7点取っても10点差で大敗だが、村上お目覚め確定か

プロ野球・試合結果

2023.05.07

もう何をか言わんやの、荒れた試合になりました。

フォローの強風。。。神宮ですから点は入るとはいえ幾らなんでもでした。

5/6　東京ヤクルトスワローズ　対　横浜DeNAベイスターズ　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
横浜	2	6	0	0	2	2	2	1	2	17	20	2
ヤクルト	1	0	3	1	0	0	0	1	1	7	10	1

・ヤクルト本塁打　無し

・横浜本塁打　　　　佐野恵太 5号ソロ（1回）　宮﨑敏郎 6号ソロ（1回）

　　　　　　　　　　　戸柱恭孝 3号２ラン（2回）　牧秀悟 5号満塁（2回）

　　　　　　　　　　　宮﨑敏郎 7号２ラン（7回）

	負小川泰弘、小澤怜史、長谷川宙輝、大西広樹 – 中村悠平、内山壮真
	濵口遥大、勝上茶谷大河、石川達也、坂本裕哉、宮國椋丞 – 戸柱恭孝

村上2打席連続タイムリーで打点トップ　出典ヤクルト公式サイト2023/05/06

先発小川泰弘投手。

年に数度は大崩れですが、5月の初旬は早すぎます。

例年は中盤以降の疲れが溜まるころかと思いますが。

先頭の佐野選手に初球いきなり一発でした。

”打球が上がると入る”で委縮したように見えました。

ゴロを心がけようとするも制球が定まらず、返って高めに行く悪循環になってしまいます。

宮崎選手に2発めを本塁打され完全に浮足立ち、2回はどう見てもアップアップの状態。

誰が見ても結果は予想できた感じでの2ラン、グランドスラムは既定路線と思いました。

さすがにこの崩れ様にはベンチも準備できず、手の打ち様なしでした。

確かに強風で条件は厳しいのですが、それは相手も同じです。

この条件下で最も警戒すべきはホームランですが、完璧に捕らえられたところに風だけではない問題がありました。

球威、キレ、制球3拍子がボロボロでは結果は必然です。

3,4回はかわしにかかって何とか逃げ切りました。

4回は最低投げないと、只でさえ負担が掛かるブルペンへの影響が大きすぎますから。

というわけで、小川投手は試合を作る作らない以前の内容でした。

5点取って追い上げが出たところでの6回、2番手の小澤怜史投手にスイッチ。

がこれまた輪をかけたような内容で、もうどうにも止まらない展開になってしまいました。

3点差ですからまだわからないところでしたが、あまり覇気のない投球でした。

何か敗戦処理をしているような、気の乗らない感じを強く受けました。

まあ淡々と投げたという所かもしれませんが、失点を悔しがるわけでもなく何か別のところに気持ちが行っているように見えてしまいました。

まあこちらの受け取り方でしょうが。

無理にでも冷静になろうとしていたのかもしれません。

さすがに7点差となって、今季初登板の長谷川宙輝投手。

力試しでの登板でしたが、結果はあまり芳しくありませんでした。

左中継ぎがなかなか埋まらない今季、少し期待を込めての起用と思います。

制球、キレ、球威全てが今一つで、展開的に抑えにくい状況を加味しても次は難しいかもしれません。

一度で決めない高津監督ですから再度はアリと思いますが、やはり本来の球威が戻らないと苦しいところです。

制球重視のフォームにしましたが、最大の持ち味の球威が無くてはと感じます。

まあ、ぼろ負けでしたが、1点差も10点差も負けは同じと思うしかありません。

でも、さすがに17点は見ている気がしなくなります。。。と言いつつ最後まで見るのが「ヤクルトあるある」で笑えますが。

この頃勝つことが多くなったので、久しぶりの感覚です。

打撃ですがそれなりに良かったと思います。

10点差でかすみましたが、7点を入れましたから、投手の状態いかんでは勝っているはずの得点でした。

村上宗隆選手が1回、3回とタイムリーで打点を入れました。

3試合連続のマルチ安打で、二塁打ー安打ー四球ー四球－遊失でしたから、全打席で出塁を果たしました。

大敗の陰に隠れていますが、そろそろお目覚め確定かと思います。

今まで疑心暗鬼でしたが、この活躍に今後の期待が持てました

打点18は牧秀悟選手と並びセリーグトップ。

絶不調と言われながらもチームに貢献していたことが分かります。

オスナ選手、3回は村上選手の後を受けてタイムリーを放ちました。

オスナ2打点の活躍　出典ヤクルト公式サイト2023/05/06

前日9回2死からの渾身の安打もそうですが、役割を理解して臨んでいると思います。

元気印の奥村展征選手は8回二塁打でチャンスメイク。

二塁に滑り込みました。

それを受けて代打の武岡龍世選手もタイムリー。

武岡代打タイムリー　出典ヤクルト公式サイト2023/05/06

守備から入った並木秀尊選手も1打席を立つことができました。

9回裏、村上選手がショートエラーで出塁し、凡打の間に二塁へ到達。

並木選手は2死ながらライトにタイムリーを放ち、次の試合につながる働きとなりました。

得点差は10点もありましたが、個々に見ますとヤクルトの安打は2桁でしたので、打線は盛り返してきたと言えると思います。

いままであまりに貧打で、投手の頑張りにおんぶをしていましたが、この状態がヤクルトらしいかもしれません。

さて、今日の試合は予告先発がヤクルト吉村貢司郎、横浜東克樹と発表されています。

吉村投手、4月30日に初勝利を上げました。

当番5試合目になってやっとでしたが、良い内容でした。

今日も落ち着いて2勝目を得て欲しいと思います。

ただ、雨天かと思いますから、中止になるのか決行されるのか、心配なところです。

プロ野球セリーグ試合結果　2023年5月6日

東京ヤクルトスワローズ　　　7-17　　横浜DeNAベイスターズ	神宮球場
中日ドラゴンズ　　　　　　　　2-1　　東京読売ジャイアンツ	バンテリンドームナゴヤ
広島東洋カープ　　　　　　　雨天中止　　阪神タイガース	マツダスタジアム