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老練粘投の石川5勝目で3タテ回避。先制山田筆頭に先発野手全員安打で大量得点し、巨人を突き放す

石川ヒーローインタビュー プロ野球・ピッチャー

7月7日  対  東京読売ジャイアンツ

老練な石川投手、しっかりゲームを作って3タテ回避でまずは一息。

誰もが「石川投手に勝ちを」でまとまり、先発全員安打でヤクルトらしい繋ぎ方の勝利でした。

 

7/7 東京読売ジャイアンツ 対 東京ヤクルトスワローズ 試合結果

R H E
ヤクルト 5 0 0 1 0 2 2 0 1 11 16 0
巨人 1 0 0 0 0 0 0 0 0 3 9 0

バッテリー

ヤクルト 石川雅規、木澤尚文、今野龍太、コール – 内山壮真
巨人 シューメーカー、戸根千明、桜井俊貴、高木京介、赤星優志 – 大城卓三、喜多隆介
石川5勝目出典ヤクルト公式サイト20220707

石川粘投5勝目 出典ヤクルト公式サイト

 

カード2連敗で迎えた3戦目。

ここは踏ん張りたいところで、中6日での登板となった石川雅規投手

石川雅規投手

本来の制球では無い感じでしたが、さすがに味方の援護に乗って上手く粘った感じでした。

打線も試合の流れに合わせました。

反撃されても取り返す良い攻撃を見せたことは、試合の動きを上手く使ったと感じました。

 

いきなりの中6日でもしっかり調整するあたりはベテランの味と言うところです。

 

オールスター前には9連戦(最後はジャイアンツ)もあり、最初のヤマ場となります。

ここの15試合は少しアクセルを踏んで、しっかり足固めを目指すようです。

投手陣もここは少し無理を(と言っても中6日ですが)。

この準備もあっての中6日。

その先陣を石川投手が切って範を示しました。

 

この試合、初回のチャンス山田哲人選手が先制タイムリー。

山田先制タイムリー

一塁から山崎晃大朗選手がわき目もふらず一心に駆け込んで1点をもぎ取りました。

好走する山崎晃大朗選手

 

村上宗隆選手が安打を打ちましたが、良い当たりすぎて打球速度が速くシングルヒット止まりの一、三塁。

安打出塁の村上宗隆選手

 

ここで、石川選手の時に特に力を発揮する青木宣親選手

タイムリーの青木宣親選手

タイムリーで追加点を挙げ2点目

 

さらに内山壮真選手がタイムリー3点目

タイムリーの内山壮真選手

 

チャンスに強い長岡秀樹選手がタイムリー二塁打で5点目が入りました。

タイムリー二塁打の長岡秀樹選手

 

しかし、青木選手のタイムリーは効きました。

青木タイムリーで出塁

此れでシューメーカー投手が立ち直りのきっかけを掴めなかったので。

シューメーカー投手

 

2アウトからの内山、長岡選手のタイムリーもすごく効いた感じで大量5点奪取です。

2アウトからの3点は大きく、下位打線もキッチリ仕事をしました。

 

特に長岡選手は、試合を追うごとにバッテイングが上手くなってきていると感じます。

気軽?な8番でもうのびのびの感じですが、相手チームにとってはかなり厄介な存在ですね。

長岡3安打2打点出典ヤクルト公式サイト20220707

 

早々に相手の中継ぎ陣を引っぱり出せばこれはヤクルトペースです。

ブルパンは大量差もあって余裕の継投で締めました。

 

石川投手の後を受け、6,7回を1安打1四球無失点の木澤尚文投手

木澤尚文投手

石川投手とは真反対の投球で、しかも右腕ですから、良いプレッシャーを掛けることができました。

 

8回は今野龍太投手です。

今野龍太投手

クリーンアップのきつい場面でした。

1安打を打たれましたが、岡本選手をキャッチャーフライ、中島選手をサードゴロで併殺し、役目を果たして無失点。

 

最後はコール投手

こー

死球を出したものの三振やゴロ、フライで試合を締めました。

 

もはや大量点での勝利でしたが、後半を突き放した功労者、丸山和郁選手。

丸山3安打2打点出典ヤクルト公式サイト20220707

7回、代打で出てから2安打3打点の活躍でした。

 

また、村上宗隆選手は、満塁で敬遠まがいの四球押し出しという珍現象も見られました。

村上宗隆

これについてはSNSなどでも「ついに満塁でも四球」「これは止むを得ない、桜井よくやった」など賑わい、ホームランを打たれるよりは痛手が少なくて済むと思った人が多かったようです。

四球で押し出しでも打点1が記録され、79打点となりました。

広島での執拗な内角攻めで冷え込んでいた村上選手でしたが、少しずつ調子を戻し始めました。

内角に攻めきれる制球の無い投手にとっては絵に描いた餅で、追い込むことはできません。

 

 

2試合少しコケてしまいましたが、最後はヤクルトらしい試合で取り戻しました

石川投手は今季5勝目で、通算を現役最多182勝としました。

また、巨人戦通算33勝目は川口さんと並び歴代10位タイの記録となりました。

もう1勝で松岡さんに並びますし、2勝すると江夏さんに並ぶという大記録です。

石川投手が勝つと記録がパタパタ塗り替えられるのは、ファンとして楽しいところです。

 

次は阪神とのカードを神宮で。

先発はヤクルト高梨裕稔投手、阪神天敵青柳晃洋投手。

高梨裕稔 VS 青柳晃洋

景気付けに打ち込みたいところですが、やっかいな相手ですなぁ。。。

今季は4月22日に同じ高梨投手で完封負けを喫しています。

 

ただしあの時は中村選手はいないし、塩見・オスナ選手は外れているし、長岡選手は安打を打ったもののまだ研修生のレベルでした。

コール投手も来日間もなく初登板で、日本の野球にまだ慣れてはおらずで4失点と散々なデビューでした。

 

流石に今は違うはず!

中村選手はいますし、塩見選手絶好調、長岡選手の成長曲線は目を見張ります。

 

ただ、高梨投手の調整がどうなっているのか。。。そこが少し心配。。。

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年7月7日

東京読売ジャイアンツ    3-11   東京ヤクルトスワローズ 東京ドーム
横浜DeNAベイスターズ    0-0   中日ドラゴンズ 横浜スタジアム
阪神タイガース        0-3   広島東洋カープ 甲子園

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2022年7月7日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 ヤクルト 80 53 26 1 .671 0.0
2 巨人 84 43 41 0 .512 12.5
3 広島 81 38 40 3 .487 2.0
4 阪神 82 37 43 2 .463 2.0
5 DeNA 75 34 40 1 .459 0.0
6 中日 78 32 45 1 .416 3.5

M50

 

 村上選手始球式

多分、生まれて初めての体験でしょう。

東京に所属するチームのアスリートが大勢集まり始球式をするという企画が行われました。
東京ヤクルトスワローズと東京読売ジャイアンツからも代表で村上宗隆選手岡本和真選手が参加し、場を盛り上げました。

始球式

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