西武ライオンズ 1-3 阪神タイガース | ベルーナドーム |
千葉ロッテマリーンズ 2-1 東京読売ジャイアンツ | zozoマリンスタジアム |
オリックス・バファローズ 4-0 広島東洋カープ | 京セラドーム大阪 |
プロ野球 セリーグ 順位表 2023年5月30日 試合終了時点
順位 | チーム | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 47 | 32 | 14 | 1 | .696 | 0.0 | |
2 | 45 | 25 | 19 | 1 | .568 | 6.0 | |
3 | 47 | 24 | 23 | 0 | .511 | 2.5 | |
4 | 48 | 23 | 25 | 0 | .479 | 1.5 | |
5 | 48 | 17 | 29 | 2 | .370 | 5.0 | |
6 | 47 | 17 | 30 | 0 | .362 | 0.5 |
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