ヤフーレ粘投　中村2タイムリー始めチームの投打が噛み合い連敗を止める

7月１５日　対  中日ドラゴンズ　　神宮球場にて　　カード初戦

形としては理想的な感じの試合運びで、久しぶりに投打噛み合って勝ちきれました。

まだ強いと言う感じではなく、上手く廻ったといえる内容でした。

底力で勝てると「勝ちの実感」が強いのですがまだ道のりは遠いようです。

とはいえ、８連敗中の勝利でした。

「１６連敗更新か…」など、つい弱気になっていましたが、勝利でき、ファンとしては久しぶりに気持ち穏やかに眠りにつきました。

7/15　東京ヤクルトスワローズ　対　中日ドラゴンズ

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
中日	0	0	0	0	1	0	0	0	0	1	5	0
ヤクルト	0	3	0	0	0	0	0	1	X	4	9	0

・ヤクルト本塁打   　　　なし

・中日本塁打  　　　　　なし

	勝ヤフーレ、H大西広樹、H山本大貴、S木澤尚文 – 中村悠平
	負梅津晃大、勝野昌慶 – 加藤匠馬、石橋康太

先発ヤフーレ投手。

粘りの投球をしてくれました。

キレ､制球が今一つで結構フルカウントまで粘られる連続でしたが、何とか粘り負けせずに頑張ってくれました。

大きかったのは5回です。

細川選手に2ベース、ロドリゲス選手にセカンド内野安打で無死1,3塁と、3点のリードを吐き出しそうな展開でした。

下位打線でもあって、代打の石橋選手の内野ゴロでの1失点で納めきれたことが大きかったと思います。

捉まりかけたところで粘り、大量点を許さず、6回も3凡ですんなり終わらせてヤマ場を乗り切った粘投でした。

ヤフーレ6回4安打1失点の好投　出典ヤクルト公式サイト2024/07/15

やはり先発が6回まで投げ切ると後が計算できます。

ヤフーレ投手はシーズン出だし快調で4連勝しましたが、その後勝ちに見放されていました。

しかしここで一つ勝てましたので、再スタートとしたいところです。

こうなると、現状の好調トリオで締めくくれる展開になりました。

大西ｰ山本ｰ木澤投手のリレーでした。

それぞれらしい内容でした。

大きかったのは8回。

大西投手が回跨ぎで先頭を安打で出したところで、山本大貴投手にスイッチ。

ここで2球で併殺と、相手に行きかけた流れをしっかり断ち切れました。

このような場合では、1死でも得点圏に走者を残されると形は作られます。

流れ的には悪い状況になるところでした。

併殺は最も良い形でした。

併殺に斬ったときの山本投手、いい笑顔でした。

そのあとも三振ですんなり終わらせたことで、8回裏の待ち望んだ追加点につながったと感じます。

山本投手、移籍当初は少々不安定な投球で心配したものですが、今では頼れる存在になりました。

オフで年俸（現在1500万）が大きく上がるといいですね。

僅差ゲームでは、今頼れる中継ぎ陣は大西､山本､木澤投手の3枚です。

やはり先発が2,3点リードで6回を投げきる展開に持って行かないと、勝ちは見えてきません。

打ち合いが出来れば一番いいのですが、まだ難しい状態です。

こうなると、我慢比べですね。

打線。

2回は上手くつながりました。

立ち上がりの相手投手に上手く突け込み、複数得点を挙げました。

最近はなかなか序盤に得点できず、逆に序盤に突け込まれる展開が多かっただけに、久しぶりの感じです。

なかなか調子が上がらなかった中村悠平選手の先制タイムリーが大きかった。

中村2本のタイムリーを打つ活躍　出典ヤクルト公式サイト2024/07/15

最近は好機にあと一本がなかなか出ませんでしたので、口火を切るこのタイムリーが後続を生んだと感じます。

振り返ってみます。

先頭の村上宗隆選手。

フェンス直撃の二塁打を放ってセカンドに出塁。

あと少し上がっていたらホームランだったと思われる惜しい当たりでした。

5番、オスナ選手。

センターに安打で無死1，3塁。

ここで6番中村選手がレフトへのタイムリー二塁打を打って先制します。

この1点では終わりませんでした。

山田哲人選手。

仕事をしました。

センターへのタイムリーで2－0です。

走者1，3塁で、またもや得点のチャンス。

8番濱田太貴選手がショートゴロの間に、もう1点が入って3－0となりました。

まだまだ調子が上がらない村上選手。

この日は2回に二塁打を打ち、それが得点に大きく絡みましたので、少し気持ちが楽になったのではと思います。

8回、先頭で出て四球を選び出塁しました。

中村選手の打席では盗塁を成功させます。

更に中村選手の2度目のタイムリー（センターに安打）では懸命に走ってホームに滑り込み、得点を奪いました。

村上激走でホームに滑り込む

盗塁、タイムリーで激走と頑張りを見せてくれました。

懸命さが見せられたところは大きいと思います。

まあこれ以上悪くはならないと思って、吹っ切れればいいと思います。

今日はカード2戦目（最終戦）です。

ヤクルトの先発が山野太一投手、中日は小笠原慎之介投手と発表されています。

　VS　

苦手の小笠原投手ですが、何とか食い下がって攻略して欲しいと思います。

山野投手は3月に中日と対戦し、細川選手に3ランを打たれた苦い経験があります。

それを糧として、頑張りを見せてほしいと思います。

順位	チーム	試合	勝	敗	分	勝率	ゲーム差
1		84	42	37	5	.532	0.0
2		84	44	39	1	.530	0.0
3		80	40	36	4	.526	0.5
4		85	42	38	5	.525	0.0
5		86	37	43	6	.463	5.0
6		83	33	46	4	.418	3.5