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耐えて粘って最後に逆転サヨナラ 流石青木千両役者、ここぞで決め切る同点打、続くオスナが決勝犠飛

オスナサヨナラ犠飛2022/05/17出典ヤクルト公式サイト プロ野球・ピッチャー

5/17 ヤクルトスワローズ 対 阪神タイガース 試合結果

R H E
阪神 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 4 0
ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 0 2X 2 8 0

バッテリー

ヤクルト サイスニード、清水昇、大西広樹 – 中村 悠平
阪神 西勇輝、渡邉雄大、アルカンタラ、湯浅京己、岩崎優 – 坂本 誠志郎
オスナサヨナラ犠飛2022/05/17出典ヤクルト公式サイト

5月17日  対 阪神タイガース

ヤクルトにとっては逆転勝ち以上の意味のある内容の試合でした。

 

先発サイスニード投手

サイスニード投手

今季最高の内容でした。

ストレートに威力があって全く打たれませんでした。

分かっていても空振りが取れる威力です。

変化球が高めに浮くところがあって完璧ではありませんでしたが、課題の制球もよく、結果として7回を投げ切ることができました。

サイスニード7回1失点の好投20220517出典ヤクルト公式サイト

 

ストレートをうまく使った中村選手の配球も大きな助けとなった感じです。

7回をなかなか投げ切ることが出来なかっただけに、今後を考えれば大きな点です。

その日のいい球をうまく使うところはやはり中村選手に一日の長と感じます。

 

 

一か月ぶりに復帰の清水昇投手が早速登板。

清水昇投手

四球を出しましたが全体として良い感じでした。

アクシデントでの調整期間が、いろいろな面(コンデション作り、休養など)で返っていい結果を生みそうです。

清水1カ月ぶり登板20220517出典ヤクルト公式サイト

 

先発としてのサイスニード投手、セットアッパー清水投手の結果は、投手陣の更なる充実をもたらす感じです。

 

 

阪神投手陣、さすがに好調だけあってなかなか打ち崩せませんでした。

2回3連打も無得点で好機を逸し、以降はなかなかチャンスも作れませんでした。

西投手に対しては昨年も苦手でしたが、今年も手こずりそうです。

西勇輝

ただ昨年もそうでしたが、神宮のマウンドが合っていないのか足元をこの試合も気にして、6回で降板しました。

今少し投げていると展開は変わったかもしれません。

何しろ完全に打ちあぐんでいましたから。

 

最後は岩崎投手の不調(制球)に付け込んだ感じです。

 

 

打線は2番の山崎晃大朗選手が持ち味の粘りを出せています。

山崎晃大朗選手

粘れるときは好調です。

あの粘りを見ると、選手もファンも勇気づけられ「ひょっとして今日負けないかも」の気持ちになれました。

 

青木宣親選手さすがの勝負強さで、現状はこの位置(6番が)よさそうです。

青木同点二塁打20220517出典ヤクルト公式サイト

 

終盤の勝負所での気迫はやはり青木選手ならではと思います。

岩崎投手に気迫の安打で同点としました。

流石青木選手は千両役者、ここぞで決め切る同点打は見事です。

 

この日は青木選手の1500試合出場記念で、会場にもクリアファイルが配られていたとか。

青木1500試合出場20220517

そういうことも意気に感じてのナイスガイですね。

ヒーローインタビューでは、はじける笑顔で喜びを表現してくれました。

青木ヒーローインタビュー

 

 

最後、オスナ選手に回ってきたとき、何とか外野へ飛球をと願ったのですが、期待に応えサヨナラを演出。

オスナ逆転犠飛

多分本人が一番ホッとしていると思います。

重要な役割をしっかりこなし、勝利へと導きました。

 

ヒーローインタビューでは、「サイもずっと良いピッチングをしてくれましたし、リリーフ陣も素晴らしいピッチングを最後まで繋げた結果が最後の逆転に繋がりました」と感謝していましたが、チーム全体が踏ん張り、1点差のままで最後まで行けたのがこの結果を生んだとも言えます。

 

 

この試合最大の影の立役者は、中村悠平選手の技ありのバッテイング。

中村技ありの安打20220517

2回もそうでしたが、9回もフルスイングせず内野の頭を狙う繋ぎのバッテイングは光ります。

 

村上選手の大飛球でチャンスが潰えた感じでしたが、この一打で再度好機を作り出しました。

 

山田選手の好走で3塁まで行ったところも、さすがにポイントを心得ている感じでした。

山田好走20220517

青木選手も言っていましたが此れでずいぶん気が楽になったところは大きな点です。

 

 

好投されたのでなかなか機能しませんでしたが、現状はこの試合の打線が一番の感じです。

塩見選手も戻ってきたので、1,2番の瞬足コンビが相手に大きなプレッシャーを掛けることができます。

しかも1番以下左右の打者がジグザグで、相手投手はイヤな感じだと思います。

また、守備の面でも「青木ー塩見ー山崎」というラインは鉄壁ですから、穴がありません。

 

苦しい展開でしたが、投打ともに粘ってのチーム一丸の感じで良いムードです。

 

 

さて、先日の雨で登板がなくなった高橋奎二投手が今夜は先発します。

相手は西純矢投手です。

高橋奎二 VS 西純矢

高橋投手は無傷の3勝ですが、4勝へと伸ばして欲しいところ。

現状ベストメンバーになったところで、何とか西投手を打ち砕いてほしいと思います。

 

 

 

プロ野球 セリーグ 試合結果 2022年5月17日

東京ヤクルトスワローズ  2-1  阪神タイガース 神宮球場
中日ドラゴンズ      0-4  横浜DeNAベイスターズ バンテリンドーム
東京読売ジャイアンツ       3-2   広島東洋カープ 宇都宮

 

 

プロ野球 セリーグ 順位表  2022年5月17日試合終了時点

順位 チーム 試合 勝率 ゲーム差
1 ヤクルト 39 23 15 1 .605 0.0
2 巨人 44 25 19 0 .568 1.0
3 広島 41 22 17 2 .564 0.5
4 中日 40 20 20 0 .500 2.5
5 DeNA 36 15 21 0 .417 3.0
6 阪神 42 14 27 1 .341 3.5

 

 

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