ヤクルトも契約更改中　並木大幅アップで一段登る

契約更改が始まるとオフ（ストーブリーグ）の感じがします。

昨年は2連覇でしたからアップの選手が多かったのですが、今季は5位。

ちょっと選手には辛いことが多くなりそうです。

基本査定で決めるのでしょうが、なんといっても成績となります。

実績以外の人気度…例えばグッズなどの売上、チームへの貢献要素などはあるのでしょうが、やはりメインは実績=数字となります。

最近は単純に打率、打点、勝ちといった表面的な数字以外に、貢献度を表す数字が多くありますからこの当たりが重要視もされるようです。

例えばWARもそうではないかと思います。

WAR（Wins Above Replacement）とは、セイバーメトリクスによる打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標です。

「そのポジションの代替可能選手（Replacement）に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的に推計した指標。

何人にあっても代えがたく。。。の指標ですね。

契約更改はファーム選手から始まって順次レギュラーへですが、ヤクルトは例年あまり長引かない感じです。

もっとも近年はどこの球団もレギュラー上位クラスは下交渉があるようで、あまり揉めない傾向の様です。

ただ、中日の小笠原投手は保留していますから、球団との評価の違いに納得がいかないようです。

選手の権利ですから、これはこれでと思います。

まずはファーム選手あたりから始まりましたが、このクラスですとすんなりといった感じです。

投手では故障でほぼ一年棒に振った山下投手や、育成契約の近藤投手が比率的に大きく減です。

ここはいたし方のないところですね。

近藤弘樹投手に関しては、後半ファームでしっかり投げることが出来ました。

6月29日に初登板を迎え、10月1日に終わるまで16試合に登板。

失点は9月6日の2点のみで防御率が1.13でした。

16試合で四球は１でしたので、制球力も健在と思います。

もしも春季キャンプで一軍に呼ばれるようなら、支配下が見えてくるかと思います。

野手では並木秀尊選手が比率的に大きく増です。

600万円上がって、1,500万円になりました。

1,000万円を超え、まずは1段上がりました。

出場試合数・・・2022年の14から81と前年比約6倍。

打率・・・2022年の.181を.242に伸ばしました。

足が速いので長打になることも多く、打点が０から７へと貢献しています。

活躍を見ますと妥当と思います。

来季は更なる活躍で、2,500～3,000万円は欲しいところです。

来季も期待です。

20～50万程度のアップは、企業給与でいうところの定期昇給的かとも感じます。

たとえ20万のアップでも、評価してもらったわけですから、来季奮闘して欲しいと思います。

ドラフト指名選手の契約も順次進んでいます。

ドラ1の西舘昂汰投手。

西舘昂汰選手仮契約　出典ヤクルト公式サイト

20日都内で球団と入団交渉を行い、いずれも推定で

契約金9,000万円、年俸1,600万円で仮契約を結びました。

背番号は「14」です。

また、ドラフト４の鈴木叶捕手。

鈴木叶選手仮契約　出典中日スポーツ

23日、静岡県掛川市内のホテルで入団交渉を行い、

いずれも推定で契約金3,500万円、年俸550万円で仮契約しました。

背番号は、「65」です。

12月には現役ドラフトがあります。

今季は誰になるのか ･･･太田選手あたりかもと思っています。

ヤクルト11月24日時点での契約更改情報