阪神大竹にやっと得点　試合はまるでCS前の阪神にいい調整練習のごとくだったが・・・

プロ野球・ピッチャー

村上、大竹投手から31号2ラン

2023.09.24

好投手相手とは言え、5安打(2ホームラン)、2四球、2併殺。

守っては2エラー、1フィルダーズチョイスで、勝ちは全く見えませんでした。

初回にいきなり4失点でしたから、早々に勝負ありの暗雲が立ち込めました。

９/23　東京ヤクルトスワローズ　対　阪神タイガース　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
阪神	4	0	3	1	0	0	0	1	0	9	14	0
ヤクルト	0	0	0	2	0	0	0	1	0	3	5	2

・ヤクルト本塁打　村上宗隆 31号２ラン（4回）塩見泰隆 8号ソロ（8回）

・阪神本塁打　　　　ノイジー 9号２ラン（1回）

	負ロドリゲス、高梨裕稔、大西広樹、阪口皓亮、木澤尚文 – 古賀優大、内山壮真
	勝大竹耕太郎、ブルワー – 坂本誠志郎

村上31号2ラン含む3試合連続マルチ安打　出典ヤクルト公式サイト2023/09/23

先発ロドリゲス投手。

何だか投げるたびに悪くなっている感じがします。

この試合は良いところなしで最悪でした。

3回を投げ球数89球、被安打８，被本塁打１，奪三振３，与四球２，失点７です。

投球を重ねることで、まだそれほど投げてはいませんが「スタミナ切れ」の感じです。

長く投げる体力ができていない感じがします。

技術的な修正点は多いのですが、この試合で見られたようにメンタル的な粘りのなさも大いに気になるところです。

課題が多く、若いとはいえどこまで伸びしろがあるか?疑問も湧いてきます。

オフには日本を離れることと思います。

オフにどこまで自己管理で欠点修正に取り組めるかが今後を分けそうに思います。

球団はあと一年は見るのでしょうが、先行きは明るくない感じもします。

出てきたときは伸びしろがあると強く感じたのですが、時間と伴に見えてきた問題が結構深刻なように思います。

阪神大竹耕太郎投手。

出来はそれほどという訳ではありませんでしたが、それなりに要所は締めた感じです。

調子を戻してきた村上、塩見選手に一発は喫しましたが、連打での失点ではありません。

点差を考えれば一発での失点のみ。

ホームラン被弾以降は崩れていませんので、大きな問題なしと言うところと思います。

意外だったのは8回まで投げたこと。

CSを考え6回あたりまでかと思っていましたが、ヤクルト相手で点差もあって調整の意味合いかも知れません。

ただこれが良かったかはCSでとなります。

CS前に阪神にいい調整練習となったような試合でした。

それにしても大竹投手には、今季全く打てておらず、得点もできていませんでした。

３得点できましたので、タコで終わらず良かったとは思います。

村上宗隆選手。

大竹投手からは今まで安打出来ていませんでしたが、この試合ではマルチ安打を打ち、うち1本は31号2ランでした。

これでマルチ安打は3試合連続となり、打率が.260となりました。

苦手意識がなくなってくれれば良いと思います。

「打ったのはチェンジアップです。とにかく1点ずつ返していく気持ちで打席に入りました。良い角度であがってくれました」とコメントしています。

この本塁打で神宮でのシーズン本塁打記録が、1999年のペタジーニ氏に並ぶ2位タイだそうです。

最多本塁打記録は2013年のバレンティン氏の38本ということで、流石に追いつけませんね。

いつか更新できるでしょうか。

あ、単独2位の機会はまだ残されています。

塩見泰隆選手。

塩見8号ソロ　出典ヤクルト公式サイト2023/09/23

8回裏、8球粘っての9球目をホームランにしました。

「打ったのはチェンジアップ。間合いを変えるのが上手な投手なので、差し込まれないように早めに準備して強引にいかず、コンパクトに打ちました」とコメントしています。

スタートから大敗ムードが漂っていましたが、村上、塩見選手のホームランを見て、どん底の気持ちも少し上向きました。

きょうは広島東洋カープとマツダスタジアムで試合があります。

ヤクルト先発は小川泰弘投手、九里亜蓮投手と発表されています。

この試合が広島との今季最終戦となります。

小川投手には、有終の美を飾って欲しいと願っています。

2023年村上宗隆選手全ホームラン軌跡を特集

村上宗隆選手ホームラン記録 2023　では31号（通算191号）を更新中です（こちら）

村上31号2ラン

プロ野球セリーグ　試合結果　2023年9月23日

東京ヤクルトスワローズ　　　　3-9　　　阪神タイガース	神宮球場
横浜DeNAベイスターズ　　　　3-4　　　　中日ドラゴンズ	横浜スタジアム
東京読売ジャイアンツ　　　　3-7　　広島東洋カープ	東京ドーム