吉村動揺隠せずまさかの被弾　青木チームを鼓舞する働きで存在感を示す

4月6日　対 阪神タイガース　カード２戦目。

う～ん、上手くいきません。

これが今のチーム状況でしょうか。

今度は先発が持ちこたえられずでした｡

 

4/6　東京ヤクルトスワローズ　対　阪神タイガース

 

先発吉村貢司郎投手。

状況的には気持ちの弱さが出た感じです。

序盤3イニングはすごく良い投球でした。

しかし味方が3回に2点を入れ先行した次のイニング。

先頭の近本選手にホームランを打たれてしまいました。

2ストライクからフォークがワンバウンドでボール、カーブが入らずボールと並行カウントになりました。

ストライクを取りに行った力のない変化球（スライダー）で先制点を守りに入ったように見えました。

甘く入ってホームラン。

これで動揺しました。

ここからは全く我を忘れた感じで中野選手にヒット、森下選手四球、大山選手タイムリーの大崩れパターンです。

次打者前川選手をを運良く取れましたが、動揺はおさまらずです。

次打者を三振にするもアウトカウントを間違えベンチへ帰る大混乱。

粘って大量失点は避けられましたが、先制後の内容としては落第点でした。

何より動揺を相手にあからさまでは勝負になりません。

今後の大きな課題です｡

 

何とか5，6回を無失点で乗り切りました。

台所事情で7回までは投げ切ってほしいところでしたが、先行されるわけにはいきません。

 

7回、先頭にヒットでまた動揺したのでしょうか。

次打者佐藤選手に8球粘られての9球目。

甘くほぼど真ん中のストレートは当然のホームランでした。

要所を締めるという先発の投球術ができていない感じです。

厳しいようですが、社会人からですからこの辺りは出来ていないとと思います。

取った直ぐ後は完璧に抑えて相手の勢いを抑えこまなければというのが常識ですから。

気持ちで負けていてはこのような事態になってしまいます。

 

メリハリを付けないとフルシーズン持ちませんから、体力だけではなく、メンタルもメリハリをつけ、ここぞで踏ん張る底力を出してほしいと思います。

 

総崩れの救援陣でしたが、この試合は何とか流れを止めました。

山本投手はバタつきましたが、エスパーダ投手がかわしました。

イニング跨ぎで登板し、無失点に抑えました。

 

9回宮川哲投手も何とか押し切りました。

木浪選手に安打を打たれましたが後続を断って無失点。

ヤクルト移籍後の初登板を無事０で終わり、責任を果たしたのは、今後にとっても良いと思います。

 

兎にも角にも一旦悪い流れを止めたところは大きいところです。

此れで他も落ち着くことが出来るか・・・次が問題ではありますが。

 

 

打線。

 

青木宣親選手が効いてます。

やはり違います。

少し失速気味の塩見選手を外し、西川､青木選手の1,2番もありかな??

この試合は2番で出場。

3回には四球を選んで出塁し、打線がつながって得点のホームを踏みました。

5回はレフトに安打。

 

7回は二塁打を打って、これが得点に結びつきました。

さすが青木選手。

チームを鼓舞する働きで存在感を示しています。

 

オスナ、サンタナ選手は相変わらず頑張っています。

オスナ選手。

初回センターに二塁打。

3回はライトに安打。

7回はショートゴロながら打点を上げました。

 

サンタナ選手。

3回、1死満塁のチャンスにタイムリーとなるレフト前安打。

 

長岡秀樹選手もしっかり打てています｡

3回、サンタナ選手タイムリーの後、ライトに大きな犠牲フライを上げて加点しました。

 

 

先発入りの赤羽選手は、出場機会を生かせませんでした。

内容が全くでここまでの積み上げがゼロにリセットの感じです。

 

村上宗隆選手。

なかなか勝負して貰えず難しいところです。

3回、ランナー1，2塁でライトに村上選手らしい安打が出ました。

球足が速すぎて、本塁迄帰還できずに満塁となってしまったのが残念です。

 

しかし7回の同点機、勝負してくれたところで最低同点としたいところでした。

左の島本投手に変わり、打ちにくかったとは思いますが・・・

このチーム状況では、やはり4番が打たないと･･･いまだ打点0はホームラン0より問題です｡

極端に言えば4番がとるべきところで取れないと、トンネルは抜けられません｡

 

髙津監督は村上選手に対して、

「出塁であったり、ヒットであったり、守備も含めて、一生懸命やってる結果、まだホームランになってないというところ」

「心配してもしょうがないので。打ちますよ、そのうち」と問題なしといった様子のコメントをしています。

負けが込んできますと戦犯探しに忙しくなりがちですが、まだ開幕したばかり。

シーズンの行方はまだまだ未知数です。

小川投手が二軍で投げ始めましたし、徐々にですが体制が変わっていくかと思います。

まぁ、あんまりゆっくりですとシーズンが決まってしまいますから、ほどほどで目途をつけたいところではありますが。

 

今日もデーゲームです。

ヤクルト先発はヤフーレ投手、阪神は才木浩人投手と発表されています。

　VS　

前回勝利投手となったヤフーレ投手が、阪神打線にどのような投球を見せるか、興味津々で試合開始を待つことにします。

打線、村上選手にそろそろ大きいものが欲しいのですが・・・

 

プロ野球 セリーグ　試合結果　2024年4月6日

東京ヤクルトスワローズ　　　3-4　　阪神タイガース	神宮球場
東京読売ジャイアンツ　　　　4-6　　横浜DeNAベイスターズ	東京ドーム
広島東洋カープ　　　　　　　0-4　　中日ドラゴンズ	マツダスタジアム

 

プロ野球 セリーグ 順位表 　2024年4月6日