あと10日程でキャンプインです。
一軍は浦添(ANA BALL PARK 浦添)、二軍は戸田・西都と、例年と変わらない場所で行われます。
いよいよ2024年シーズンが始まります。
ヤクルト、春季キャンプの参加メンバーの振り分けが発表されました。
スタートのキャンプですから、新人、中堅、レギュラー、ベテランでは、それぞれ1軍2軍のどちらかに関しては、意味合いも異なってきます。
とは言え、あまり偏っても調整にはなりません。
ベテラン(力の解っている選手)は、それぞれの持ち味で振り分けという形です。
この辺りは故障が無ければ1,2軍はあまり関係ないところです。
レギュラーはやはり1軍スタート必須と思います。
準レギュラーを狙う中堅は、2軍でスタートでは遅れを取ったことになってしまいます。
新戦力は力を見極めたいところですから、即戦力候補は1軍スタートとならないと出遅れとなります。
振り分けを見るところで気になったのは以下のところです。
古賀優大選手。
2軍スタートは出遅れの感じです。
2番手捕手の地位を固めなければいけないところで、2軍スタートは・・・故障でもあるのかなと心配です。
山下輝選手。
3年目ですからそろそろ結果が欲しいところで、2軍スタートは厳しいところです。
まだ調整を必要としているのかもしれません。
奥川恭伸選手。
正念場の1軍スタートの感じで、しっかり直接管理で見極めのキャンプとなりそうです。
髙津監督は、「(奥川は)1軍です。ちょっと手探りな部分も間違いなくあると思うので、その時その時に合ったものを見つけてあげるのが一番かなと思います」と説明。
また、「特別扱いするつもりはなくて、これは全選手に言えることです。しっかりコミュニケーションをとって、いいものを見つけてあげたいなと思います」とコメント。
故障なく1年を走れれば、結果はついてくるタイプと思います。
何とか走り切って欲しいものです。
山崎晃大朗選手。
昨年に続いて2軍スタートはかなり崖っぷちです。
昨年が勝負の年でしたが不完全燃焼。
山崎選手ならではの良いプレーも多かったのですが、それが原因で故障となり離脱したこともあったのは痛かったと思います。
今季は盛り返して西川選手と争いたいところですから、2軍スタートは・・・
昨季結果を残した濱田選手と、新入団の西川選手にはじき出された形となってしまいました。
新戦力海外組は、まあ「来てみないと・・・」という所です。
キャンプ、オープン戦で昨季のようにならなければいいのですが。
昨季はピーターズ投手以外は大外れで、ケラ投手に至っては1度も1軍登板がないという有様でした。
移籍組はほぼ1軍です。
まずはどこまでキャンプ、OP戦で結果が出せるか。
嘉弥真新也投手の投球も興味深いところです。
ルーキー。
即戦力期待の西舘、石原選手は出遅れました。
髙津監督のコメントでは、「まだ準備ができていないということですね。今連れて行く段階ではないというところです」
個人的な感触では、体が1軍の練習についていけるところになっていないということかと思います。
キャンプ後半までに取り戻せるかで厳しいスタートの感じですが、準備が出来れば途中から呼ばれることもあるかもしれません。
ルーキーからは1名だけが選ばれました。
松本健吾投手です。
「しっかり動けてますし、投げられてますし、体的にも問題ないですし、連れて行こうということになりました」という高津監督のコメントがありました。
トヨタからということで社会人。
即戦力となるかの第1歩を踏み出します。
頑張って食らいついて欲しいです。
今季のポイントは、山田哲人、塩見泰隆、高橋奎二選手。
まずはキャンプでの状態を見たいと思います。
この3選手次第で今季は決まりそうな感じがします。
と言うのも、安定感が今一つで、予測できないことが多いためです。
この3名が、自分の持ち味、パワーを十二分に発揮すれば、チームはスムーズに回ると思います。
村上宗隆選手は昨季思い通りの成績とはなりませんでしたが、個人的には心配していません。
昨季以上にはやるだろうと確信しています。
村上選手のXでの投稿に関する記事がありました。
「ヤクルト・村上宗隆、不振の原因を告白『大谷さんやダルビッシュさんのトレーニングを取り入れるうちに何が正解だかわからなく…』」の見出し記事を添付。一昨年の三冠王から無冠に終わった昨季の成績について、野球日本代表「侍ジャパン」で大谷翔平選手(ドジャース)やダルビッシュ有投手(パドレス)から受けた刺激で、自分を見失ったことが原因と自己分析したとされた。
これに対して、村上は「それが全てのような見出しですが」と書きだしたうえで、「僕自身ダルビッシュさんや大谷翔平さん、たくさんの方々の話を聞きプラスになることばかりでしたし」と記述。そして「他にも明確な原因があります。しっかりそこに向き合ってます! ただシーズン中に変えるのが難しかっただけってことです!」と説明した。
引用中日スポーツ
もう一皮むけた村上宗隆選手を、楽しみにしています。
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