山田本盗成功で先制するも小川乱調で持ちこたえらえず敗戦

プロ野球・試合結果

山田本盗しアウト判定もリプレイでセーフ2023/08/05

2023.08.06

この試合も前日と同じような展開でした。

序盤ミス絡みで大量失点のあと得点は6回の1点だけ。

点差以上開きを感じる完敗に近い負けでした。

迫力のない打線、不調で粘り切れない先発、小さなものも含めての守りのミス。

特にミスはタイムリーで失点につながり、傷を大きくしました。

ということで、悪いところばかりが目立ち、勝ち目なしに見えました。

8/5　中日ドラゴンズ　対　東京ヤクルトスワローズ　試合結果

	１	２	３	４	５	６	７	８	９	R	H	E
ヤクルト	1	0	0	0	0	1	0	0	0	2	6	2
中日	1	3	0	0	0	0	0	0	X	4	7	0

・ヤクルト本塁打　無し

・中日本塁打　　　　無し

	負小川泰弘、山本大貴、大西広樹 – 中村悠平
	勝髙橋宏斗、H齋藤綱記、H勝野昌慶、H清水達也、Sマルティネス – 宇佐見真吾

村上タイムリー　出典ヤクルト公式サイト2023/08/05

先発小川泰弘投手。

ストレート威力なしで変化球頼みの乱調と、組み立てに苦労する出来でした。

序盤ミスにも足を引っ張られたこともあって、どこまで持つかの内容。

それでも何とか変化球を主体に緩急も入れて6回まで踏ん張りはしました。

少し中日打線の拙攻にも助けられたところもあったと思います。

中村捕手が悪戦苦闘の感じでした｡

打線。

15三振と全くです。

ボール球やつり球に引っ掛かり、好球は見逃すといいますか「手が出ない」状態。

全く迫力なしです。

攻めている感じがなく淡々と試合を消化の感じすらしました。

この悪循環、中軸が打たないとでしたが、サンタナ選手などは全く合わずで悪球に手を出し2三振。

止めたバットの当った球で捕手ゴロとチャンスでのショートゴロ併殺打では・・・

振りも無気力で見ている方がついイライラの状態です。

これでは相手に舐められます。

この日は山田哲人選手が1番で起用され、初回二塁打を打ちました。

山田二塁打から好走し先制を挙げる　出典ヤクルト公式サイト2023/08/05

宮本選手が犠打で送りサードに進塁します。

ここで、山田選手の技術が優った本盗を見ることが出来ました。

高橋投手のワイルドピッチの間に本塁へ滑り込んだのです。

アウトのタイミングかと思いました。

審判もアウトを宣告します。

しかし、高津監督がリプレーを要求し、判定が覆りました。

なんと、タッチのグラブをかわし、手の方が早かったのです。

山田好走しアウト判定もリプレーでセーフ2023/08/05

初回での出来事でしたので、「今日はイケるか！」と期待したのですが・・・

その裏ビシエド選手のタイムリーで、あっという間に返されてしまいました。

6回、2番起用の宮本丈選手が二塁打を打ちました。

青木選手の進塁打でサードに到達。

村上宗隆選手、左中間に痛烈な安打を打ってやっと追加点が入りました。

この日はオスナ選手の代わりに宮本丈選手が一塁を任されました。

打順は2番でしたが、期待に応えていると思います。

初回、犠打が成功して得点のチャンスメイクをしましたし、6回にも得点に繋がる二塁打でチャンスメイク。

8回には四球を選び出塁しました。

オスナ選手はコンディション不良での登録抹消ですから、最短でもあと2カードは出場できません。

またとないチャンスをもらったのですから、生かさないわけにはいません。

この試合の働きで、次回への切符を手に入れたと思います。

この試合の中で見えた朗報と思います。

今日も14時からバンテリンドームでカード最終戦が行われます。

ヤクルトの先発が小澤怜史投手、中日先発は栁裕也投手と発表されています。

最悪の2試合でしたが、次は少しは気持ちを見せてほしいところです。

小澤投手の粘投に期待したいと思います。

村上選手の最終打席は、もうひと伸びで本塁打の大飛球でした。

やっと打球が上がってきたと感じました。

このままいい角度で上がる大きな放物線を見たいものです。

プロ野球セリーグ　試合結果　2023年8月5日

中日ドラゴンズ　　　　　　　4-2　　　東京ヤクルトスワローズ	バンテリンドーム
横浜DeNAベイスターズ　　3-7　　　阪神タイガース	横浜スタジアム
広島東洋カープ　　　　　　　7-3　　　東京読売ジャイアンツ	マツダスタジアム