ヤクルト契約更改　奥川・濱田・古賀・星・荒木・石川

契約更改の発表がありました。

 

更改したのは、

奥川恭伸投手、濱田太貴選手、古賀優大選手、星知弥投手、荒木貴裕選手、石川雅規投手の6名です。

 

奥川恭伸投手

推定年俸は900万円減の2,700万円です。

え？　で始まった2022年シーズンでした。

3月29日  対 読売ジャイアンツ

本拠地開幕戦で先発奥川恭伸投手｡

 

準備怠りなしと感じる、ほぼ完璧な投球と思いました｡

岡本和真選手にソロ本塁打を打たれましたが、順調でした。

組み立て､制球､キレ､走りどれも良い感じで、今季も期待できると感じる内容でした｡

 

しかし、4回までで降板。

そしてその後は一度も一軍のマウンド、いや、二軍のマウンドでさえ投げませんでした。

 

「今シーズンは何もできなかったと思います。チームがリーグ連覇を達成したときも、寮で試合を見ていましたが、みんなの活躍を見ながら、何もできない自分がすごく不甲斐なかったですし、悔しい一年で終わりました。来年は、もう一度自分が入って、リーグ3連覇と日本一奪還に貢献できるように頑張りたいです。（背番号18への変更）いい番号をいただいたので、心機一転、良いスタートが切れるようにしたいです」

 

背番号が18になったのは、球団の期待と思います。

トミージョン手術を受けず、保存療法で行くと決め、来季こそはの思いが伝わってきます。

 

ファンとしては手術の方が良いのではなどと気をもみますが、医師やトレーナーとキッチリ協議してのことと思いますから、信じたいと思います。

2023年、元気に戻ってくれることを願ってやみません。

 

濱田太貴選手

推定年俸は600万円増の1,300万円です。

今季は昨季(33試合)の倍以上の試合（73試合）に出場機会がありました。

その内20試合以上先発し、打率は.206と伸びませんでしたが、本塁打６，打点14と頑張りました。

 

「最初は良かったのですが、後半戦コロナに感染後から、全然ダメでした。後半戦に向けての体力が足りなかったのかなと思います。表現の仕方が難しいですが、最初から100%でいき過ぎず、徐々に上げて、後半戦まで体力が残るようにしたいです。オフシーズンもしっかり走り込んで、やれることをやっていきたいと思います。（右の代打として）打てたり、打てなかったりがあったので、来年は最低限のことはできるように、しっかりやっていきたいと思います。（来シーズンに向けて）スタメンで多くの試合に出て、代打でも確率良く打てるように頑張りたいです」

 

当ればデカいと言われ続けた長距離砲ですが、来季はプロ5年目となります。

ミート力を高め、選球眼を磨き、塁に出ることができれば先発起用が視野に入ります。

少し大人になった濱田太貴を見たいと期待しています。

 

古賀優大選手

推定年俸は200万円増の1,500万円です。

シーズン当初は中村捕手に代わって頑張ってくれました。

 

良い時もありましたが、素人の自分でもわかってしまう配球も多くあり、リードの勉強をもう少し頑張って欲しいように思いました（素人目なので間違いかもしれませんが）。

また、打撃。。。ここは数字で出てしまうので是非の無いところです。

流石に1割台はチョットというところ。

37試合で打点4、得点2は、内山選手の74試合打点19、得点25と比べますとかなり落ちてしまいます。

その辺は古賀選手自身も感じている様です。

 

「中村さんがコンディション不良で出られなかったときに、試合に出て穴を埋めたという点を評価していただきました。開幕スタメンで出させていただいたのですが、結果を出せずに悔しいシーズンでした。バッティングで、中村さんだったり、内山に劣る部分があるので、成長しないといけないと思います。相手が嫌がるように球数を投げさせたり、チームの作戦をしっかりやることが求められていると思うので、追求していきたいと思います」

 

2023年は正念場です。

中村選手を超えるのは難しいと思いますが、内山選手を蹴落とすぐらいの気概を持って、頑張って欲しいと思います。

 

星知弥投手

推定年俸は200万円減の1,500万円です。

今季はあまりいい成績とは言えませんでした。

8月10日にカープ戦で、久しぶりに先発しましたが、結果は散々でした。

 

調子が悪いこともあってか、ほぼ敗戦処理で出ることが多く、ホールドも付かないため、主だった成績が残せませんでした。

 

「3連覇に向けて、僕の力が必要と言ってもらえたので、来年はもっと頑張らないといけないと思っています。年齢的にもやらなければいけないですし、死に物狂いでポジションを掴んでいきたいと思っています。先発も3年ぶりにやらせてもらったのですが、チャンスを掴むことができなかったと思っています。ただ、自分に足りないものがわかったので、来年に向けてプラスになることもあったと思います。（来シーズンに向けて）リーグ3連覇、日本一に向けて、チームに貢献できるようにやっていければと思います」

 

来季に期待です。

 

荒木貴裕選手

推定年俸は300万円減の2,300万円です。

ユーティリティプレーヤーで、どこでも守れるため、守備固めなどで重宝する人材の荒木選手。

しかし、今季は宮本、太田、赤羽、松本友といったユーティリティプレーヤーの面々が台頭し、前年比半分以下の試合数となりました。

 

「本当に何もできなかったです。今年できなかった分、来年はチームの3連覇に向けて、貢献したいと思っています。まずはしっかり一年間戦うための体作りが必要だと思っています。来年は、上から3番目くらいの年齢になると思うので、若手の見本になるように、そういったところも気をつけながらやっていきたいと思います。（来シーズンに向けて）3連覇に貢献できるように、チームの中心としてやれるようにしていきたいです」

ベテランとなり、年齢的にも厳しくなると思いますが、強い気持ちで頑張って欲しいと思います。

 

石川雅規投手

推定年俸は現状維持の9,000万円です。

まだまだ現役のオーラがプンプンです。

 

相変わらずの石川ワールドで、老練な投球内容に見とれてしまいます。

今季6勝4敗、通算183勝ですから、200勝が見えてきました。

 

「来シーズンも契約していただいて、本当に嬉しいです。（契約更改の場は）何回やっても、身の引き締まる思いですし、来年に向けて、しっかりと準備をしていきたいと改めて思いました。（シーズンを振り返って）あと一歩のところで日本一を手にすることができなかったので、まだまだやらなければいけないことがあるなと感じました。監督の涙が印象的で、今度は嬉し涙を流してもらえるように、何とか監督を胴上げできるようにやっていきたいと思います。（来シーズンに向けて）年齢や実績だけでやれる世界ではないことは十分わかっているので、若手と切磋琢磨しながら、その中で自分のポジションをしっかり掴めるように。その気持ちは来年も変わらずに、自分のポジションを掴みたいと思っています」

 

今季は内山壮真捕手の実戦での教育係のような存在でもありました。

「親子バッテリー」として注目を集め、内山捕手にとっては貴重な経験になったと思います。

 

来季も変わらず頑張って欲しいと思います。

 

ヤクルト　12/５までの契約情報

出典日刊スポーツ